ふるさと、垂井町で晩年を過ごされ、昨年88歳で他界された所秀雄さんの教えを引き継ごうという企画のシンポジウムが垂井町でありました。 雨のため、今日はきっと出足が鈍いだろうなと、それでも今日は逃したくないと夫婦で早めに出かけましたが、な!なんと始まる前にもう駐車場が満杯ではないか! 奥のほうに駐車できましたが、ロビーは関係資料が並び、たくさんの人が資料を手にしながらコーナーを回っていました。聞けば、講師陣も全国的ですが、聴衆も垂井町だけではなく全国各地からお集まりということでこの企画の人気の高さ、「所秀雄さん」の偉大さの表れと思いました。12:30 所さんのDVD上映
12:45 谷・祭囃子


13:40 主催者挨拶/ 垂井町長挨拶
「所さんのご意志を継ぎ、垂井町らしいまちづくりを皆さんと共にめざしたい・・・」と歯切れよく明快な歓迎のご挨拶
■中仙道 垂井の宿を題材にした緞帳
「所さんのご意志を継ぎ、垂井町らしいまちづくりを皆さんと共にめざしたい・・・」と歯切れよく明快な歓迎のご挨拶

13:50 講演「”~らしさ”を活かした地域づくり」 山下 惣一氏(佐賀県在住の農民作家)
田んぼの4反も減反しているのに、生産者米価は20年前の半値、(米づくりの日当は2046円、時給255円)←(この部分は6/16中日夕刊より加筆した)それでも農業でがんばっている人達がいる。 農産物市場が完全自由化されると、日本の自給率は12%までに下落すると農水省は発表。 1年前から、小規模な兼業や高齢農家を淘汰して大規模農家集中支援の農政を展開してきた。 しかし、農民は自らを養うばかりか、国も養うから偉いのだ。 大農とは金を稼ぐ農業であり、小農とは家族が暮らすことを目的とする農業のこと。 日本はこの小農を大事にすべきである。人間は暮らす土地で育ったものを食べて生活するのが最善である。”地産地消”。生き物と人間は同じ土地を分かち合って暮らしていくもの。 所さんとは同じ考え方をしてきた同士、仲間である。 これからの日本の農業のあり方をみんなで真剣に考えてその土地らしい農業を作り出していきたい。14:50 座談会「所秀雄さんから受け継いだモノ」

進行 神田浩史(「泉京・垂井」副代表)
富山洋子(「日本消費者連盟」代表運営委員)
谷山重孝(「食・農・環境・研究普及センター」元副会長)
谷山重孝(「食・農・環境・研究普及センター」元副会長)
北川石松(元環境庁長官)
山下惣一
山下惣一
沢島武徳(「日本野鳥の会」元常務理事)
渡邊寛司(垂井町「岩手ファーム」代表理事)
渡邊真帆(垂井町岩手地区)
渡邊寛司(垂井町「岩手ファーム」代表理事)
渡邊真帆(垂井町岩手地区)
16:00 閉会 奥様のお礼のご挨拶がありました。
■西濃地方の音楽会他、文化行事が一目でわかる展示・お知らせコーナー
夫の書物も読んだことがなく、何をしているか、よくわからなくついてきただけでしたが、大勢の皆様によって夫の意志が引き継がれていくことを心から感謝しております。どうぞ皆様 宜しくお願いいたします。私も死ぬまでこの大好きな垂井の地で暮らしていきたいと思っております。本日は誠にありがとうございました。・・・・(お囃子の演奏を聞いている間、涙が止まらなかった、なぜなら毎日、夫はこのお囃子の笛を吹いていたので思い出して胸が一杯になりましたと仰いました。)

文化を感じる垂井の町、住民の力を感じるまち
NPO法人「泉京・垂井(せんと・たるい)」は発足して3年。NGOで活躍していた、(今も現役)世界的な視点で環境を考える神田さんを迎えて、足元の垂井らしさを失わず、所さんのような方を交えての故郷づくりに皆さんで努力をしてこられました。 私が所さんを始めて知ったのは4年前の「垂井町まちづくりワークショップ」でした。 「環境問題で何が重大といったら、福井の原発事故だよ。風に乗ってくる、このあたりの受ける被害は甚大だよ」と仰られて私は「エッ?!」と驚きを隠せませんでした。 どういう方なのかは、後で垂井の方から伺って恐縮してしまいました。 「みんな、所さんからいろいろなことを教えてもらっているんや」と聞いてなるほどとうなずいた次第です。かくしゃくとして、お年を感じさせない明晰な頭脳と紳士的な態度に敬服しましたが、今日は所さんの業績の数々を知り、ふるさと垂井でも多くのお仲間に慕われ、幸せな晩年を過ごされた事を知りました。垂井の人たちがこういう立派な先輩のもとに、学び続ける環境を回りに作っておられることもたいへん、すばらしいことだと思います。歴史と伝統が培ってきた風土は、まちづくりに対する意識にも影響するのかと垂井へ来るたびに感じるのでした。関係者の皆様 ご苦労様でした。またタイムリーな切実な課題を取り上げていただきありがとうございました。 私の町でも、農地(農業)を大事にしていくための町の方針がしっかりしていないと、いつでも換金できる資産としての農地という意義付けだけでは簡単に手放されてしまうでしょう。 なぜ、パチンコ屋とショッピングセンターばかりが増えるのか?http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000806170001