日本の異端文学
川村 湊/集英社新書


【糾う(あざなう)105p/10】
糸をより合わせる。縄をなう。
絡ませるようにして交え合わせる。
「禍福は―・える縄のごとし」

【彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)108p/9】
心に彫りきざみ骨にちりばめること。
非常に苦心して詩文などを練り上げること。ちょうしんろうこつ。
「―の技巧実に燦爛(さんらん)の美を恣(ほしいまま)にす」
〈上田敏訳・海潮音〉

【陶器(すえき)109p6】
日本古代の灰色の硬質土器。一部轆轤(ろくろ)を利用して作り、
穴窯(あながま)を用いて一二〇〇度くらいの高温で焼く。
朝鮮半島から到来した技術により五世紀に誕生し、平安時代におよんだ。
祝部土器(いわいべどき)。