街角で… | かぶきもの?へうげもの?否、かたもの!!戦国時代大好き☆大根役者じゃなくてサツマイモ役者~瀬戸純哉のブログ 

鼻にチューブを差し込み、買い物カート


(老人の方がよく片手で引いているやつです。)

に点滴のような薬品を入れて歩いているおじさんがいた…

おおよそ70歳前後くらいだろう…

正直痛々しい…ゴメンよ…おじさん…自分は直視できなかった…

でも気になるので遠くからそっとみていると、

近所の健康そうなおじさん達と、そりゃもう誰よりも会話を楽しんでいる…

自分だったら鼻にチューブを通され、

薬がなければ生きていけないような状態になれば、

卑屈にはなるし、

誰にも会いたくなくなるだろな…

でも、そのおじさんは他の誰よりも生き生きしているように見えた…

なんだか自分が見た目で人を判断していた事が恥ずかしくなった…

次の瞬間楽しそうに話していた近所の人達は何処かへ行き…

おじさんは独りさびしく、何かを悟ったかのような目で遠くを見つめていた…

おじさん、頑張っていたんだね…

なんだか力がわいてきたよ。何不自由ない自分はもっと頑張らねばと思えた…

次の瞬間、おじさんは買い物カートを助手席にのせ、


車を時速20kmくらいのスピードで運転し何処かへ消えていった…

おじさん頑張り過ぎなのでは…






(笑)