ALS発症 一部を発見!! | こんな感じ。

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ALS仲間の方から教えていただいた本日の新潟日報の記事です♪


ALS発症、一部を発見
新大脳研

 新潟大学脳研究所(新潟市中央区)の研究グループは20日までに、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を発症するメカニズムの一部を解明したと発表した。研究成果がこのほど、英国の科学雑誌オンライン版に掲載された。ALSの根本的な治療法の確立につながることが期待される。

 ALSは運動神経細胞が少なくなるため発症するが、その原因や治療法は解明されていない。研究グループはALSに似て運動機能が損なわれる子どもの神経難病「脊髄性筋萎縮症(SMA)」に注目。

 SMAについては、運動神経細胞の核内にあり、タンパク質を主要成分とする物質「GEM小体」が減少すると細胞内の「RNA(リボ核酸)」の一種ができなくなる発症メカニズムが分かっているが、このメカニズムがALSにも共通することを解明した。

 また、ALSでは「TDP―43」という物質が減るとGEM小体も連動して減ることを突き止めた。

 教授によると、SMAも治療法は確立されていないがALSよりも研究が進んでいる。今回の発見で両難病の共通点が見えたことから、ALS治療が飛躍的に向上する可能性があるという。

 県難病相談支援センター長は「一端でもメカニズムが分かったことは、患者が待ちに待っていた大きな成果。根本的な治療法の確立へ向け、これからの研究にも期待がかかる」と喜ぶ。

 約5年をかけた研究では、脳研究所に献体されたALS患者らの組織約50例が活用された。教授は「メカニズムの解明ができたのは、亡くなった患者や家族が研究を理解し、協力してくれたおかげ。感謝したい」と話している。研究グループは今後、ALSの原因究明に向けてTDP―43の減少を防ぐ研究などに取り組む予定だ。

【社会】  

2013/06/20 08:43


もうちょっと!!であると信じたいです♪