がんになってしまった方に対して
それを知った周りの人は
戸惑ったことがあるのではないかと思います。
私もその１人でした。
今回は実際にがんにかかってみて
言われてうれしかったこと、
励まされたことを
書きたいと思います。
あくまでも私個人の意見です。
参考までに。
できることあったら言ってね！
若いから大丈夫！
emaなら乗り越えられるし、きっと
よくなると思う。
買い物とか、食べたいものはある？
持っていくよ~
(脱毛した時)抗がん剤がきいている
証拠だね。
気丈にしてて、えらいね。
友達もね、治療してたけど
今元気でやっているよ~
思ったより元気そうでほっとした。
病院の送り迎え行こうか？
ウィッグ違和感ないね。
病気のことは自分にしかわからないの
だから、辛いことは我慢しないで
言ったほうがいいよ~
などなど…
気を遣って言ってくれたこともあるかと
思いますがすごくありがたかったし、
闘病生活の原動力にもなりました。
反対に知人とか、有名な方とかが
がんになって亡くなった話とか
聞かされたときは困りました💦
多分悪意はなくて、
心配のあまり、ぽろっと口から
でてしまうんだと思うのですが
どう返答したらよいかわからないです💦
がんにはいろいろなタイプがあり
同じがんでも
進行の仕方、治療もそれぞれ違うので
一緒にひっくるめてしまうのは
避けたほうがよいかなぁと思います。
ネットなどでがんのことを調べると
いいことはほとんど書いていません。
生存率が何％とか、何割が再発するとか。
そんなことは、知りたくないんです。
主治医から聞かされることだけでも
かなり心労を受けますから。
がんが治ったとか、書いてあるサイトは
健康食品の宣伝、誘導だったり…
閲覧してもらうために悲壮感満載で
過剰に書いてあったり
がん患者にとって有益な情報は
本当に少ない。
いい情報をも怪しんでみてしまう。
がんにかかった人は
みんな治りたくて、よくなりたくて、
何かいい情報はないかと
探して必死なのに…
誰のための情報なんだ！
と思います。
なので、身近でのよくなったとか
どの温泉がよいとか、
ウィッグはどのメーカーがいいとか。
いい情報はたくさん教えてほしいです！
あと、驚いたのが
自分ががんだとカミングアウトしたことで
ご家族の方や近い人ががんにかかっていた
ことを教えてもらったりすることが
よくありました。
知らなかっただけでがんで闘病している
人がたくさんいること、
みんななかなか言えずに
自分の中でかかえてしまって
大変なんだなとも思いました。
その中で
闘病の体験談や、貴重な情報、家族の心情
などを教えてもらったのは本当に
ありがたかったです。
42に続く