この記事は備忘録的な妄想です。

これは全部妄想なんだけど、rangemasterって回路通り作るとローがバッサリ切られて変なところが強調された「クォ---コォ---」みたいな音色になる。
気がする。
少なくとも俺が最初に作ったRangemasterのコピーはそんな音だった。
これは入力のコンデンサが0.005μFっていう、入力用コンデンサとしてはすげー小さい値のものを使ってるからなんだろうなと推測できる。
推測っていうか計算すれば何ヘルツとかわかるけど。めんどいので割愛。



でもYouTubeとかでビンテージのrangemaster聴く限りそんな風に聴こえなくて、ローは出てないにしても全然スカスカ感はないのよ。





まぁ最初のギブソンの音は割とコーコー鳴ってるけど…ストラトだとパキッとしてて良い音だよね。

んで、何でそんなことなるかなと思うけど、もしかしたら単純にコンデンサが劣化してて静電容量が増えてんじゃね?と思ったりする。
静電容量って2倍とか3倍になったりするんかね?普通しないと思うけど…
ビンテージのRangemasterなんて66年製とかだし、半世紀も経てば流石に値だって変わるんじゃねーのかなと思う。
どうかな?

あとANALOGMANのBeanoBoostとかもそうだけど、現行のRangemasterのコピーモデルはインプットのコンデンサをトグルスイッチで可変できるようにしてるものがあるよね。
あれよく見ると、オリジナルのRangemasterモード、より太いモード、さらに太いモードとに変えられるようになってる。
つまりやっぱりオリジナルだと音が細くなるよねってメーカーも思ってるのよねきっと。
まぁ現代の音楽に求められるギターの音色が変わってきてるからってのもあるんだろうけど。


そんなかんじだから、自作するときはANALOGMANみたいにインプットコンデンサを可変できるようにしたらいいわね。
ANALOGMANの写真見たら、結構個体によって仕様が違うみたいだけど、1回路のON-OFF-ONスイッチとコンデンサ2つだけでTreble・Middle・Bass切り替えられるようになってるのもあったりしてはぇ〜って感心するわね。


おわり