◇ですます調を使うのがしんどくなったから話し言葉にしよう。


 ついさっきまで誰とも絡めないのを悩んでいたはずなのに、もうそんなことを忘れている。昔からこうだった。


 どんなに嫌なことがあっても、一晩寝ればほとんど頭に残っていない。ただし、これは悪いことに限らないようだ。


 高校の友達は部活でのことや対戦相手の顔をよく覚えていた。自分は全く覚えが無い。受験勉強したことすら怪しい。(いや、本当に勉強していた人からすればたいした量ではないだろうが。)



 まぁ、何故悩んでいたのかについて考えてみるか。


 そもそも、絡みにくさについてひも理論というものがあるらしい。


絡みやすい人は長く伸びたひもであり、逆に絡みにくい人は糸くずのように丸まっているそうだ。


ひも型どうしはお互いにからまりやすい(=絡みやすい)が、糸くず型は滅多なことが無い限り他とからまらない。


 たしかにこれは一理ある。だが、これでは全ての絡みにくさを説明できないように思う。


 実は、絡みにくさにはもう一種類、電気くらげ型があるのではないか。すなわち、で○じろう先生が塩ビパイプで空中に浮かばせる、ビニールひも製のポンポンのようなものである。


この電気くらげ型に属する者は、他者と絡もうと四方八方に手を伸ばしている。だが、その身より発せられる静電気(のようなもの)で、誰も近づくことができない。


この仮説は、身の回りを観察する限りでは成り立っているように思われる。



 そして、libra自身は自分から話をふれない、話しかけられても話をふくらませられない、故に独りで居ることの多い糸くず型だ。


だから馬鹿な真似をして話題を提供しようとしているんだ。もっとも、人と話す練習をしたほうがいいかもしれない。