Where is リビア? #2 -3ページ目

Where is リビア? #2

中東北アフリカのこと、
日本と人たちともっと分かち合いたい。
NorthAfrica/MiddleEast/Travel/News/Fashion

 

みなさまこんにちはニコ

(もはや久々ですね、みたいな

挨拶はやめますね😂)

生きてます。Minoriです🌻

 

さて、本日はリビアのニュースを

取り上げてみたいと思います☺️

 

最近、報道で北朝鮮の非核化を巡り、

「リビア方式」という言葉が

聞かれるようになっていますね💡

 

しかし、実際リビアがどんな国で、

今どのような状況にあるのかが

なかなか知られる機会がないと思うので

今回、僭越ながら少しご紹介を

したいなあと思う所存です😸

 

 

🐪🌅🌴

 

 

📝要旨

【リビア女子、がんばってる!】

☞リビアの女子サッカー選手が

奮闘している様子が、AFPの報道により

取り上げられていました⚽️

 

【厳しい環境のなかで】

☞選手たちの置かれた環境は

サッカーのやりやすいものであるとは

到底言うことができません。

→リビアの情勢はさることながら、

選手の挑戦を難しくしているポイント

3つご紹介いたします👇

 

1. 世間の目が優しくない😢

☞ある選手曰く、これはリビアだけでなく

ムスリムの家父長的な国に共通すること、

とのことですが、

女子がスポーツをプレーすることに

批判的な視線が向けられることが

少なくないそう。

 

☞女性は家にいるべき、肌を露出するな、

といった批判に対して、

常に選手は向き合わないといけないそう。

→ある選手はそうした批判にもめげず、

わたしたちはスポーツへの愛をもって

抵抗しています

わたしたちは社会の姿勢を

変えようとしています

という意気込みを語っていました🙋

 

2. 選手を育てる環境が厳しい👎

☞現状、女子サッカーリーグが

国内にある訳でもなく、

学校の中でサッカーが優秀な女子生徒が

代表チームに選ばれる、という

方法がとられているそう💡

→国外に拠点を置いている選手も

いるとはいえ、国内練習では

試合前なのに10人しか集まらない…

みたいなこともあったようです。

 

☞また、情勢不安に伴い、FIFAは

リビア国内で国際試合をすることを

禁止しています🙅

→国際試合のホームゲームが

エジプトの首都カイロで行われています。

 

☞さらに、下に載せた動画では

練習の様子を見ることができますが、

芝生めちゃ草生えてる🌿

練習環境自体もまだまだ改善の

余地がありそうな感じですね…

 

3. 家族が厳しい😤

☞優秀な選手がいたとしても、

海外遠征などに家族が賛同してくれるかは

また別のお話みたいです。

→承諾があっても、遠征には

家族の同伴がマスト! ということも。

 

 

💭背景

【リビア、今どうなってる?!】

すみません、

わたしにもよくわかりません😳

 

が、ここでとりあえず超超簡単に

状況を説明してみるとすれば、

現在のリビアはさながら戦国時代

 

✔︎東のハフタル将軍率いるトブルク政府

(名前が極悪人ぽいって思ってるなんて言えない)

✔︎西のトリポリ政府

を筆頭に、

✔︎中央海沿いのダーイシュ(=ISIS)

✔︎その他まあいろいろな武装組織

などが、武力に訴えることも辞さずに

自分たちの正統性を主張し合っていて、

ただただ大混乱😵

 

2015年以降、国連主導により

統一政府が樹立されたものの、

みんなの同意が得られず、

この試みは全くうまくいっていません💔

 

また、そうした混乱のなかで、

多くの武力衝突やテロ事件により

罪のない市民が犠牲になってきたり、

サハラ以南から地中海を渡ろうと試みる

難民が劣悪な状況に置かれたりと、

国内は非常に苦しい状況にあります😢

 

このような環境に置かれていても、

私たちにとっての「当たり前」を

生きようと試みる人たちとして、

今回この記事で取り上げているような

選手たちがいます。

 

 

💡ちなみに

【過去にも辛い思いをしている】

☞2013年には当局のスポーツ担当が

(日本の文科省のようなものですね)

ドイツで行われた、中東北アフリカの国々が

一堂に会する女子サッカーの大会への

リビア代表の出場を禁止した、

ということもありました😫

 

☞当局はラマダンに重なることを

理由としており、

女性がサッカーをすることに反対では

ないという声明を出していたものの、

他のムスリムの国々の選手は出場するなど

これが本当にフェアなのか?

という疑問の声が選手などから出ました。

 

☞また、当時はダーイシュ(=ISIS)が

リビア国内で猛威を振るっていた時期。

→いわゆる「過激主義」の人たちにとって

女性がスポーツをすることは言語道断。

選手たちは拠点を頻繁に変えたり、

武装した警備員を雇って、

隠れて練習しなければならなかったそう。

 

 

☞そうした辛い環境を乗り越え、

先日エチオピア代表と戦ったリビア代表。

→結果は2試合行って0-8, 0-7と

勝利することはできませんでしたが、

それでも試合ができたことだけで、

大きな一歩でした👣

 

 

🤔考えてみよう

【本当にイスラムは女性蔑視ということ?】

筆者が住んでいた当時のリビアでも、

確かに男女グループで遊ぶとか、

結婚していないカップルが一緒にいる、

みたいな光景はほとんど目にしませんでした🙅

 

(2010年のリビアのおしゃれカフェの写真)

(ポイントは奥のお兄さんのカメラ目線)

 

しかしこれを見て、安易に

やっぱりイスラムは

女性蔑視の宗教なんだ!😡

と言ってしまっていいのでしょうか?✋

 

もちろん「イスラム」の名のもと、

女性の人権が抑圧されていることが

全くないということはなく、

そんな人たちを擁護したいわけでは

筆者はありません✋

 

でも、例えば選手に向けられていた

「女性は家にいるべき」

という批判。

どこかで聞いたことありませんか?

