3/31をもって、
三年来、通い続けてきたジムが閉館する運びとなりました。
三ヶ月前から分かってはいたものの
いざ、そうなってみると、やはり寂しいもので...
社会に出てからというもの、
仕事以外で同じ場所に通い続けるという習慣がめっきり無くなったので
その少しだけのおっくうさも含めて、ジムは学生時代の学校や塾などとほとんど同じでした。
仕事の合間に行っているので、
やることをやったらすぐに会社に戻れるために
あえてジムではあまり知人を作らず、いつも一人で黙々とやっていました。
しかし、最後となった日、
自分は一方的に顔を知りつつも、一度も話したことのない
一人のスタッふう~が不意に近寄って来て、こう話しかけてきました。
「次のジムはお決まりになりましたか?
この度はこんなことになってしまい、本当に申し訳ありません。
いつも長袖長ズボンで汗だくで無心に頑張られているので、
声をかけるかどうか迷ったのですが、
次がお決まりになったかどうか、どうしても心配だったので、
話しかけてしまいました。」
自分という存在を気にかけてくれた嬉しさ
ジムが本当に終わってしまう悲しさ
こちらからコミュニケーションの扉を閉ざしてしまっていた気恥ずかしさ
様々な感情が一瞬でこみ上げてきました。
ただ、一つ。
このジムに通って良かったと心から思えました。
次のジムでは、気張らずに
もう少し気楽にやっていこうと思ってます。