こんにちは。
 学校司書の そらおです。

 クリスマスイブですね‼
 きのう、はやばやとクリスマスケーキをいただきました (^^)
 しあわせ。

 
 秋に図書室に受け入れしてから、ずっと読まなければ…と思っていた1冊です。
 『カーネーション』(くもん出版)。
 酒井駒子さんの描く、表紙の少女がなんだかせつない、でも、装丁の美しい児童書です。
 ――母は、めったに笑わない人。あたしは母に嫌われている。
 母に愛されたいと願いながら、一方通行の想いが伝わらない娘。
 
 読み出してすぐ、物語の背景が主人公の少女の悲しさ、苦しさで占められているのを感じます。
 ただ、一章ごとに娘と母と、語り手が交互に変わるため、これは最終的に何らかの希望がある物語だと信じながら、読み進めることができました。

 児童書ながらリアルに、苦しいくらいに、家族の持つ問題をストレートに描いた作品。
 それは、世の中にこのような事例があることを伝えなければ…ということを、著者である いとうみくさんが、強く感じられたからかと思います。

 もちろん家族だからと言って、こうあるべきという正解はありません。
 子どもたちはただ、自分に向かってお母さんが笑っていてくれれば幸せなのです。その安心するような感覚が生きていく支えになるから。

 
 クリスマスイブに少し重い内容になり、恐縮です。
 今夜は皆さまのところにも、サンタクロースがやって来るといいですね‼


 読んでいただいて、
 ありがとうございました。


そらお