夜中のスーパーのバイト
8年働かせてもらった。
この時間の中
一つの試練があった。
じぃじは
20年前に(子どもたちが産まれる前)
肺がんで片肺切除
胃がんで胃全摘
だから
「余命幾ばくもない!」が口癖
20年も生きていれば充分
子どもたちが産まれてから
口癖も言わなくなった。
だから安心してた。
この痩せ方はヤバい!
無理矢理病院に連れて行った。
喉頭がん
話せるまま
だけど
余命短め
話せなくなる
だけど
少し余命長め
選択しなきゃならなかった
私は、話せるじぃじでいて欲しかった。
余命は、いくらでも変えられる。
だって20年も生きて来たじゃない!
じぃじが出した答え
声は捨てる
命を少しでも長くする。
手術することになった。
私の勤めていたスーパーから
入院する病院は、すぐ目の前
勤務中に何かあっても、大丈夫。
すぐ急行出来る。
昼間の病院に
面会も出来る。
やらなきゃいけない事
全部出来て、働けるところ
いまの夜中のスーパーしかない。
ますます
睡眠時間がなくなって
ますます
旦那くんとは、話す時間も
気力もなくなって
子育てと
仕事と
がん患者の家族
ただただ
一生懸命だった。
このあと、もうひと山
来ることも知らずに