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今夜

10数年前 


上京して


一番最初に住んだ


デザイナーズマンションの前を車で通ってみた、


何か


物足りなさを感じた、


TAKAの記憶に眠る建物の形と


違和感を憶えさせたのはなんだろう?


あ!木だ!



四階建てのそれの後ろに屋敷があり



巨大な樹木の緑がこのマンションの背景を


おおいつくさんばかりに存在してたのだが、


それが抜かれ、切られ、積まれ、


屋敷は跡形もなく更地になっていた。


街の風景が時代と共に移り変わるのは、


いた仕方ないが、なぜかとても悲しい気持ちになった。



鉛色の空からブルースが降ってきた


この樹木を観ながら書いた歌詞もあったし、


なにより この木々の葉っぱを、


すり抜けてベランダから部屋に入り込む風は


一服の清涼剤となっていたから、本当に惜しい。




当時は全国ツアーで ひと月ほど留守にする事もあり、


家賃もったいないなあと思ったっけ。


一万円のシングルパイプベットを家具店で買って、


組み立ててたら 布団乗せる木の板の裏側が


不思議なまだら模様だったので、 凝ってるなあ って


よく見たら、無数のカビがハローしてた。


ハイトーンで家具店に超クレーム言ったら 無料で新品にかえてくれたっけ。


小さな鉢付きのサボテンにダイアナと名付け、淋しいとき話かけてたなぁ。


長いツアーから帰ってきたら枯れて泣いたな。


おれの部屋の冷蔵庫はコンビニ!って意地張って


引っ越すまで冷蔵庫の無い部屋だったなぁ。


それを見守ってくれてた あの木はもう無い。




入り口には引っ越しのトラックが停まり


誰か新しい住人の荷物をマンションに


運び込んでいた。



どんな人だろ?





上京したてのミュージシャンかな?