キングコング | かぶきもの?へうげもの?否、かたもの!!戦国時代大好き☆大根役者じゃなくてサツマイモ役者~瀬戸純哉のブログ 
たしか…おととしくらいの正月に映画館で「キングコング」を観たんですけど…思わず中古で安売りをしていたので買ってしまいました。

ラスト、コングが目の前で力つき…ビルの上から落ちた後、ヒロインのナオミ・ワッツの表情がずっと気になっていたんです…

ライターの彼がビルの上まで追いかけて来てくれるのですが…途中、彼女は確実にコングに魅かれていくわけですよ…文系の彼も頑張ってなんども助けようとするのですが…
彼女はコングの神々しい野生的な姿に心奪われてしまうんですよ…と思います。
でも、亡くなったコングを目の前にしてヒロインのナオミ・ワッツはライターの彼のもとに駆け寄って抱き締めあってしまったのです…
僕は

「What? ナオミ ワッーーーーーーーツ!!」

と心の中でスクリーンに向って叫んだものでした…

それは心がなびいた時点で浮気じゃないのか?
それなのに今更おめおめと何してんだ!!
表情は全ての恐怖から救われた安堵の表情でした…


と思っていたのですが…

DVDで見返してみたら、人間のわがままで捕らえられ死んでいったコングにたいしてやるせない気持ちのような表情でした…

全然、持っていたイメージと違いました。多分、憧れのライターの彼氏がいながらコングに魅かれていくヒロインが許せなくて、そんなイメージを膨らませていったのでしょう…

でも実際にコングの表情や仕草が本当に素敵なんです。
雄々しくもあり、哀愁もあり、ナオミだけじょなく自分も惚れ込みました。
最後、力尽きて行く表情は涙が止まりません…
これは間違いなく自分の中では名作です。是非一度みてください。