通常乗れない秘密(業務用)のエレベーターで
降りてゆく。
手術室の入口で病棟看護師から手術室看護師にバトンタッチ。
いくつかのいろんな手術室&手術台を
通過しながら一番奥へ。
海外の医療ドラマでみたような装置や
緊迫した空気とか
きっとあったはず
ななこの好奇心をくすぐる
いろいろがあったはず。
裸眼&散瞳で
またもや何も見えないよ(T_T)
眼を凝らしてキョロキョロしてるうちに
青い布が被った手術台に到着。
ここは徒歩ですw
そしてここで
担当医は執刀医ではなくサブだと知る。
和風美人は第1助手といったところ(第2いないけどね)
執刀医のセンセが
マスクしてるけどそれでもわかるくらい
美人でキレモノな感じ
もぉまさに doctorX(≧∇≦)
「私、失敗しないので」って言いそう
(観たことないけど)
意味不明な安心感あり。
点滴いれて
心電図貼って
酸素飽和度のクリップを指に挟む。
ドキドキしてきたぁ
ふたたび散瞳して
左眼に消毒。
「じゃ、麻酔打つねー」
・・・アレ?点眼麻酔は?イメトレと違う(゚ロ゚;)
「センセー点眼しないの?」
「じゃ、するかー」
ひぃーー
アブねー
心乱れたー
リラックス
リラックス
点眼麻酔してもらい
いよいよ局所麻酔
下まぶたのあたりに
細くて長い針がぁーー
ブツン
痛いのは覚悟してたけど
ズーーーンという鈍い痛みが眼窩を走ります。
多分3箇所くらいに分けて打ったような。
でも我慢できます(右手でギュッと椅子を掴むッ)
ほんと痛いのはココだけでした。
あとはまな板のうえの鯉
もーセンセ
たーーんと学んで下さいまし。
左眼の所だけ抜けた青い覆布をかけられて
瞬きできないよう固定され
まずは水晶体再建。
黒目の横を少し切って長年使った水晶体を
きゅいーーんって吸引、
明かりはわかるけどほぼ見えなくなります。
その後、人工レンズに置換します。
doctorXが担当のセンセに手取り足取りしながら
手術が進みます。
教え方が丁寧でちっとも嫌な感じや不安がなかったな。
ここまで
あっちゅーまです。
「ななこさーん、ここから眼の中いきますよー。頑張りましょうねー」
白目に3本の針みたいのが刺さるのは
事前に勉強したので怖くなかった
1本目は取り出す硝子体とそれに代わる同量の液体用の管
2本目は眼内を照らすライト
3本目がカッター
のようです。
麻酔で痛みはないけど
ゴソゴソ感とギュウギュウ感はあります。
見えるものは
物凄い明るさと漂う水面
まるで南の国の朝日のようだー
1本目が見えます。
ププッ
アイプチの棒みたいな形w
海に浮いてるゴミみたいなものが
グングン吸い込まれていくのが見えます。
きっと飛蚊症の元に違いないと思いました。
ほとんど取れる頃に真っ暗になり
少し不安ですが
液体と置換されるとまた水面が見えてきます。
硝子体が無くなった網膜に
レーザーが打たれますが痛くないです。
外来で打ったレーザーとは少し音が違いました。
レーザーが終わり裂孔や剥離を塞いだら
液体を空気に置換して終わるのですが
空気の置換は全く体感出来なかったです。
無事終了ヽ(´ー`)ノ
ホッとしている間に何箇所か縫合。
固定器具が外れたときは
凄くやり切ったがありました。
(寝てただけなのにねw)
顔のまわりをキレイにしてもらい
車椅子に徒歩で乗ります。
先生方に御礼をいって出る余裕がありました。
部屋に戻ると20時過ぎてた
しかも夕食があり
まさかの術後速攻でゴハンΣ(゚ロ゚;)
そして、うつ伏せ体制スタート。
夕食はもちろんいただきました。
とりあえずうつ伏せで就寝。
zzz
って!ひとっつも寝れない
傷が痛い!とかじゃなく
首!肩!
その日は寝るのを諦めました。