 

わたし自身、自分がもしかしたら

「女性」だからこんな扱いを受けるのかな

こんなことを言われるのかな、て

思う時は、日本でも少なくありません。

 

自分がリビアでは「外人」だったから、

ということはあるかもしれませんが、

リビアだから日本だから、という違いも

個人的にはあまり感じていません。

 

女性蔑視は「イスラムだから」なのか?

今一度、ぜひみなさまと

一緒に考えていきたいと思います☺️

 

 

【「リビアの人たち」って誰だっけ?】

ともあれ、個人的には

リビアの友人たちを見ていても、

とりわけ若い人たちの価値観は

変わってきているような印象を受けます👀

 

また、こうしてサッカーを

プレーすることができるということは、

大きな励ましなのかもしれません。

 

他方、多くの若い人たち、

未来の社会づくりを担うはずの人たちが、

希望を持つことが難しかったり、

一部の人たちは武器を取っているのが、

今のリビアの現状です😢

 

例えば、若い世代が自分たちの

新しい価値観を、時代を生み出し、

たまに他の世代と衝突しながらも、

「社会」を作っていく。

 

リーダーや武装勢力だけが

注目されるのではなく、

人びとが主役となれる社会づくり。

どの時代にもあった「当たり前の営み」が

リビアでもまた続いていくことを

筆者は願ってやみません。

 

 

💬ソース

✔︎The Guardian: "Libya's women's football team banned from major tournament"

✔︎AFP: 「リビアの女子サッカー代表チーム、ピッチの内外で奮闘

✔︎YouTube: "Libya's women footballers struggle on and off pitch"

 

 

🐪🌅🌴

 

今回も最後までお読み頂き

ありがとうございました🙈

 

いつかリビアの人たちと一緒に

サッカーができる日が来るといいなあ⚽️

(ちなみに筆者は元女子サッカー部)

という、ささやかな希望及び喜び、

そしてそれに伴う葛藤を

今日はみなさまに

シェアさせていただきました💗

 

もし なるほど! 勉強になった!

と思って頂けましたら、

ぜひいいね👍やコメント💬を

していただければ嬉しいです😻

新たな発見をお友達や家族に話したり、

SNSでの共有もぜひお願い致します☺︎

 

ではでは、

マアッサラーマ👋

(アラビア語でさようならの意)

________________________________

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Email: mirino.libyanlife2@gmail.com

Also read: Where is リビア?

 

Minori :)

 

みなさまこんにちはニコ

久しぶりすぎて

大変焦っております☺️

Minoriです🌻

 

最近、毎日めまぐるしい量の

中東や北アフリカからの報道が

我々のもとにも届きますね…

筆者も、もはや何から手を

つければいいのかわからず、

ずっとブログ放置しておりました🙇

 

しかし! この間勉強して、

筆者の理解が少しだけ

進んだ気がしているので、

この年末年始は、一年間で学んだことを

整理して記事にしようと思います🙋

 

今日はその第1弾! 題して!

シリアにとっての2017年

とはいえ、いきなり2017年のことを

振り返るのも難しかったので、

今回はまず、今日に至るまでの

シリア内戦の背景を

改めて見てみようと思います✍🏻

 

 

🐪🌅🌴

 

 

💭背景

【シリア内戦の登場人物】

2011年の政府への抗議運動から

7年近く続くシリアの混乱…

 

それを読み解くために、まずは

2017年12月現在のシリアを巡る

登場人物たちの関係性を

相関図にしてみました👇

*この他にも国連やフランスなど

たくさんの人たちの関与があります。

 

超複雑じゃないですか?!

そうなんです、複雑なんです。

 

これが、シリア内戦が長ーい間

解決しない理由の一つです。

みんなが合意できないと

問題が解決しないんです…

 

では、たくさんの登場人物が

ここまでごちゃごちゃに絡み合うに

至った経緯はというと。

⬇︎

 

【どうしてこうなった?!】

シリア内戦の展開を抑えるための

2016年までのターニングポイントを

いくつかリストアップしました👇

⚠️全部書くと本になってしまうので!

