問診で起立性調節障害だろうと診断され、今回は採血と心電図の検査結果と、新たに起立試験という検査を受けに大学病院へ。
今回は夫も帯同(運転手+理解を得る為の同席)。
病気に理解が全くないのできちんと先生と話して聞いて欲しかった。
中学生の子供1人に両親ズなんてハタから見たら過保護ではあるけれど情報は共有すべきだと思うの。
起立試験ってなんだろうって思ったら看護師からの事前説明があった。
座位で血圧と心拍数を普通に測る→横になり寝る体制10分→起立して3分後に立ったまま血圧&心拍数測定、そのあとは2分おきに3回測定っていう結構時間かかる地道な検査。
当日の息子は通常モードで元気だったので検査の意味あるのかなあって思ってたら、ちゃんと結果が出た。
診断結果は、心拍数の上がり方が異常らしい。
普通は起立している状態で心拍数に変化はないんだけど、息子は例えば70くらいの心拍数が立ったままだと120くらいまで上がってしまう。
平均心拍数増加が35を超えると(病院では40って言ってた)起立性調節障害となるみたいで息子はそこだけドンピシャ。
座位の血圧心拍数は通常なのに立ち上がった状態のままだと数値が異常だと。
表見せられたけど数値なんて覚えられんかったわ。
検査後の息子に体調を聞いたらやっぱり気持ち悪くなってた。
すぐ治ってたけど。
先月受けた心電図や血液検査では一切異常なし。
気になってた甲状腺や心臓の異常は全くないのでひと安心。
という事で、問診と起立試験の結果で完全なる『起立性調節障害』と認定された。
ただ比較的軽いので生活指導でどうにかなるんじゃね?って話で投薬は見送り。
血圧を安定させる薬はあるけれど息子にはギリギリまで使いたくないと先生は仰った。
生活指導の面もあってものすごく長い時間診察室に滞在してた気がする。
この大学病院は息子が幼少の頃から事あるごとにお世話になっている。
突出した特色はないのだけど、息子にとってはいつも最良なのよね。
病院もタイミングと相性って大事だと思ったりする。
起立性調節障害の改善・治療の生活指導は、1日の動きとしてトータルで2リットル水分補給、30分以上のウォーキング(適度な運動)、起床はゆっくり時間をかけて頭を起こす、起き上がったら二度と横にならない、適正塩分量+3グラムの塩分(水分を体内に留める為)、早寝早起き。
そしてついでに勉強しろと有難いご指導も賜った、が、息子は馬の耳に念仏〜。
夫に『運動必要なのにお前は動かないし!』と叱られたが、私だって日常疲れてるし言う事聞かない思春期を相手にできんて。
夫に任せた。
無駄かと思ったし有料だけど一応念の為に診断書発行した。
何せ軽症なので下手すると理解が得られなそうなので保険はかけておく。
最近市民権を得た起立性調節障害だけど、健康で周囲も健康な人しかいなくてって人はあらゆる病気に理解がないからねー。夫とか夫とか。
夫はまだまだ咀嚼できないけれど私以上に息子に対していろいろ頑張ろうとしてくれてるからそれはそれでありがたい。
にしても本当に改善するのかなあ。
生活指導の面で改めて息子は普段から当たり前基準値を達していないのでちょっと気が遠くなるわ。
次回は2ヶ月後。
夫にまたお休みを取って一緒に行って貰う予定。
やっぱりちょっと過干渉かしら?
起立性調節障害は自律神経の病気だから、登校するしないは本人のスイッチのオンオフであり、別の要因で無理な場合もあるので本人の学校との関わり方を観察していろんな面から考えてあげないといけないらしい。
息子が週明けの月火ばかり休むのですご〜くすご〜く気にしているのだけど、本人の与り知らない領域なんだと思うのよね。
でも気圧の変化でたまに偏頭痛起こす以外は複合的な病気はないし、通常モードはその辺の健康な中坊と変わらずたったか登校してるからマシっちゃマシな筈なんだが。
病気じゃなくても学校に行く意味ねえ!と積極的に不登校になった知人の子の話も聞いてるし、これとそれとは別なんだろうなあ。
やれやれ。