10月9日(水)晴れ

滋賀県東近江市永源寺図書館に長居しました


東近江市は、2005年2月11日に八日市市、神崎郡永源寺町・五個荘町、愛知郡愛東町・湖東町の1市4町が新設合併して誕生。2006年1月1日には神崎郡能登川町・蒲生郡蒲生町を編入した。

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ここ暫く、図書館訪問をしていませんでした。
忙しい事を理由に図書館に疎遠になっていたことを反省し、思い切って永源寺図書館に行ってきました。
東近江市の図書館でまだ4つ、訪問していない図書館があり、この日は「永源寺図書館」と「蒲生図書館」を訪ねました。滋賀県の図書館については3年前に調べた事がありましたが、全部の図書館を回りきることはできませんでした。


「図書館は何の為にあるのだろう」と言う、わかり過ぎるような基本的な疑問から出発して、始まった図書館訪問の旅も4年目に入りましたが、時々、「図書館は本を貸し出すところだから、それでいいじゃないの、みんなそれで満足しているから余計な事を考えない方がいいんじゃないの」と自問自答することがよくあります。最近は、ますますその傾向が強くなることがあり、弱気になっているのか、それとも挫折しかかっているのか、迷いがあります。この疑問、そのものが間違っているんじゃないかと思うくらいです。

 阿智村の岡庭村長に3か月ほど前、豊橋でお会いした時に、「永源寺に行ったかね?」と言う会話があり、それ以来、気にかかっていました。
阿智村の村づくりに、図書館や公民館などの社会教育施設が大きな役割を果たしていることや、北海道の置戸町もやはりまちづくりと社会教育が密接な関係を持っている事を知り、図書館の未来に対しても期待と夢を抱くようになりました。それでも、時々、立ち止まってしまうことがあります。
「迷った時は 図書館に行こう!」と言うキャンペーンがあったことを思い出しました。


図書館の魅力、本との出会いがあること、長居したくなる環境・・・
1時間位で図書館を去る予定でしたが、2時間以上を過してしまい、昼食タイムを逃しました。
居心地が良くて、とても帰る気になれませんでした。
「本との出会い」はいろいろな場面で起こりますが、図書館に行っても出会いが全くない事もあり、そういう時は手ぶらで帰る寂しさがあります。
ここでは、本の方から近づいてくれるのす。
「あ、こんな本があった! ちょっと見てみよう」・・・・・少し読みかけて、後はノートに本の題名と著者名を書いておきました。そういう音が何冊かあって、借りられませんが、どこかで借りたり買ったりできる楽しみができました。そういう本が何冊もあって、凄い収穫があった気になりました。


お子さんからお年寄りまでいらっしゃい~~
トトロがあいている日とおやすみの日を教えてくれます。
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お茶の給湯器は目下、故障中、この場所では軽食を食べられるとか
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この地区は住民人口が2万人に満たないが、合併後は前の公民館の中にあった図書室よりも立派な図書館となった。その結果、貸出数、利用者数とも現在もうなぎ上りに上昇中・・・・・・

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利用者は、図書館の中で本を探す時、ずっと立ち続けて探すわけだが、少しでも中を見ようとするとき、こういうスペースがあると本当に助かる。立ち続けは疲れてしまうから・・・・

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本の分類は利用者にわかりやすく、本の内容で分類されている。

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(左)東北大震災関連の本が展示されている。
(右)食育で知られる滋賀県。「口福(くちふく)」と題して食べ物にまつわる関連の本を紹介している。

書棚だけでなく、特別のコーナー展示は、利用者の目を引く。
他の関連本もすぐに手に取れる様になっている。こうした工夫が図書館の違いにつながるのかもしれない・・・・・



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食育は、学校給食の場で具体的に行われているので、その現場からの報告、取組の様子が詳しくパネルで展示されている。図書館が学校教育の一分野の「食育」にも携わっていることがよくわかる。

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戦争と平和のコーナ
このコーナーは、まだ右手の棚の先へとまだ続いている。


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「ヒバクシャになったアメリカ帰還兵」
「アメリカの軍事力」
「軍隊のない国家」
「ガザの悲劇は終わっていない」
「生物戦731部隊」
「真珠湾<奇襲>論争」
「沖縄からは日本が見える」
「語り伝えよ、子どもたちにーホロコーストを知る」
「冬の兵士」
「ひろしま」
「靖国神社の祭神たち」
「地雷」
「永遠平和のために」

まだまだ いっぱい・・・・・・

これを背表紙だけで並べた時の効果と比べたら、それはもう、利用者から見たら天と地の違いだと私は思いますが、いかがでしょう。

図書館の係りの方からお話を伺いました。
ついつい長居をしてしまいました。ゆっくり本を相手に時間を忘れる程に滞在できるのは、図書館を訪ねて一番 嬉しい事です。書店はそうもいきません。くつろげないからです。
お世話になりまして、ありがとうございました。
これからもどうぞ、地域に根差した、くつろげるみんなの図書館づくり、地域づくりに頑張ってください。