色々抜け落ちている情報が

あるのはお許しくださいませ…🙏

 

☞シリアは独裁だったけど…

1944年、国際的に独立が認められたシリア。

フランスの植民地支配の影響で

マイノリティーであるアラウィー派

(シーア派系)が支配階級となり、

マジョリティーのスンニ派が

支配されるという構図がずっと

今日まで維持されてきました。

 

父ハーフェズの後継者として

現在の「大統領」バッシャール・アサドは

2000年からその座に就いています。

 

国内では街中に秘密警察がいたり、

戒厳令がずーーっと出ていたり、

独裁政治が続いていました😥

 

その一方、シリアはこの地域の中でも

とても平和だったり

美しい場所もたくさんあったりと

(人々の体感はわからないのですが)

ただただ抑圧されている👿という

状態とは少し違ったみたいです💡

 

(政府の悪口を言わなければ平和な日常が

過ごせていたと思われるシリアの感覚は、

筆者の住んでいたリビアとよく似ており、

イメージが個人的にできたりする💭)

 

☞はじめは平和的なデモでした✊

シリアが内戦になった理由として

2010年のチュニジアの

反政府運動に端をなす、一連の

いわゆる「アラブの春」の波及が

よく挙げられるところだと思います💡

 

そこで今回はここに二つほど

留意事項を付け加えておきます🙆

 

一つ目は、

最初は平和的なデモだった

ということ。

報道や本を見る限りだと、はじめは

市民は暴力的だったわけではなく

政府側も改憲や大臣交代等の

改革案を出していました。

 

ところがデモを抑える治安部隊が

すぐに市民に発砲するようになり、

そこからついには反政府側も武器を取り、

内戦の様相に至りました😵

(カタールなどからの武器貸与が

あると言われています。)

 

また、二つ目はこの内戦が

資源争いの側面を

持っていたということ。

資源といっても、石油ではなくです💧

 

シリアは主な産業が農業である一方

永続的に農地になりうるのは

国土のたった10%だけ。

そして2006年から2011年は特に

砂嵐による干ばつが酷かったようです。

 

内戦前には失業した農家がとても多く

水や食糧、土地、仕事に恵まれない人が

多かったことも、

政府への不満を高めた一因であると

考えられています😥

 

☞「反政府」とはいえ、

なかなか団結ができません🙅

一見、国内では政府側VS反政府側の

戦いのように見えるこの内戦ですが…

「反政府」が一つにまとまっていない、

ということは言及に値します💔

 

治安部隊の市民への発砲をうけて、

すぐに武器をとるべきか、

非暴力を貫くべきか…

 

また、内戦が激化する中で、

政府と対話するのか、しないのか、

どのように合意に至るのか…

 

共通点は アサド政権の抑圧が嫌👎

ということだけなので、

当然といえば当然なのですが

反政府側の中の考えも一枚岩ではなく

長らく足並みが揃わずにいます。

 

☞イスラム教過激派が台頭して

さらなる混乱にいたりました😧

そうした混乱に乗じて

地域で頭角を現してきたのが、

ダーイシュ(ISIL)をはじめとした

イスラム教過激派たちです。

 

こちらでは紙幅?の関係で

詳しく説明することはしませんが!

例えばダーイシュはピークの2016年には

国内の1/3程度を支配下に入れるなど、

いわゆる「権力の空白」につけ込んで

自分たちの好きなように

恐怖の支配をしてきています👿

 

☞他の国がどんどん介入して

さらに混沌としました😥

そして混乱の中で、次々と他の国々が

「このままでは自分たちにも影響が!」

と思いもあり、介入をはじめました✋

 

カタール、サウジアラビア、

イランなどの湾岸諸国は

初期の頃から資金提供などを通し

各々が応援する勢力を支援してきました。

 

そこに物理的に距離のある大国も

次々参加していきます💨

アメリカは今後、シリアに

反米政権が生まれたら嫌だ!という

恐れがあったことなども手伝い、

反体制派を援助したり

アサド政権に制裁を課してきました。

 

ただし、オバマ大統領は、

アサド政権が化学兵器を使ったら

軍事介入するぞ! と脅しながら

最終的には2013年に化学兵器使用の

疑惑があったにも関わらず、

結局オバマ政権時代には

アサドへの軍事介入はしていません🙅

 

アメリカが手を出し兼ねていた時に

2015年頃、本確的に軍事介入を

始めたのがロシアです。

 

さらにそれらとは別に、

ダーイシュ掃討を目的にアメリカと有志連合

ロシア、フランス、イスラエルなどが

シリアに対して空爆をしていたりして

もうごちゃごちゃですもやもや

(残念ながら市民への誤爆があることも

忘れてはなりません…)

 

☞でも、介入できないことも

たくさんありました😶

こんなに様々な国が独自の方法で

シリア内戦に関わってきたのですが、

内戦解決への方向には

ベクトルが全く向いていません😭

 

例えば、シリアへの介入は

国連安保理の場において

2016年までには6回

主にロシアと中国の拒否権行使により

実現がなされていません。

 

和平の試みもなかったわけでは

実は決してないのですが!

次に見ていくように、

それらはどれも成功していません…

⬇︎

 

 

💔和平の試み

【ジュネーヴからアスタナへ】

最初に和平を主導したのは

ジュネーヴで和平の方法を模索した

国連でした🌍

またここには明記していませんが

アラブ連盟も国連と一緒に

最初に立ち上がっています。

アサド政権への資産凍結なども

一緒に提案していました🙋

 

ところが、国連主導の和平合意は

みんなが合意に至ることができず

全然うまくいきません。

和平交渉が失敗する度に

国連のシリア特使が責任を取って

辞任する…というのを繰り返します。

 

少し2017年の

先取りにもなるのですが…

そんな時に、2016年後半頃から

和平合意を引き継ぎ始めたのが、

ロシア、イラン、トルコの3カ国です💡

ロシアとイランはアサド政権を応援、

トルコは反体制派を支持していることから

この三ヶ国、決してみんなの意見が

合意しているわけではありません😵

 

