昨日は友達とオルセー美術館展に行ってきました。
京都在住で絵が好きで、せっかく東京へ来ているのなら見ておかないとね
私は8月に続いて二回目。
何度でも見たいし、見るたびに発見があります。
この少年。
前回は、正直それほどいいとは思えなかったんですけど、今回良さがわかりました。
今回はまだ台風の強風が残っていたおかげか空いていて、じっくり見ることができました。
すると!
この少年、絵から飛び出てきそうに感じられたんです。
笛を吹きながら、今にも一歩前へと進んできそう。
あるいは、少年の吹く笛の音色が聞えてきそう

ミレーの晩鐘。
ダリは、この二人は子供の遺体を埋めたところ…なんて大胆な発想をしたようですが、ん~そうとは思えない。
だって、こんな畑の真ん中に埋めないでしょう

やはり、ここはささやかながらも愛ある生活に感謝をささげている場面なのでは?
ミレーの絵の温かさは、秋にぴったりですね。
今回もやはりモネのかささぎの前で一番足が止まりました。
美しい

ほんのりと雪が薄日に照らされて色づいている。
真っ白で静謐な世界に漂う暖かな空気感。
その暖かさこそがモネの描き出す光の世界に感じます。
一面の雪景色、白を様々に塗り分けたモネの色使い。
寒く冷たいはずの空気なのに、どこか光の温かさを感じられるんですよね。
モネというと睡蓮が有名ですが、睡蓮に負けず劣らず、私はかささぎも好きです。
モネといえば「死の床のカミーユ」も展示されていて、うれしい驚きでした。
カミーユの死を悲しむよりも色彩の変化に心を奪われたとモネは語ったそうですが、絵全体からモネの喪失感や悲哀、悼む気持ちが伝わってきました。
それから、女流画家モリゾのゆりかごも好きです。
モリゾの姉と姪を描いた作品ですが、赤ちゃんを見守る母の気持ちが画面にあふれています。
まだうら若い女性の未熟ながらも確かな母性、素朴な幸福感、愛おしさ。
我が子が小さかった頃の自分の姿と重なります。
無心に眠る我が子をぼんやりと見つめながら、何を考えていたのでしょう?
健やかな成長?今夜のメニュー?
雑多な思考の根底には、生み育むものとして手に入れた強さと深い癒しがあったように思います。
鑑賞の前に『サロン・ド・テ ロンド』で、心友と近況報告会。
渋皮栗のケーキ、濃厚な栗のムースが美味しかったです

