伊達マスクについて
(ささっと書いてしまったので、この記事は後で推敲し直す予定です。)風邪でも花粉症でもないのに、マスクをつけることを伊達マスクと言うらしい。最近伊達マスクをする人が増えているという。ネットで見たいろいろな記事の情報をまとめると、伊達マスクをする人の一般的な理由は大体こんな感じ。・話したくない知り合いに会った時に気づかれにくくできる。・化粧をせずに外出しやすい。・剃っていない髭が隠せる。・口臭が気になるときに口元を隠せる。・人と話しやすくなる気がする。かくいう僕も伊達マスク愛好家だ・・・。(たぶん5、6年くらい続けてる)そして、上に挙げた一般的な伊達マスク着用理由のほとんどに当てはまる。朝、時間がないときにひげを剃る時間を短縮できるのはすごく大きいし、飲み会の次の日は口のにおいが気になる。僕は人に強く主張するのが苦手だけど、マスクをつけているとなんとなく主張しやすい。話したくない知り合いに会ったときに気づかれにくくしたい。マスク愛好者である僕の分析だと、マスクをつけることで匿名性が上がって、それに安心しているんだと思う。(いくつかのネットの記事では若者がネット社会に慣れ過ぎたことに言及していた。)伊達マスクをすることで、自分の顔だけでなく内面も隠したいという気持ちがあるのかもしれない。また、長く伊達マスクをつけていると、マスクをつけているときとつけていないときで話し方や性格が少し違うように思える。そうすると、マスクをつけているときの自分は本来の自分ではないような気がして、自分が自分でないなら人から反論されても傷つかない気がする。ただ、伊達マスクによる弊害は結構ある。自分が感じるものを下に挙げる。一つは表情筋が衰えること。会話をするときに表情を作らなくてよくなるのでこうなる。もう一つは、相手が自分を信頼する気持ちが薄れてしまうこと。これは完全に自論だけど、人は、マスクをつけている人に対して親近感が沸きにくいと思う。自分の情報をさらけ出す人と、そうでない人では前者の方が親近感が沸きやすい。自己開示をすることで相手の防御を緩める、というコミュニケーション術もある。心理学用語で「自己開示の返報性」というものがある。会話をしている相手が自分の弱みだったり他人にいいにくいことを言ったりすると、自分も相手に合わせて弱みやいいにくいことが言いやすくなることだ。これも相手が情報を開示することで自分も心を許してしまうことを示している。マスクをつけることで相手へ開示する情報は減る。顔は見えないし、表情も読み取りにくい。相手は自分の感情を受け取りづらくなる。伊達マスク愛好家たちの主な目的は、これらの影響を利用して自分を隠すことにあるのかもしれない。伊達マスクをつけることで人との円滑なコミュニケーションに多少のハードルを作ってしまっている気がする。相手に信用してもらうにはある程度勇気を出して自分をさらけ出さなくてはいけない。マスクをつけることで自分を隠せていることに安心して、積極的に自己主張ができるのかもしれないけれど、本質的な人とのふれあいは遠ざかってしまうと思う。自分を表に出す力を鍛えなければいけないなと思う。