しかし前者はアサド政権が有利な今

停戦合意を結びたいということから、

後者は7年続く内戦に疲弊して、

カザフスタンのアスタナで

和平交渉を始めます。

 

(進展ないところは何も書いてません😂)

最近では停戦地域の監視などで合意、

国連と比較すると、ある程度

期待を持つことはできるかも?!💭

 

【いつも誰かがいない合意】

アメリカは、和平交渉に関しては、

完全にシリアでの存在感が

薄くなっているというのが現状😐

 

とはいえ、アメリカはサウジとともに

反体制派にずっと支援をしてきています。

そのため和平合意にはアメリカも

コミットしなければ解決しないことも

困るところです…😫

 

まとめると、これまでの和平交渉が

失敗してきた背景としては、

①アサド政権側と反体制派が

お互い対話の姿勢を見せない😾

②バックにいる国々が

一つの和平案で合意できない😠

という二つの側面が上げられます…

⬇︎

 

 

😤みんなが譲れないもの

そもそもなぜ、色んな登場人物が

好き勝手に動いているのでしょう?🤔

 

それは、それぞれがシリアの中に

自らの立場を貫かないといけないほどの

利益を見出しているからです😞

 

その一部をまとめてみました👇

 

ちなみに、内戦の軸の一つである

スンニ派VSシーア派の戦いですが、

実はあまり教義を巡る争いという

側面は強くありません🙅

 

スンニ派とシーア派の人々はずっと

歴史的には平和に共存してきています。

現在スンニ派のサウジアラビアと

シーア派のイランが争っているのは

どちらが正しいかというよりは、

どちらが覇権を取れるかという

争いをしているイメージです😓

 

 

😢その犠牲を払うのは…

しかし、シリアの人々にとって

誰のどんな利益があったとしても

紛争が続くことには変わりありません。

 

以下、シリアの人々が

どのような犠牲を払ってきたのか

その一部を取り上げます👇

 

1. 数えきれない犠牲者

国連は2014年で犠牲者数を

数えることをやめていますが、

I AM SYRIAによると、

これまでの死者数は48万人以上、

2017年単独で9,023人が亡くなったと

されています。

 

また、今年2月に

ユニセフが出した報告書によると、

2016年だけで子どもの犠牲者数は652人

負傷者数は647人にも及びます。

 

これらすべての人たちに人生があり、

家族や友達がいることは、

言わずもがなです…

 

2. 難民

世界難民デーの記事

難民について詳しく書いたので、

ここでは省かせていただきます🙇

 

難民危機というと受け入れ側の

苦悩が描かれることが少なくないですが

ぜひ「難民」になった人々が

どのような視点を持っているのか、

想像する必要があります😔

 

ちなみに最近の報道では、

事実上難民の87人に1人

その途中で溺死してしまうという

衝撃の数字も出ています。

 

3. 「難民」にすらなれない人

「難民」の定義の中には、

「国籍国の外」にいる者、という

文言があります💭

 

つまり、国内にいる人々は

国際的に「難民」として認められ、

扱われることはないのです🙅

 

というのも、実は現在

先ほど挙げた500万人の難民の

倍以上の1,100万人の人が

シリア国内で家を追われています。

 

これには避難をした人や

家が攻撃に遭って壊された人などが

含まれるのですが、

命からがら自分の故郷から逃げても

多くの場所では食料や燃料が不足、

苦しい暮らしに変わりありません💔

 

例えば…

(報告書まとめ記事の使い回しです🙏)

 

内戦の代償を払うのは、

社会の中で守られなければならない

立場にいる子どもたちなど。

 

シリアには教育を受けられない子どもや

子ども兵や労働力として

過酷な仕事をしている子どもたちも

たくさんいます😿

 

4. シリアの人々はどこ?

最後に、筆者が言いたいことは一つ。

シリアの人々はどこ?

ということです。

 

政府に公正を求める運動から始まり

今やシリアの人々の運命は

より大きな、抗えない力によって

決まってしまうという状態にあります。

 

今、シリアの人々は

どのような声を持っているのか。

それを次回以降の記事で

書けたらなあと思っております🙋

 

 

💬ソース

✔︎Al Jazeera Enlgish: "Syria diplomatic talks: A timeline"

✔︎The Atlantic: "Understanding Syria: From Pre-Civil War to Post-Assad"

✔︎BBC NEWS: "Syria Profile - Timeline"

✔︎CNN Regions: "8 times Russia blocked a UN Security Council resolution on Syria"

✔︎DAG HAMMARSKJOLD LIBRARY: "Security Council - Quick Links"

✔︎CNN.co.jp: "ISISを空爆している国はどこか"

📚Lynch, Marc. The New Arab Wars: Uprisings and Anarchy in the Middle East. PublicAffairs: 2016. Print.

➡︎シリアのデモが内戦に至るまでの過程は

こちらに詳しく書いていあります👀!

