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Chamomile tea

図書館戦争の二次小説を書いています。基本堂郁です。
はじめての方は「はじめに」をご覧ください。(メッセージボードにINDEXのリンク貼ってます。)

ココロシリーズ①~③までは前のブログで公開したものです。



恋人前 堂郁


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春がそろそろ終わりに近づく頃。慌ただしかったタスクフォースも徐々に落ち着いてきた。しかしどうも最近小牧と堂上の顔が渋いような気がする。そう思い手塚に尋ねてみた。

「ねえ手塚。最近そんなに忙しいわけじゃないのに堂上教官渋い顔ばかりしてると思わない?」
「そうか?」
「気のせいか~。いつも仏頂面だからなんとも言えないけどさ。」


つい本音が出てしまったが時すでに遅し。背後から猛烈な視線を感じる。後ろを振り返ると「鬼教官」がもの凄い形相でこちらを見ていた。

「いつも仏頂面、か。」

「ちょ・・・だって・・・そ・・・それは・・・事実じゃないですかっ!」


「お前が俺をそうさせる行動をとるからだ!」





と、ここで今までこらえていたのがもう無理ですというように小牧が上戸に入ったようだ。





「プククククク・・・ 堂上も笠原さんも面白すぎ。堂上も苦しい言い草だね。笠原さん、堂上がいつにもまして仏頂面な理由を教えてあげるよ。」


「小牧!お前まで言うな!」


「じゃあ事実ではないと?」


「うっ・・・・・」




小牧はやはり自分よりは一枚上だ。こういうところで感心させられてしまう。




「で、小牧教官。その・・・さっきのワケを教えてください。」




さすがに仏頂面という単語をまた使うわけにもいかないので郁は遠まわしに小牧に尋ねた。堂上はいまだに不機嫌であったが気にしていたら進まないので小牧も郁も見なかったことにして続ける。




「今もう春が終わるころで業務部も防衛部もタスクフォースも落ち着いてきてるでしょ?だから合コンのお誘いがかかるんだよ。でも親睦会っていう名目だし、タスクフォースの皆が参加するから俺も堂上も参加しないわけにはいかないからね。まあカップルとか夫婦は別だけど。」




鈍感な郁には小牧が言ったことを十分に理解することができなかった。




「・・・でも、どうしてそれで渋い顔になるんですか?」




そう自分で言った後にはっとした。




「ええええええええ!?!?」




「うるさい!耳障りだ!お前は山猿か!?いきなり大きい声を出すなといつも言っているだろう。」




「だって・・・堂上教官にす・・・スキな人でもいるのかと思って・・・・・。だから合コンに行くのが嫌なのかなあって・・・。」




「プクククククク」


どうやら小牧が本日二度目の上戸に入ったようだ。意味ありげな目で堂上を見つめる。




「いるわけねえだろうがアホ!小牧もうるさい!もう休憩は終わりだっ!山猿は早く業務に戻れアホ!」




「ちょ、さっきから山猿って何ですか山猿って!柴崎も教官も人のこと山猿ってひどいですよー。一応あたしだって人間です!」




すかさず郁が噛みついてみたが堂上は無言であった。










「笠原、お前が好きだ。」




そう言うことが出来たらどんなに楽なことか。そうであれば合コンなんぞ郁を行かせくてもよい話なのだ。去年は新人訓練があったため郁は誘われなかったが今年は訳が違う。そう思うと渋い顔になるのも当たり前である。いくら山猿であろうとも女は女だ。




堂上は郁が自分の知らない男に笑顔でいる姿を思い浮かべて身震いした。




「堂上二生、どうかしましたか。」




手塚がこちらを見て心配そうな顔をしている。鈍感な手塚にさえ厳し顔をしていたことがわかったのかと思うと虫の居心地が悪くなりいつにも増してそっけない言い方になってしまった。




「気のせいだ。早く業務に戻れ。」




手塚は怪訝な顔をしたが「ハイっ」と敬礼してその場を去った。






小牧がニヤニヤしながら小声で話しかけてきた。


「好きな人ねえ~堂上、いないって嘘でしょ。」




図星だったので堂上は黙ってしまった。どちらにせよこの友人にはお見通しであるのだが。




「堂上は素直だねえ~。まったく。笠原さんとそっくり!」




「一言余分だ!」




あれこれ言っていると威勢の良い声が扉から聞こえてきた。。。。。



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teaです。図書館戦争大好きな中学生です。来年高校に上がります。


2回ほど前のブログで書いてたのですが図書館戦争オンリーにしたくてブログを新たに作りました。


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