実はしばらく前から落語に興味をもってまして…
きっかけはドラマの「タイガー・アンド・ドラゴン」ですかね…
こんな自分でさえ、芝居を続けてきた中で悩んでいたりする訳です。
学校公演とかで毎回、同じ演目…うちの劇団で言えば「ゴシラ」ですが…
毎回、毎回、同じ役、
同じ様にやっていても聞いてくれる生徒がいれば聞いてくれない生徒もいたりして…
自分も何回もやっていると、初めて読んだ台本の感覚が慣れて忘れてしまったりして…
そんな自分にさえ気がつかなくなってしまったりして…
お恥ずかしい限りです。
ハテ?ドウシテダ??とか色々考えながら毎日を過ごしていた時期があったりして…
そんな時にドラマをみて落語ってヒョットシタラ…
例えばですよ。
古典って、まあ古典に限らず、落語は何回も、何回も同じ演目で演じられてきて、
時が経っても、人が変っても、お客が代わっても笑えて…
それって凄い事なんじゃないかと思っていたわけで…
それからCDやDVDを買って聴いたり、観てはいたのですが…
今回、稽古場に南原さんがいるじゃないですか…
前日にトーク番組で落語の話しをしていた事もあり、
その辺の事を質問したらやっぱり
「毎回、新鮮な気持ちでいなければイケないんです!!」
って返ってくる訳ですよ。
ヤッパリ!!と思いつつ…
落語とか歌舞伎とか芝居もそうと言われればそうなんですが
敷居が高い気がしてなかなかみたくても二の足、三の足を踏んでしまったりするじゃないですか…
でも南原さん目の前にして
こんなチャンスは二度とないと思い…
思い切って「見に行きたいのですが…」と言ってしまいました…
で
すぐマネージャーさんに手配していただいて…チケット用意してイタダキマシタよ~
で…
生で落語みちゃいましたぁー!!
ヤッタネ!!
第20回記念シリーズ第二弾YEBISU亭…本当に観に行ってよかったぁ~
ワンドリンク付で3500円どっかの芝居と変らないプライス…
時間も二時間くらい…本当にあっと言う間でした。
同じく出演者の林家たい平さんと懐かしのウンナンのコント、「癖を考える」と「ミニスカート」から始まり…
コント中にたい平さんを内村と呼び間違えたりして…
おおっと
コントが懐かしいとかではなく…
それはそれで面白かったのですが今回は落語だった…
まず、チョットした時事ネタ等の小話から始まり、お客の心を掴む所から始まり…
自分なんかこの辺でかなり前のめりで釘付け…
たい平さんの幕間のトークショー落語解説によると落語は3Dトークなんだとか…上手、下手でキャラクターを使い分け、台詞の緩急や高低、男女…本当にその世界に引き込まれて行きます…
凄い…
ヤッパリ古典って馬鹿に出来ない…
南原さんが落語に狂言等に力を入れているのもわかる気がする…
あ~リブレの稽古発表会の場でいいから落語研究会でもつくろうかな…