 

▼今回のお話に関連するこれまでの記事:

✔︎参考記事: NEWS【シリア内戦 アレッポ東部が政府の手へ】「完全なる人間性のメルトダウン」

✔︎参考記事: NEWS【シリア内戦 安保理決議と露大使暗殺】ただ運命が定まるのを待つしかないアレッポの人たち

✔︎参考記事: NEWS【シリア ユニセフ、子どもに関する報告書発表】2016年は子どもにとって「最悪の年」

参考記事: 中東北アフリカ #とは【シリア難民】6月20日は世界難民の日(だった)

 

 

🐪🌅🌴

 

今回も最後までお読み頂き

ありがとうございました🙈

 

今日はシリア内戦の背景を一気に

振り返ってみましたが、

次回はいよいよ2017年のシリア、

そしてその次は人々の声を

取り上げてみようと思ってます🙆

(もうそれはそれは終わりが見えない…!)

 

もし なるほど! 勉強になった!

と思って頂けましたら、

ぜひいいね👍やコメント💬を

していただければ嬉しいです😻

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ではでは、

マアッサラーマ👋

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Also read: Where is リビア?

 

Minori :)

 

 

みなさまこんにちはニコ

秋から朝型生活チャレンジ中🌞の

Minoriです🌻

 

実は昨日9月21日は国連の定める

🕊国際平和デー🕊

ということで、今日はちょっと

いつもと違う記事を書くことにします🙋

(21日に間に合わなかったなんて言えない)

 

国際平和デーとは✋という突っ込みは

きっと幻聴ではないので、

まずは国連の定義を載せておきますね!👇

 国連が定めた平和の記念日です。すべての国、すべての人々にとって共通の理想である国際平和を記念、推進していく日として(中略)呼びかけています。(中略)2002年からは、毎年9月21日を(中略)世界の停戦と非暴力の日として、すべての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するよう働きかけています。

つまりは平和を想え〜!

この日だけは戦うな〜!て日ですね。

 

ということで今日は

筆者にとって

平和とは一体何ぞや🤔

なぜ平和にこだわるんだ🤔

というのを書いてみることを通して、

平和について考えるきっかけと

しようかなあと思います💭

 

今回いつもに増して自己満なので

読まなくていいよう🙈て感じなのですが!

たまにはこういう記事もいいかな❤️

 

 

🐪🌅🌴

 

 

【💓わたしにとっての平和】

まずは、そもそも

平和て何なの問題😶

 

戦争がない状態、

みんなが幸せな状態などなど…

定義のし方は人それぞれで、

色々な考えがあっていいと思ってます🙆

 

その中で、個人的には、

みんなが自分らしく

生きられる世界🌐

かなあというイメージです☺️

 

みんながお互いを尊重し合うなかで

好きなように表現ができて、

自信をもって自分らしくいられる。

そんなことが「当たり前」な社会が、世界が

「平和」であると考えます❤️

 

中東北アフリカで起きていることを

特によく見ている自分にとって

具体的に必要と思うのはこんなところ👇

それぞれの意味するところや理由は

後述されてあるはず…です…!👻

 

 

🐪🌅🌴

 

 

【なんで平和が大事なの?】

いや。

平和大事だけど。

平和平和うるさいまじでどうでもいい😤

みたいなご指摘が挙がってきそうなので。

 

ここでわたしがなぜ

このような形の「平和」を望むのか、

なぜこんなに「平和」にこだわるのか、

というのを、中東北アフリカの中でも

特に思い入れのある

🇱🇾リビア

🇸🇾シリア

🇮🇱イスラエル/🇵🇸パレスチナ

のお話を通して、

説明してみようと思います😳

 

 

🇱🇾リビアに住んでみて】

わたしが平和を考える原点になったのが

リビアに住み、人々を知り、

2011年のアラブの春を断片的に見た

という経験でした。

 

アジア・太平洋戦争を経験した日本に生まれ

小さな頃から平和学習などを通して

戦争や平和を考える機会はあったものの

平和=当たり前だわ〜😑

て正直思っていました。

 

でも、2011年2月。

「数週間で帰れるから」と言われ

反政府運動が高揚するリビアから退避するも

ほんの数日、数週間で情勢が大きく悪化、

自分の知っている人が住む場所で

自分の家があった場所で

こんなに唐突に争いが始まるなんて。

 

この時、平和=当たり前じゃないというのを

リアリティを持って感じました💔

戦争て本当に気付いたら訪れるもので

気付いた時には遅いんだなあというのを

実体験を通して知りました。

 

リビアでの生活とその後の変化によって

「当たり前の日常」て何だろう、

「平和」て何だろうて考えると同時に、

ちゃんと「日常」「平和」を

自覚しないとなあと思うように💭

 

 

🇸🇾シリアのことを勉強して】

シリアに行ったことはありませんが、

民主化のためのはずだった運動によって

結果的に争いが生まれてしまった

というシリアの惨禍が、

リビアを知っているわたしにとって

大きな痛みとして感じられます😔

 

6年半続く内戦を追うなかで

私たちと何も変わらない人たちが

シリアに生まれた

という、選べない事実だけで

どれだけ理不尽な思いをしているのかを知り

怒りと悲しみが溢れました。

 

特にシリアでは最近でこそ少しずつ

学校が再開されるようになったものの

今年のUNICEFのレポートによると

175万人の子どもが学校に通えておらず

難民として、労働力としてなども含め

子どもの権利が奪われている

という状況が続いています😢

 

シリアの子どもたちは

これからの国の未来を背負う存在です。

 

戦火の中でずっと教育を受けられず

「夢を持つこと」ができなかったら。

他者への思いやりの代わりに

「敵」の存在を教えられていたら。

もしも大きなトラウマを抱えていたら。

 

このままでは

争いが終わったあとのシリアには

大きな傷が残ってしまいます💧

 

だからこそ最初のに挙げた通り、

戦闘がなくなるだけでなく

子どもたちが将来への希望を持てる社会

絶対に必要と思ったきっかけが

このシリアの内戦でした🙋

(➡︎わたしにとって平和とは 2.)

