山種美術館の研究員、三戸信恵著の
「かわいい琳派」(東京美術刊)
を図書館で借りて読んだ。
「かわいい琳派」(東京美術刊)
を図書館で借りて読んだ。
宗達、光琳、乾山、抱一と琳派の作家が好きだ。
いずれもグラフィックデザイナー寄りの感覚で、...
シンプルにして大胆、空間の処理が面白い
作品に魅かれると思っていたが、
実は「かわいい」感覚もその底流にあった。
三戸さんによると琳派の「かわいい」流れは
やまと絵にそのルーツがあるらしい。
琳派のかわいさは、画のどこに
見られるかについては、
1.丸さと曲線
2. デフォルメと単純化
3.無邪気とほのぼの
4.しゃれた遊び心
5.繰り返し、パターン(水玉とかチェック!!)
6. きらきら、カラフル
7.小さないのち(野草や小さな生き物)
の7つを挙げていた。
琳派に限らず、私が日頃物を選ぶ
テイストを見抜かれた
ような7項目に脱帽する。
この本で初めて認識した中村芳中、神坂雪佳
の脱力系の作品の中にも魅かれる画がたくさん
ある。可愛くて癒し系でほのぼのする作風だ。
