病院内でのフォトウェディング | 宝塚 エステサロン LIBRE

宝塚 エステサロン LIBRE

宝塚清荒神駅から徒歩5分にある、癒しの
オールハンドマッサージのエステサロンです


今月の初め2/8(月)に、
あるご依頼がありました。


このご依頼で、私たちLIBREの3人と
メイクアップアーティスト asa、
カメラマン 伊藤舞華、
動画撮影 楠本祐樹、の計6人でPhotoWeddingの撮影をしてきました。


このご依頼は撮影の2週間前に頂きました。

内容は

[余命1カ月の旦那様とのPhotoWedding]

撮影までの2週間、オーナーはたくさん考えていました。

実際に同じ経験をされた方がお知り合いにいらっしゃったので、沢山ご相談もされていました。


その中で、『写真は形として残る物だから、必ず撮ってあげて欲しいけれど、もしできるのであれば動画も撮って欲しかった。』

と言う方が沢山いらっしゃったことから
今回は動画の撮影もさせて頂くことになりました。

奥様には動画撮影で撮らせていただくお手紙も準備して頂き、当日はヘアメイクアップの段階から病室で待つ旦那様の姿、そして写真撮影やお手紙を読む姿までの全てを動画に収めさせてもらいました。

病状のこともあったので、当日中には携帯へデータを送らせてもらい旦那様の目にもしっかりとウェディング姿のお二人を見ていただけました。

『最近はあまり笑顔出なかったけど、写真を見てとても喜んでいました』とご報告のメールも頂き、この業界にいてこんな形で人に喜びを与えられるとは思っていなかったので心から誇りに思いました。


そして、その夜にお電話があり旦那様がお亡くなりになられたことを知りました。


何も言えない気持ちでいっぱいになりました。

初対面だけれど、お昼間には出会っていた人がもぅこの世にいないと言われても理解できませんでした。

しかし撮影の前日から病状の進行具合を聞いていたので、撮影ができたこと自体に深く感じるものがあったし、それまで頑張って生きて下さった旦那様に心から感謝をしました。



翌日にはお通夜に出席し、完成したお写真とDVDをご親族の方にお渡ししました。
その一枚は棺にも入れて頂きました。
旦那様とお会いできたのは、病院内での撮影時と棺の中に入った姿の2度だけでしたが、立派に生き抜いた姿を見させてもらい、言葉にならない思いが溢れてきました。
何よりも、棺に入られた旦那様は微笑んでいて、お亡くなりになられた時は奥様に『ありがとう』と言って抱きしめていた瞬間だったと聞いて、熱いものが心をいっぱいにしました。
そして、本当にお二人にとって幸せな時間を作れたんだ。と沢山の感情が溢れました。


今回のような経験は、長くこの業界にいる方でもできるものではありません。
とても貴重で、感慨深い経験ができたことにたくさんの感謝を致します。

この経験を通して、今LIBREでは
何か私達にできることはないかと、
たくさんの話し合いを進めています。

やりたい。やってみたい。できるかな。
できそうだけど。

そんな思いがあるのに踏み出せない一歩の支えにLIBREスタッフがLIBREらしいお手伝いをできればいいなと考えています。

今回の件に関しては、病院内での撮影ということでご親族の皆様もたくさんのご苦労があったことと思います。

勇気を出してご依頼頂き、本当にありがとうございました。

そして、今回の記事公開にご了承を頂き、ありがとうごいました。
そして、旦那様と奥様、ご親族の皆様にとって深く貴重な想い出となるフォトウェディングのお手伝いをさせて頂きまして、本当にありがとうございました︎。

また、関係者の皆様。
ご協力頂き本当にありがとうございました。




今回お亡くなりになられた旦那様には謹んでお悔やみ申し上げます。






↓こちらが動画になります。
限定公開でUPしておりますので、ご覧ください。
https://youtu.be/agODXh_rK7s