 

 

🇮🇱イスラエルに行ってみて】

また、先日まで行っていたイスラエルでは

いわゆる「ユダヤ人」と「アラブ人」の

分断、そして憎しみの連鎖が

思っているよりもずっと深く、根強くて

何度も辛い気持ちになりました😟

 

現地の人のお話を聞いて感じたことは、

イスラエル、パレスチナどちらの側も

お互いに裏切られ続けた結果

信頼関係が崩壊しているということ。

どんなに和平合意をしようとしても

結局どこかでまた争い合ってしまいます。

 

まさに暴力の再生産が続いていて、

自己防衛のために暴力に訴えるしかない、

という負のサイクルです🌀

(分断壁を作ることでパレスチナ人の移動の自由を

奪うことも、一種の暴力ですよね)

 

そして

「不信」と「暴力」の観点から見ると、

この問題はイスラエルとパレスチナに

固有のものというわけではありません🙅

(日本と北朝鮮の最近の関係を見ても

対話の失敗→不信 じゃないでしょうか?!)

憎しみの連鎖に時間と暴力を

費やすことのない「平和」が望まれます🙏

(➡︎わたしにとって平和とは 3.)

 

 

【🔫テロと平和】

また、ちょいとだけ補足として

このブログでも扱ってきたテロについて

お話しさせていただくと。

 

テロリストの心理は様々と言われていますが

一般に、自分の命を懸けたりしなくても

意見を聞いてもらえる回路があれば

テロをする必要はありません🚷

 

アラブの春からの内戦も同様ですが

そもそも不満がちゃんと政府などに届いて

変えてもらえるような仕組みがあれば

暴力使わなくてもいいのになあと思います。

(➡︎わたしにとって平和とは 1.)

 


【😦要するに何なんだ!】

言いたいことをまとめてみると!

要は平和と平和じゃない状態て

表裏一体というか...

平和は誰にでも

もたらされるべきである反面

誰からも一瞬で

簡単に奪われてしまう。

これまでの経験がそんな気付きを

わたしにもたらしました。


だからこういうこと、

他人ごととしてでなく自分のものとして

考えたいと思うんですよネ🙄

 


🐪🌅🌴

 

 

🤔平和には何が必要?】

ここまでわたしの平和へのパッション()の

ルーツを辿ってみたのですが…

では何が必要なの

に、最後に少しだけ触れようと思います。

(字数制限が迫っている)

 

お金、和平交渉など手段は多々ありますが…

一言で言うとしたら、わたしは

想像力

だと思います💭

 

いやいやそんなん理想でしょ〜😇

というのは簡単ですが!

一人ひとりにできることは小さくても

一人ひとりが問題を気にかければ、

どんな形であれ意思表示をすれば、

政治は、国際機関は、絶対に動きます。

わたしはそれを信じています☺︎

 

だからこそ、いつかみんなが

自分らしく生きられる世界が生まれるまで、

わたしはこれからもたくさん書いていこうと

思っている所存です✊

 

 

🐪🌅🌴

 

 

今回も最後までお読み頂き

ありがとうございました🙈

 

もはや今回はただただ

好きな絵を描いてね〜て言われて

自由にお絵描きしている

子どもの気分でしたが😂、

どうして筆者は中東北アフリカに、

そして平和にこんなに思い入れがあるのか

少しでも伝わっていれば本望です😘

 

もし なるほど! 勉強になった!

と思って頂けましたら、

ぜひいいね👍やコメント💬してください😻

新たな発見をお友達や家族に話したり、

SNSでの共有もぜひお願い致します☺︎

 

ではでは、

マアッサラーマ👋

(アラビア語でさようならの意)

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Email: mirino.libyanlife2@gmail.com

Also read: Where is リビア?

 

Minori :)

 

みなさまこんにちはニコ

イスラエルから無事帰国致しました

Minoriです🌻

 

とりあえずイスラエル

めちゃ楽しかったよう。

と同時に、

学びがとても多かったので

ここからなる早で勉強したことを

共有させていただこうと思います😇

 

ひとまず最初は

日本からイスラエルまでの

旅路を記事にしようと思います✈️

今回はイスラエルからモスクワまで!

 

 

🐪🌅🌴

 

 

【航空券🎫】

まずは航空券ゲットするところから。

あまりメジャーな行き先ではないので

これはプロにお任せしようと思い

HISに足を運んでみました🚶

 

そこでスタッフの方に

おすすめされたのが、まさかの

アエロフロート・ロシア航空。

 

飛行機によく乗られる方なら

ここでピンと来るかもしれませぬが。

⚠️アエロフロート=危険⚠️

というウワサは超有名。

 

Wikipediaを見てみたら

大変なことになってた👐

いや事故りすぎだろ。

 

しかし。一学生の筆者にとって

航空券の値段が10万円は

魅力的すぎた。

*去年エールフランス航空を使って

パリ経由でモロッコに行った時は

倍の20万弱しました。

 

色々見てみたところ

ほとんどの事故がソ連時代に起きていて

ソ連が独自に機体を製造していたことが

当時の事故多発の原因だったそう💡

今はエアバスなどのメジャーな飛行機で

全然安全らしいとのことで

アエロフロートデビューを決意♡

 

ちなみに同じスタディーツアーに

参加している人の話を聞いたところ

アエロフロートがマジョリティーながら

キャセイパシフィックやポーランド航空を

利用したという声も🙆

関西からだと大韓航空なんかも

出ているらしいですよん!

