アーティゾン美術館へ「マリー・ローランサン - 時代をうつす眼 - 展」を観に出かけた。
長らく建替工事で休館中だったのは知っていたが、その後もしばらく足を運んでいなかった間に、ブリヂストン美術館は、すっかり新しい姿に生まれ変わっていた。
広々とした開放感ある展示室が何とも気持ちいい。
小さく区切られた以前のブリヂストン美術館の面影はどこにもなかった。
企画展のマリー・ローランサンの作品も見応えがあったが、そこに織り交ぜられた同時代の画家たちの秀作も良いエッセンスになって、とても楽しく鑑賞できた。
石橋財団コレクション選は、久しぶりに対面した作品も多く、懐かしく鑑賞できた一方で、新しく収蔵されたヴァシリー・カンディンスキー《3本の菩提樹》、モーリス・ド・ヴラマンク《色彩のシンフォニー(花)》、パウル・クレー《双子》も、とても良かった。
昨年6月22日に102歳で逝去された野見山暁治さんの作品を、まとまった形で拝見できたのも大収穫だった。
年齢を重ねる毎に作品が洗練され、若々しくなっているのだ。
なんてステキなんだろう。
以前、神奈川県立近代術館葉山で拝聴した講演会でのお姿を、懐かしく思い出した。
あれから、もう9年も経っていたのか。
