6月7日

2014年のNHK大河ドラマは、「軍師官兵衛」

「福岡城」は、あまりに壮大な規模の為、家康への遠慮から全体、あるいは、天守閣を作らなかったとか、タクシーの運転手さんが解説してくれた。

「竹中半兵衛」(岐阜県不破郡出身)と「黒田官兵衛孝高(よしたか)・のちの如水」は
秀吉の軍師として知られ、秀吉の天下統一、朝鮮征伐に貢献した。
中でも黒田官兵衛と言えば、「知謀の人」と言われるが、なかなかの人物で子供の長政への教育も手抜きがない。

藩政治では民を大切にし、戦いでは、被害を最小限にとどめるための作戦に努力を惜しまない。それが巧妙な知謀呼ばわりされるようだが、秀吉も家康も一目おくほどの武将であったからには、文武に長けた、ひとかどの名武将であったに違いない。

秀吉にも、家康にも「次の天下取りは官兵衛」と疑惑をかけられたことを知り、その気はないと早々と隠居し、息子「長政」に家督を譲る。
信長が本能寺で明智光秀に殺されたのを知って、号泣した秀吉の耳元で「殿のご運が開かれる手始め、うまくなさりませ」と、耳打ちして以来、秀吉は官兵衛に心を許さなくなったと言われるが、そこは、秀吉のこと、策略家、知謀の人・官兵衛を大いに利用し、秀吉の天下統一に貢献させた。

長政は、信長から自分の命を救ってくれた半兵衛の恩を一生忘れず、遺児を引き取り面倒をみた。
長政は、「関ヶ原の戦い」での功績により、家康より福岡藩52万石3千石を与えられた。
人心を惹きつけ、信頼を勝ち取っていく名将とその取り巻きの命がけの人生が幾多の読み物に描かれている。このブログの途中で、「黒田官兵衛」に関する本を読んでいたので、ブログが中断してしまった。中でも「滝口康彦」の時代小説は、人の哀しみや思いやり、細やかな気遣いが文章から滲み出て、1冊終わると、また次も読みたくなってしまう。今は、4冊目の「悲運の果て」を読んでいるところ。
男たちの野望による合戦に明け暮れる物語は、ずっと苦手で読むのを避けてきた。
しかし、そうした時代を経て今がある事を思えば、もう一度、見直してみたいと思っている。


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黒田官兵衛(如水)の物語
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『主家滅ぶべし』:佐賀県多久市に住んだ時代小説の作家・滝口康彦氏の作品、黒田家のお家騒動を描いている。長政の嫡男・主君の吉之と家柄家老・栗山大膳の確執を描き、筆致鋭い圧倒的迫力で読ませる。

『黒田長政』:香川出身の歴史小説家・徳永真一郎氏の作品、「戦国最大の二代目」と言われる黒田長政の生涯と彼を支えた11人の列伝、「黒田騒動」を描く。

『悪名の旗』:滝口康彦氏の作品、関ヶ原の戦いでどちらにつくべきか、迷う武将たちの姿を描いている。

DVD、滝口康彦原作 「異聞浪人記」より、映画題名、「切腹」、リメイク版「一命」を観る。
「切腹」は、1962年の作品。
第16回カンヌ国際映画祭 審査員特別賞
第13回ブルーリボン賞 主演男優賞、脚本賞

とあるように、知る人ぞ知る時代劇の名作。まだ原作は読んでいない。
浪人の狂言切腹に始まる壮絶な筋書きなのだが、息もつかせぬ緊迫感で映画に引きずり込まれる。監督は「人間の条件」の小林正樹監督。主演は「仲代達也」。