笑う警官 | Listening is Believing

Listening is Believing

RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記

Listening is Believing-笑う警官

His Mater VoiceのF士さんから勧められた一冊。

佐々木 譲「笑う警官」

複雑に絡み合うしがらみや展開をきちんと把握するために
4日ほどかけてじっくりと読了しました。


警察業界では、
警官が体制内の事実を公表することを「笑う(うたう)」という。

「笑う(うたう)」ことは暗黙の了解で"絶対的タブー"となっており、
それが昨今の政治や企業でも見られる汚染の土壌=隠蔽体質を創り出している。

しかし、そんな腐った体制を公表することによって変えようとすべく、
過去の同僚が「笑う(うたう)」ことを決心。

主人公はその同僚を死ぬ気で守る決意をする。


敏腕刑事達によって、次々と暴かれていく驚愕の真実。

その真実は刑事達による当初の想像を遥かに凌駕する
驚くほど深く汚く大きなものであった...


警察内における本庁と所轄の役割や刑事の動き、捜査の流れなど
警察内部や業務に関することが、面白く分かりやすく書かれています。


今年の11月14日には松雪泰子さんや宮迫博之さんが出演のもと、
映画化も決定。
大きな話題になりそうですね。

興味のある方は是非、読んでみて下さい!!


One for UTAU, UTAU for One...