10月8日(水)晴れ

書店 ACADEMIA

昨日の夕方、大垣駅北口近くの大型ショッピングセンター”アクアウォーク”の2Fにある書店ACADEMIA に行きました。
ここがACADEMIAのサイト
■図書館も楽しいですが、書店にはまた、別の魅力があるものですね。
おびただしい新刊書も魅力的。
「う~っ、あれも、これも、よ! 読みた~~い!」

■これらの本も売れなければ返品?
流通ルートを知った後では、書店経営の大変さを想像してしまった。
それにしても、お客さん 結構多い。
隣接するカフェでは雑誌、コミック以外は係員に申し出て試読ができるとは!

■奥に進むと窓際のコーナーは各新聞の書評と実際の本が陳列してあり、店内の賑やかさとは無縁の世界。
月曜日に書評がでても、図書館ではすぐには手に入らないが、書店は書評が出たらすぐに並べるようです。
少し離れた場所では同じフロアーで喫茶店とは別に、飲み物が飲めるようになっています。
買い物以前に憩いの場所のようです。
近くなら毎日でも行きたいくらい。
イメージ 2

副題:北朝鮮 最大の謎に迫る!

イメージ 1

著者:重村智計
発行者:野間佐和子
発行所:講談社
発行年:第1刷 2008年8月20日 

イメージ 2

重森さんは毎日新聞の記者として、6年間ソウル特派員、その後ワシントン特派員、毎日新聞論説委員を経て、現在は、早稲田大学国際教養部教授。
拉致問題報道では必ずと言っていいほど、スタジオに呼ばれていた人だからかなり知られている方です。

序章は、「北朝鮮を知るには、情報の扱い方を知らないと、難しい。
北朝鮮は工作国家であるからだ。」という書き出しで始まります。

朝鮮報道は今でこそ、いろいろな本が出ているけれども、一般的に情報がクローズされているので、見えないことのほうが多いため、理解しがたい国ですね。
拉致問題は何をおいても真っ先に解決しなくてはいけないはずなのに、いつまでほおっておくのでしょう。政府は消極的です。

ここには現在の最も新しい、北朝鮮の実情が語られています。

特に金正日の周辺に何か 異変が起きているのではないかということです。

金正日は替え玉ではないか、
とうに、死んでいるのではないか、
車椅子生活ではないのか、など、
多くの人の情報に基づき検証されています。
しかし、どれが真実なのかはわからない。
最近の北朝鮮の外交政策にも以前ほどのメリハリがなくなり、求心力がなくなっているという。

著者も関係者への危険が及ぶことを考えて、全てを語ってはいません。
金正日の移動に同行するメンバーに変化があるようです。
官僚が減って、軍部関係者が固定してきたとか。
ダブル(別人、影武者を指す)であるとの疑いは、声紋の違いにより、明らかに別人だとする説もあるようですが、謎、謎、ますます謎です。

北朝鮮について記事を書くにはさぞかし勇気がいるでしょう。
「闘う勇気」と著者は言います。
おそらく偏見の目で見られるというより、圧力、抗議の類。
しかし、重森さんは30年にわたってこの国を取材し、要人たちばかりかたくさんの友人知人があり、その人脈の豊かさがこういう難しい本を書かせる勇気と自信になっているのだと思いました。

ジャーナリストとしての強い使命感と信念がなければ、北朝鮮や朝鮮総連に言われるがままにしか書けないと、著者は書きます。
権力者や政治家、官僚の言うことに疑問を抱かないのはジャーナリストではないとも。

ジャーナリストでなくても、これだけおびただしい情報があふれかえる現代では、自分の感覚を研ぎ澄まして、注意深く観察し、聞き、見て、考えることが、混乱から真実をかぎ分けるコツなのでしょうか。