虹の橋2 | りぶらのぶらぶら1人旅

虹の橋2

寝たきりなのに変わりはないし、かなり危険な状態なのは、素人目ですら明らか。ずっと付きっきりで声をかけること数時間。

朝6時頃から呼吸が止まる症状になり、いよいよヤバいと思い、呼吸が止まる度に頭を撫でて、「雪?雪!」と声をかける。しかし雪は今朝の7時50分に完全に呼吸が停止。

心臓だけはしばらく動いていましたが、私にはなす術はなく…雪は他界しました。雪が息を引き取った時、私の中で何かが壊れました。

泣き崩れ、パニック状態になり、タンスを拳でぶん殴る。……けれども雪はもう帰ってきません。受け入れるしかないのです。まばたき一つしなかったことから、相当雪は苦しかったんだと思います。

でも息がある内に話せて良かったことがあります。それは雪との思い出話、それと虹の橋の話…。

雪は荒い呼吸で、聞いていたのかはわかりませんが。

完全に息を引き取ったあと、放心状態で、ベッドの上にいました。そしてもう用済みになった夜間救急医師の所見を見てみることに…。

言われた通りのことが書いてありました。慢性的な全身性の病気、体温低下、体重低下…ETC

呼吸音が異常なことから肺にも疾患があるそうでした。

改めて、雪が如何に頑張っていたのかを痛感し、また涙が止まりませんでした。

気持ち悪いと思われるかもしれませんが、一睡もしないで看病していたため、雪の遺体をわきにし、私は仮眠をとりました。

睡眠薬は飲む気にならなかったので、3、4時間で目が覚めました。

隣には冷たくなった雪の遺体。

出来れば火葬して骨を預かりたいと言った私の発言を無視するかの如く、遺体入れのダンボールが置かれていて、心の底から泣きそうでした。

でもお金はかかってもいいから、雪の骨だけは残して欲しいと思います。

あんな小さな体で…平均の半分以下の体重でよく約11時間も耐えてくれました。

雪は飼った時すでに二歳程度で、私のとこに来て四年だったので、推定六歳。(血統書の文字が乱雑でちゃんと読めない)

まだ寿命ではない歳なのに、旅立ってしまったこと、そして約五年前失った最愛の人、唯一家族だと認めれた人との別れを思い出し、さらに「また私は家族を失った…」という気持ちに駆られました。

祖母が飼っていた北海道犬のじゅん。じゅんが亡くなった時、祖母はもう動物は飼わない、と言った理由がよくわかりました。

私は飼い主失格です。

続く