
土曜日は渋谷SECO BARへ行ってきました。
SECO BARは今の場所に移ってから初めて行ったのですが、300人ぐらいのちょうど良いキャパシティー、女の子が気に入りそうなきれいで派手な内装、しかも渋谷駅から近いということで、すごく心地の良いクラブでした。
パーティーではFUNK/JAZZ系のインストバンドがライブをやっていました。初めはインストということもあってお客さんも傍観している感じだったのですが、途中から急に魂と熱気のこもった演奏が始まると、お客さんも徐々に心を掴まれていき、最終的にはフロアをロックしていました。
やはりバンドのライブというのはいつ見ても良いものですね。
完全に自分の世界に入ってしまい、とにかく演奏だけに集中する人もいれば、全体を見回しながら全員と無理にでもアイコンタクトを取り一体感を味わおうとする人、激しいアクションをしながらずっとある人を見続けるもその人に視線を感じてもらえず、ハニカミながら何も無かったかのようにふるまう人など、視線における「フッたりフラれたりフラれたりフッたり」のドラマが展開されていて、それを見ているだけでも微笑ましくて面白かったです。そういった意味でも最後に全員の視線と思いが一つに集中し、全楽器のヴァイブが融合した時のパワーは凄かったですね。
人は一生懸命な姿に惹かれ、賛辞を送り、受けた感銘の代償としてお金を払います。
世の中においてデジタル化が進み、人と人との触れ合いがどんなに減ろうとも、この図式だけは未来永劫、永遠不変の摂理のように思います。
ちなみに途中、フロアで佇んでいたら、きれいなお姉さんがお皿に載せたゼリーを勧めてきてくれたので、「ありがとう!」と大きな声でもらい、チュルッと口の中に入れたら...なんとそのゼリーには結構強めのお酒がインクルーディング!!しかもその一番濃い~一片が「のど◯んこ」にライブオンダイレクトしてしまい、むせて死にそうになりました。
「美しいものにはトゲがある」を身を以て体験しました。
ハムカツパンに続いてゼリーもトラウマになりそうです。