 

 

【成田✈️モスクワ】

イスラエルはビザ不要なので

スタディーツアー自体の書類以外は

特に何も準備せず、空港へ。

 

出発は成田空港からでした!

前のお兄さんがなぜ笠を買ったのか

聞きたい気持ちが隠せないまま

飛行機へ。

 

これが噂のアエロフロート。

キリル文字がかっこよすぎた。

 

最初に空港の電光掲示板を確認したところ

これまた事故率高めで

割と最近までEU乗り入れ禁止だったりもした

ガルーダ・インドネシア航空と

コードシェア便であることが発覚、

これはオワタ😂と思いましたが

ちゃんとアエロフロートの飛行機なうえ

エアバスだったので、ひとまず安心👍

 

搭乗してみると、

機内はオレンジが挿し色の

まあまあ全然おしゃれな空間✨

飛行機も割と新しい感じでした。

 

ちなみに日本→モスクワ便には

コンセントがありません🙅

USBケーブルしかないので、

充電器のご準備をお忘れなきよう!

 

900カロリー超の機内食が2回に、

アイスまで出るという

なかなかのエクストリームさでしたが

機内食は想像していたよりも

美味しかったです😋満足

 

ちなみにロシアの飛行機だからといって

ウォッカはありません🙅

お酒はワインだけでした🍷

 

そんなこんなで特に問題もなく、

無事モスクワの

シェチェメレヴォ空港へ着陸。

 

着陸したら乗客が拍手👏するのが

アエロフロートの習慣らしく

その後何度もこの旅では

着陸の安堵とともに

拍手を聞くことになりました😅

おそロシア…

(どうしてもどこかで言いたかった)

 

 

【トランジット@モスクワ】

さて、モスクワで待ち構えていたのが

9時間のトランジット。

 

ちなみにモスクワから

イスラエルのテルアビブ行きの飛行機は、

1日に数本あるらしいです👀

 

冷戦後にイスラエルに移住する

ロシア系ユダヤ人が

大きく増えたそうなので、

その繋がりもあるのかしら💭

 

そのためもっと早い便もあったのですが

筆者は遅延が多いという

アエロフロートの噂を聞きつけ、

一番長めのトランジットを選びました。

 

しかし。後からは断言できる。

これが間違いだった。

 

10時間半に及ぶフライトのあと、

モスクワの空港で9時間も

時間を潰せるわけがありませんでした😆

 

ということで!

次回はこの続きと

いよいよイスラエル着いた♡というのを

お届けしようと思います🙋

 

 

🐪🌅🌴

 

 

今回も最後までお読み頂き

ありがとうございました🙈

微妙なところで終わってしまいましたが

筆者のアエロフロートデビュー

生暖かい目で見守っていただけれいれば

とても嬉しいです…💗

 

もし なるほど! 勉強になった!

と思って頂けましたら、

ぜひいいね👍やコメント💬してください😻

北アフリカっていいところなんだ!って

たくさんの人に伝えたいです。

新たな発見をお友達や家族に話したり、

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マアッサラーマ👋

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Also read: Where is リビア?

 

Minori :)

 

みなさまこんにちはニコ

いや、お久しぶりです。

もうだめだ、書き方忘れた、Minoriです🌻

 

(((これはネタバレです)))

 

さて、わたしが去年こんな投稿をしたこと

覚えてらっしゃる方は

いらっしゃったりするのでしょうか。

去年の夏、筆者は北アフリカはモロッコに

40数日間行っておりまして、

未だに全く進んでいない(危機感)

モロッコ観光期

書いたりしておりました🐪

 

そして1年後の2017年。

わたくしこの(去りゆく)夏、

イ ス ラ エ ル

に行って参ります🙋

 

ということでこれからイスラエル記を

書いていこう〜と思うのですが!

いやなぜいきなりイスラエル✋

というツッコミが必至(であってほしい)なので

今回は説明するところから

始めようかなあと思います♡

 

 

🐪🌴🌅

 

 

【そもそも何しに行くの?!】

話は遡ること5月(くらい)。

ふとFacebookを見ていると、

イスラエルに行く

スタディーツアー

というのが目に入りました👀

 

話は早いもので、その時点で

え、イスラエル

行かないとだめだ😳

と直感で感じている自分がおりました。

 

詳細を見てみると、Galilee Instituteという

イスラエルの国際マネジメント機関が

主に日本の学部生、院生、社会人のために

「双方の視点から見る

イスラエル・パレスチナ問題」

という旨のスタディーツアーを

企画しているとのこと。

 

内容は、背景・立場の違う

10人以上の教授がそれぞれ講義形式で

イスラエル・パレスチナの問題を

様々な観点から話してくださり、

それにプラスして、実際にエルサレムなどの

「現場」も見に行くというものでした💁

 

またしても話は早いもので、

ここまで見た瞬間、わたしの中で

このプログラムへの参加が確定しました👏

 

 

【何でイスラエル?!】

じゃあ、なんでお前はイスラエルに

そんなに食いついたんだ✋

ということになるのですが...

