こんにちは
星読み見習いのLibraです
惑星について
前回までご紹介してきました天体たち(太陽・月・水星・金星・火星)は
私たち個人を司る”個人天体”と呼ばれるものでした。
今回お届けする『木星・土星』は
社会の動きを司る”社会天体”と呼ばれるものになります。
5つの”個人天体”で作りあげた自分を、社会に向けて押し出していく役割を担っているのが
”社会天体”(木星・土星)ということになります。
この社会天体にもそれぞれの12星座(サイン)があって、押し出し方に違いがあります。
知っておくと、迷いが出た時、上手く進まない時のヒントに繋がるので
是非知っておきたいところです
それでは”木星”からお伝えしていきます
🌟木星は発展と拡大を司る星🌟
木星は太陽系では最大の惑星で
直径は地球の約11倍、質量は約318倍とされています
また太陽系惑星の中では最多の衛星をもち
現在確認されている衛星は67個
この壮大な星と結びつく木星の守護神は
全知全能の神、天空神ゼウス(ローマ神話ではユピテル)
人類と神々両方の秩序を支配する
神々の王でした
弱者の守護神、正義と慈悲の神という顔をもつ一方
自由で奔放な愛で様々な精霊や女神、人間の女性との間に
たくさんの子供を儲けたとも言われています
木星の穏やかでアクティブな力を持ち
自分のものをシェアして貢献するという
発展と拡大の質が
ゼウスの壮大さ、豪快さと
結びついたのでしょう
占星術的観点では
木星は一つの星座に約1年滞在し
12年かけて12星座を一周します💫
出生図の木星の位置に木星が滞在する1年間は
あらゆることにおいて
恩恵を受けやすいことから
12年に一度の✨幸運の年✨(ジュピターリターン)とされています
何事もポジティブに捉えるように
することでどんどん良い流れに
より拡大・発展していきやすい時期になるので
意識して過ごしたいですね
幸運期に木星がいない期間でも
木星星座はご自身が
恩恵を受けている部分になるので
その星座のもつ特色やどういった場面で
恵まれているのかを知って
活かしていくとチャンスに繋げやすいでしょう✨
🪐土星は課題と制限を司る星🪐
土星は太陽系で木星の次に大きな惑星です
その直径は地球の約9.4倍、質量は約95倍
土星の象徴とも言える美しい環(リング)は
1枚の円盤のように見えますが
実際には氷のかけらでできた無数の細い環が集まったものです
ギリシア神話では
農耕と時の神クロノスが土星の守護神で
木星の守護神ゼウスの父親に当たります
クロノスは自分の父親であるウラノス(天王星の守護神)を
追放して権力を得ますが
自らも同じ境遇に陥るという予言を受けて
生まれてくる自分の子供たちを次々と飲み込んでいきます(こ、怖っ)
しかしゼウスに関しては母親である大地の女神ガイアの
機転ですり替えられていて飲み込むことに失敗します
その後、成長したゼウスにより
王座を奪われ天界を追放されてしまいます
そんなクロノスですがローマ神話では
サトゥルヌス(サターン)と同一視されています
サターン(悪魔という意はありません)は古代ローマ時代に
地上に降り、人々に農耕やブドウの剪定法などを伝授
当時のイタリアの黄金時代を造った農耕の神として
とても重要な神とされていました
占星術的観点では
土星はひとつの星座(サイン)に約2年半滞在し
約30年をかけて12星座を一周します💫
上記でご紹介した神話や
昔は土星が地球から最も遠く、宇宙の果てだと思われていたことから
制限や限界、課題の星とされ
占星術の長い歴史上では大吉凶星として
恐れられてきた時代もあったようです
現代占星術では
約30年に一度
出生図の土星と土星が重なる期間を
(サターンリターン)と呼び、社会的な責任や課題に取り組む時期だとされています
ご自身が制限や課題として持っている部分を
表す星として見ますが、それだけではなく
その制限、課題と向き合い乗り越えていくことで
大きな成長や天才性を発揮していけるポイントにも
なり得る部分として、前向きに読みます
”大吉凶星”だけでは終わらせません
ご自身のウィークポイントに気づき、向き合って取り組んでいくことで
魂の成長の手助けとなる星ですから
軽やかに受け入れて自己成長へと繋げていきたいですね
─ 以上が、木星と土星でした
個人天体(太陽・月・水星・金星・火星)で作り上げた自分を
恩恵(木星)と乗り越えポイント(土星)を上手く使って
社会に押し出していく
という流れがお分かり頂けていれば幸いです
今回も最後までお読みいただきありがとうございました
フォローやいいねもいつも感謝しています
星読み見習い Libra
🍀次回はいよいよ太陽系惑星たちの総仕上げ
時代を司る
トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)についてお伝えします💫