2018年11月6日(火)

 

かつては己高山の山頂近くに大伽藍があったという鶏足寺。

今は、その別院だった飯福寺を鶏足寺と呼び、本尊の十一面観音立像は、麓の与志漏神社境内にある己高閣に納められている。

案内所で拝観料を支払い、年配の里人に己高閣と世代閣を案内してもらった。

この時、案内人からツクバネの黒い実を記念にいただく。

 

鶏足寺の十一面観音立像は、石道寺のものと同じく檜一木彫で、身長もちょうど同じくらいだった。

右足の親指をちょこんと上げているところも石道寺の十一面観音立像同様。

彩色はほとんど落ち、それがかえって素朴な雰囲気を醸し出し魅力になっているように感じた。

 

己高閣は、己高山諸寺に祀られていた仏像などの文化財収蔵庫なので、お堂の中の厨子に納められているような趣は残念ながら感じられないが、側面や背後からも拝見することができたのは、ありがたかった。