
今日、ある一冊の本が届きました。
自分が学生時代に所属していたゼミが発行している「軌跡」という本です。
自分は学生時代、ヨーロッパの政治と歴史について勉強する「杉本ゼミナール」というゼミに所属していたのですが、それまでラグビーとスノボーとラップだけにしか興味が無かった自分に初めて勉強の大切さと人との調和を教えてくれたのがこのゼミでした。先生の杉本先生は自分にとってChuck Dと同じぐらい大きな存在で、出会いや考え方など生きる上で必要なほとんどのことをここで学んだまさに人生の分岐点です。リバイアスで一緒に働いているマルスとも大学で出会いました。僕の人生に大学時代が無かったとしたら、今の自分は2枚使いでペラッペラッになったKid Capriの"Pump me up"のヴァイナルよりも薄っぺらい、ただのヒト科ホモサピエンスです。
卒業時に書く論文、いわゆる卒論でゼミの専攻が「ヨーロッパの政治/歴史」だったにもかかわらず、わがままを言って「アメリカの差別問題と公民権運動」を取り上げ、しかも「差別問題をラップという手法で音楽へと昇華させ、人々へ訴えているPlublic Enemyこそが、今後の差別問題における大ききな光明だ!」なんていう無茶な結論を主張していた、今考えるとあり得ない自分を受け入れてくれた「杉本ゼミナール」。
先生を初め、学び舎でともに勉学に励んだ仲間達とは末永くKeep in touchしていきたいと思っています。