2018年10月25日(木)

国立能楽堂

狂言《枕物狂》(大蔵流)
シテ(祖父):茂山千作
アド(孫):茂山茂、茂山逸平

アド(乙御前):茂山千三郎

笛:杉市和

小鼓:林吉兵衛

大鼓:佃良太郎

太鼓:吉谷潔

地謡:茂山童司、茂山七五三、茂山宗彦、松本薫

 

能《竹生島》女体(喜多流)
前シテ(漁翁)後シテ(弁財天):香川靖嗣

前ツレ(女):内田成信

後ツレ(龍神)友枝雄人
ワキ(臣下):殿田謙吉
ワキツレ(従者):大日方寛、御厨誠吾

アイ(末社の神):茂山千五郎
笛:杉市和
小鼓:林吉兵衛
大鼓:國川純

太鼓:吉谷潔
後見:塩津哲生、中村邦生
地謡:大島輝久、長島茂、金子敬一郎、粟谷能夫、狩野了一、友枝昭世、友枝真也、粟谷明生

 

竹生島は以前から観たかった曲。やっと念願が叶った。

今回の上演は女体。前シテの老人が変身して後シテの弁財天になる。

前ツレの女が弁財天になるのかと思っていたら、そうでないところが女体の演出なのだ。

 

あんな狭いところで装束をすっかり変えるのは大変なことだろう。

それにしても、弁財天の美しさには目を見張った。

白地に金糸の織り込まれた舞衣は、袂の幅がゆったりと美しい。

緋色の大口とのコントラストが眩しく、ヒラヒラと動く金の冠や鮮やかな扇も良く調和して、とても神々しい舞だった。

龍神は、弁財天とは対照的な黒い装束と龍戴で登場。勇ましい動きが、とてもカッコよかった。

 

お囃子の大鼓を、途中で取り替えていたが何故なのか分らなかった。

 

前シテ 三光尉(さんこうじょう)

後シテ 増(ぞう)

前ツレ 小面(こおもて)

後ツレ 黒髭(くろひげ)

 

狂言も、恋をした爺さまが可愛かった。よたよたとした動きが見事だった。

お囃子と地謡が入る狂言も良いものだ。