 

皆さまもなんとなーく

ご存知かとは思われますが、

イスラエルという国は1948年に

「ユダヤ人の国家」として建国されたものの

もともとその地にはパレスチナ人が

いたという歴史があります。

 

そのため建国後、どこに誰が住むか、

誰が政治的な決定をするかなどを巡り

今日までに大小様々な衝突が

残念ながら起こっています💔

 

例えば、イスラエル政府は

パレスチナ人の住む場所を

どんどん占領していっており、

それに対してパレスチナの一部勢力が

武力で反抗するというようなことも

イスラエルでは続いています😢

 

この問題が生み出している

人々の痛みや分断は

ここでは書ききれないです。

 

 

ただしここで注意なのが、

ユダヤ人vsパレスチナ人の

どちらかが100%悪いから

対立して決着つけるべき💥

というわけではありません🙅

 

というのは、

イスラエル・パレスチナを巡っては

アメリカやイギリスなどの

「大国」や、アラブ諸国なども

この問題に関与していて、

実際はとてもとても

複雑なんです💡

(((前に記事にしたシリア内戦とかと

イメージとしては近いです)))

 

でも、だからこそ

どうやったら平和が訪れるかな?

というのは

イスラエル・パレスチナの

「当事者」だけではなく

世界全体で考えないと

解決しない問題なのは明らかです。

 

そこで、自分に何かできるかな?

というのはずっと考えたくて、

今回はとても良い機会でした💓

 

 

【わたしのイスラエルのイメージ】

ただ、それに加えて

もちろんここで記事にするくらいなので、

そこにはわたしの愛する中東北アフリカとの

繋がりがあるわけです🤔💭

 

いきなりですが、

リビアに住んでいたわたしにとって

アラブ人の友達が周りにいる環境は

とても自然なものでした🍃

 

でね。

簡単に言ってしまえば、

アラブ人=アラビア語を話す人

なので、

ちょっとわかりにくいですが、

アラビア語を使うパレスチナ人は

広い意味で言えば、

アラブ人でもあるんです。

 

そのため、

中東北アフリカの多くのアラブ人にとって

イスラエル政府は同じアラブ人である

パレスチナ人を抑圧しているという

認識であり、

イスラエル=悪

というイメージはアラブ人の中では

今でもかなり根強いんです😩

(教育や、「敵」を作ることによって

人気を得ようとする政治家などの

影響も大きいんです…)

 

そんなアラブ人に囲まれてた筆者は

イスラエルがパレスチナに対して

色んな酷いことをしてるんだよ😰

というのを結構聞きながら育っていて、

実はわたし自身、イスラエルに対して

割とネガティブなイメージ

持ってきていました😕

 

そもそもイスラエル・パレスチナに関して

問題意識を持ち始めたのも

この環境が始まりです💡

 

正直、今からイスラエルに行くの

めちゃめちゃ怖いです😨

 

 

しかし、そんな一方で、

第三者でもある筆者からしたら

憎しみあいでは何も

解決しないんじゃないかなあ、

イスラエル側にもイスラエル側で

理由があるのかな?という葛藤が

漠然とずっと頭の中にありましたもやもや

 

やっぱり、みんなが安心して

暮らせる国を、世界を作るためには

イスラエルとパレスチナ、

お互いのすれ違い(と言うには残酷過ぎますが)

を超えないといけないのかも…

というのもずっと思っていたところです。

 

そこで! 今回自分自身のバイアスも含めて

超えてやる✊というのが

今回の最大の目的なんです🎉

 

 

イスラエル、なかなか個人では

行くのが難しいというのもあり、

これはまたとない機会や😳

ということで申込むことにしましたが、

せっかくなので

イスラエルやパレスチナのこと、

自分が学んだことや感じたことを

もっとたくさんの人に

知ってもらいたいなあと思い、

Galilee Instituteさんに許可を頂き

記事という形で今回の学びを

アウトプットしていく予定です😎

 

どういう形式になるかは

まだわかりませぬが、

とりあえずがんばって続けます…!

 

1週間という短いスタディーツアーですが

終わるころにはもっとイスラエルを、

そしてそこで起きている色々な課題を

自分ごとにできていたら良いかな😊

 

 

🐪🌅🌴

 

 

今回も最後までお読み頂き

ありがとうございました🙈

 

今回はイスラエルへの

トランジット待ちの時間に

モスクワでひたすら睡魔に耐えながら

意気込みを書いてみたので、

正直わたしは疲れておるよ😫

 

なので、文章めちゃめちゃですが、

筆者がイスラエル行くんだ〜て

伝わっていればもう大満足です😂

 

もし なるほど! 勉強になった!

と思って頂けましたら、

ぜひいいね👍やコメント💬してください😻

北アフリカっていいところなんだ!って

たくさんの人に伝えたいです。

ぜひ断片的にでも、新しく知ったこと

お友達や家族にお話してみてください🎶

SNSでの共有もぜひお願い致します☺︎

 

ではでは、

マアッサラーマ👋

(アラビア語でさようならの意)

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Also read: Where is リビア?

 

Minori :)