4月11日(木)晴れ
岐阜からの帰り道にある「瑞穂市立図書館」で借りた本。
新刊コーナーには、おもしろい本が良く入っている。
これもそのうちの1冊。
旅行先の地名や自分のまわりにも不思議な地名がよくあることで、気になる事は誰しもあると思う。
地形的特徴から名づけられたのだと想像するものの、それ以上、深く立ち入らいで過ごしている。この本は、しっかり地名に向きあってきた人が、3.11以降、地名には、歴史的災害の経験を知らせる重要な意味があると警告している本である。
例えば、こんな具合・・・・・
1 洪水など水による災害を知らせる地名
あくと・あくつ(阿久戸・阿久津・赤生津など)
あらかわ(荒川)
いかり(綻・猪狩・五十嵐・五十里など)
うめ(梅田・梅木・梅の木など)
おおなわば(大縄場など)
おしきり・すなおし・みずおし・みずこし(押切・砂押・水押・水越など)
かけ・かき(欠・欠山・懸・懸向・柿﨑・大柿など)
かぶき(冠木・蕪木・蕪栗など)
かわぞこ(川底など)
かめ(亀田・亀谷地など)
ねずみ(鼠谷地・鼠田など)
のぞき(除など)
びじょ(美女など)
へび・じゃ・ぜにがみ(蛇走・蛇喰・銭神など)
ふくろ(米ヶ袋・二の袋など)
みみとり(耳取りなど)
やながれ(矢流れなど)
りゅうのつく地名(竜ヶ崎などの竜・龍のつく地名)
よな・よね・こめの付く地名(米川・米山・米ヶ袋・米倉など)
ろうまる(四郎丸・五郎丸など)
つる(鶴ヶ埣・鶴巻・鶴見・鶴巣など)
2 崖崩れなどの災害を知らせる地名(19)
3 3.11東日本大震災の津波に関わる地名(7+10)
4 東日本大震災の津波被災地の地名(14)
(書き込みが大変なので省略しました・・・)
「美女川」と言う地名が宮城県美里町にもあるが、やはり土地が低く水が流れ込むことがあったと言う。美女と言う言葉に惑わされてはいけないと作者・・・
崖崩れなどに関する地名
くり・・栗生・栗木・・・・クリ・クル・・・・崩れる・えぐられるの転化したモノ
例:栗生(くりう) 仙台市青葉区 3.11では地すべりが起きた。
猿・・・サル・・・・古語のザレ(礫)の転訛、山が崩れて欠け落ちた所、岩の崩れる事
例:猿田(石巻市北村)・・・土砂崩れ
・・・とまだまだ続きますが、後は本をご覧ください。
最も多かったのが「ハマ」が着く地名だったとある。
地名が伝える災害の歴史
著者:太宰幸子
発行所:彩流社
発行年:2013年3月11日

岐阜からの帰り道にある「瑞穂市立図書館」で借りた本。
新刊コーナーには、おもしろい本が良く入っている。
これもそのうちの1冊。
旅行先の地名や自分のまわりにも不思議な地名がよくあることで、気になる事は誰しもあると思う。
地形的特徴から名づけられたのだと想像するものの、それ以上、深く立ち入らいで過ごしている。この本は、しっかり地名に向きあってきた人が、3.11以降、地名には、歴史的災害の経験を知らせる重要な意味があると警告している本である。
例えば、こんな具合・・・・・
災害・崩壊・津波・地名解 目次
1 洪水など水による災害を知らせる地名
あくと・あくつ(阿久戸・阿久津・赤生津など)
あらかわ(荒川)
いかり(綻・猪狩・五十嵐・五十里など)
うめ(梅田・梅木・梅の木など)
おおなわば(大縄場など)
おしきり・すなおし・みずおし・みずこし(押切・砂押・水押・水越など)
かけ・かき(欠・欠山・懸・懸向・柿﨑・大柿など)
かぶき(冠木・蕪木・蕪栗など)
かわぞこ(川底など)
かめ(亀田・亀谷地など)
ねずみ(鼠谷地・鼠田など)
のぞき(除など)
びじょ(美女など)
へび・じゃ・ぜにがみ(蛇走・蛇喰・銭神など)
ふくろ(米ヶ袋・二の袋など)
みみとり(耳取りなど)
やながれ(矢流れなど)
りゅうのつく地名(竜ヶ崎などの竜・龍のつく地名)
よな・よね・こめの付く地名(米川・米山・米ヶ袋・米倉など)
ろうまる(四郎丸・五郎丸など)
つる(鶴ヶ埣・鶴巻・鶴見・鶴巣など)
2 崖崩れなどの災害を知らせる地名(19)
3 3.11東日本大震災の津波に関わる地名(7+10)
4 東日本大震災の津波被災地の地名(14)
(書き込みが大変なので省略しました・・・)
文字面だけを見て、判断したのではなく、著者は、「災害や崩壊の事実の確証を得るために、歩き、地質を知り、どんな小さなことでも地域の人に聞いて回った。」
「地形図や文献資料、聞取りを行い、何度も現地へ足を運んでの調査である」と断り書きがある。これだけの裏付けがあって現地の写真や地図も加えられているので、信頼できる。地名は暮らしに直結しているだけに、身近すぎて、災害の過去の歴史も自分には関係ないと思いがち。
地名が災害への警鐘的役割を持っている事にはなかなか理解が及ばない。
「美女」は 湿地で 「ビショケ・ビショビショ」
氾濫によって湿地や泥地となったビショビショの場所を「美女」と表記された。
「地形図や文献資料、聞取りを行い、何度も現地へ足を運んでの調査である」と断り書きがある。これだけの裏付けがあって現地の写真や地図も加えられているので、信頼できる。地名は暮らしに直結しているだけに、身近すぎて、災害の過去の歴史も自分には関係ないと思いがち。
地名が災害への警鐘的役割を持っている事にはなかなか理解が及ばない。
「不寝見」(ねずみ)が「鼠」に!
「不寝見」(ねずみ)は、川などの氾濫に備え、寝ずの番をするような場所に多い地名で、「不寝見」(ねずみ)の文字が、動物の「鼠」(ネズミ)になった(民族地名語彙辞典)とある。「美女」は 湿地で 「ビショケ・ビショビショ」
氾濫によって湿地や泥地となったビショビショの場所を「美女」と表記された。
崖崩れなどに関する地名
くり・・栗生・栗木・・・・クリ・クル・・・・崩れる・えぐられるの転化したモノ例:栗生(くりう) 仙台市青葉区 3.11では地すべりが起きた。
猿・・・サル・・・・古語のザレ(礫)の転訛、山が崩れて欠け落ちた所、岩の崩れる事
例:猿田(石巻市北村)・・・土砂崩れ
・・・とまだまだ続きますが、後は本をご覧ください。
東日本大震災の津波に関わる地名
ここでは、「スナ、ウラ、ハマ、シオ、ミナト」の付く地名を紹介している。最も多かったのが「ハマ」が着く地名だったとある。