おれはあまり服飾にこだわりのない人間だと自負しているのだが(好みはあるよ)、数少ない好きなブランドにStussyがある。Stussyと言えばストリート系というか、いわゆるB系なファッションの代名詞だと思っているのだけど、おれは実はそういうのが好きなのである。ただまぁ完全にそのノリでいくと似合わないのはわかりきっていることなので、Stussyのなかでも比較的オトナシメな服を選んで着たりしているわけだ。

数年前、そんなStussyでスニーカーを買った。コンバースとのコラボで、気に入って夏の間はずーーっとそればっかり履いたりしていたのだけど、最近は雨が降るとすぐにしみてしまうようになった。防水スプレーをしてみても全然効果ない。というかなんなら水たまり踏んだだけでビシャビシャになる始末。これはどういうことだ?と靴をひっくり返してあらビックリ。






完全に穴空いてんのね。真ん中とかかとに。要するに中敷きの下は布一枚で地面と接してたことになる。江戸時代の人だってもう少しマシなもの履いてたんじゃないだろうか。

まぁというわけで靴を新調したんだけど。



真ん中がStussyの穴空いたやつで、両サイドのコンバースが買ったやつ。右のはスエード生地で防水対策もバッチリ。これで一件落着。

と言いたいところだが、じゃあおれのお気に入りのStussyはもうゴミ箱行きかい…?それはあんまりにも寂しいじゃないの奥さん。というわけで、ビンボー魂と浅知恵が働いた結果、「靴の穴を塞げばええねん!」という幼稚園児並みの解決策を実行に移しちゃうことにした。

まず、そもそも靴の補修ってどうやるの?とGoogle先生に聞いたところ、こんな便利グッズが世の中にはあるそうで。

靴補修剤、スポーツグー。要するに塗って乾けばゴムみたいに固まるからこりゃいいぜ!的な商品である。なんと素晴らしいものが世の中にはあるのか。

というわけでパッと買ってパッと三度塗りしてみました。1日で乾くから3日で終わった。それがこちら。




いかんせん剤が透明なもんだから、かかとはともかく、真ん中の穴は完全に「穴空いてます」丸出し状態。とりあえず水たまりを踏んで水が入って来なければ良しとしようじゃないの奥さん。

一応、靴の内側(中敷きの下)にも2回塗ってみたんだけど、履いてみたら普通に歩けました。まぁ靴底よりは耐久性が高いとは思えないので、すり減るたびに塗ってを繰り返しながら履いていくことになりそうですわね。

ていうか今思ったんだけど、靴底がすり減って無くなるまで1点集中で圧がかかってるおれの歩き方に問題がある気がしてきたんだけど。普通靴底に穴なんて開かないよね?こういうのって何科の先生に聞けばいいの?整体とかですかね…?


おわり