支えられて生きている | ぼくが何千マイルも歩いたら

支えられて生きている

久しぶりに実家に帰った。



母はまた痩せていた。
浪人生の妹は未だに志望校が決まらないらしい。
中学2年の妹は生徒会長になっていた。
小学4年の妹は九州ディベート大会で優勝していた。
祖父は前よりもご飯の量が減っていた。
祖母は前よりも腰が曲がっていた。


父は、「一週間前になぁ、お父さんの友達死んじゃったよ。」と寂しそうにつぶやいた。



そんな父の後ろ姿を見ていたら、なんだかよくわからない感情が沸いて来て、泣きそうになった。








久しぶりに白ご飯を食べた。
温かいシチューも一緒に。







私はもっと頑張らなきゃいけない。
そうだろう?
自分が一番よくわかってるはずだろう?







今度は、もう来年になっちゃうけど、母方の祖母の家に行こう。
おじいちゃん、3回忌行けなくてごめんね。








私はいつだって、この家族に支えられて生きている。
帰る場所は、ここだ。