こんにちは、リブラです。
今回もジョー・ディスペンザ博士の「あなたという習慣を断つ」の解説の続きです。
第1部あなたはサイエンス
第7章ギャップ
*外界に向かって発信しているセルフイメージと素のままの自分自身のギャップ
3日に1度、2つの地域で講演する多忙なスケジュールに追われていたディスペンザ博士は、ふと、自分が教えていることを実践する暇もないことに気がづき、愕然としました。
いつの間にか、自分の幸せが全部外界(恵まれた人間関係、仕事の成功など)によって作られ、それはほんとうの喜びとは何の関係もないことに気づいたからでした。
幸せのすべてが外側にあるもので埋め尽くされているということは、それらと関わっていない時間の自分は空っぽだということになります。
外界に幸せを依存していると、「何かがおかしい。何かが足りない」という気持ちに駆られます。
それを感じるとき、幸せだと思っていたことのすべては外界の刺激に対する反応に過ぎなかったとわかるのです。
ディスペンザ博士はその原因が、外界に向けて形成された自分像のアイデンティティと内側の自分像のアイデンティティとのギャップにあることを突き止めました。
外界向けの自分が理想的な状態でそれを自分のアイデンティティだと思い込んでしまうと、外側世界の刺激に幸せを依存する奴隷になってしまいます。
内側の自分は本来のありのままの自分なので、外側世界の人間関係の良好さや仕事の成功などの条件づけは、内側の自分の幸せには一切関係ありません。
むしろ、外側世界に弾かれる自分に気づき、その自分の存在を発見し認めることに喜びを感じるのが内側の「ほんとうの自分」なのです。
外界向けの自分がどんなに活躍をして、人気や名声、成功を収めたとしても、それをしていないときあるいは持っていないときの自分(内側の自分)のアイデンティティがなかったとしたら、空虚で空っぽな自分を見つけることになるのです。
ディスペンザ博士は、あらゆる依存症は空虚で空っぽな自分を見たくないがために、外界の刺激を追い求めて虜になったり、仕事の忙しさにかまけて内側の自分から目をそらす行動だと指摘します。
内側の自分像を意識しないように相当のエネルギーを要して戦い、外界向けの自分像を維持しているのだといっています。
何もしていなくても外界向けの自分と内側の自分が葛藤して、前に進むエネルギーを失うのです。
外界向けの自分と内側の自分のギャップを埋めるためには、まず、否定的な思考や感情を客観的に観察し、どんな思考や感情が生来の自分(内側の自分)を否定しているのか気づく必要があります。
外界向けの自分が内側の自分をコントロールして社会の型にはめようとするのをやめさせ、「最期の瞬間に残るのは内側の自分の意識だけ」であることを認識せよとディスペンザ博士はいっています。
ディスペンザ博士はセミナー受講生のパメラを例にあげて、外側と内側のアイデンティティのギャップを埋めることが人生を飛躍的に変えるエネルギーを生み出すことを説明しています。
パメラは財政面で苦境に立たされたシングルマザーでした。
元夫は失業中で2年間養育費の支払いが滞っていました。
パメラの心は元夫に対する不安や子どもに対する苛立ちや母親としての劣等感や罪悪感に苛まれ、被害者意識が彼女のアイデンティティとなっていました。
ワークショップの瞑想中、パメラは不平不満、非難、絶望感、欠乏感など過去の経験に結びついた感情を手放すことに努め、同時に自分のことに囚われた意識状態も手放しました。
それによりパメラは凍りついていたすべてのエネルギーを溶かして量子場に送り、自分だと思っている自分像(内側)と世間に見せている自分像(外側)の間のギャップを埋めました。
それはあまりにうまくできたため、パメラは大きな喜びと感謝にあふれ、この豊かさを自分だけでなくみんなにも分けて与えたいと願う気持ちになりました。
彼女は自己中心の状態から無私の状態へ移行し、瞑想する前とは別人になっていました。
パメラの解放されたエネルギーは、ワークショップ中に結果となって現れました。
パメラはインターネットビジネスをしていましたが、それまでいくら販促をかけても効果が上がらなかったのにワークショップ参加の朝にかけた販促が引き金となり、その日の夜には1万ドル近くの売り上げに達していたのです。
さらにその3日後には元夫が2年分の養育費を一括で支払ったと電話してきたのでした。
「破壊に使われているエネルギーのいくばくかを創造活動に振り向けたなら、どんな素晴らしいことが起こるだろうか?
サバイバル(自己中心的な感情)に関心を向けることなく、ポジティブな意図(無私の感情)に基づいて創造を始めたら、どれほどのことが達成できるか考えてみてほしい」とディスペンザ博士は言っています。
「あなたという習慣を断つ」第7章より、要約
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「外界向けの自分像」はディスペンザ博士のように華々しい活躍や社会的成功を収めるセルフイメージばかりとは限りません。
今回の例にあがったパメラの「外界向けの自分像」は、シングルマザーで養育費も元夫に払ってもらえない経済困窮者、被害者でした。
パメラの周囲の人々はみんな彼女を元夫の被害者とみなしていたでしょう。
養育費の支払い義務を果たさない元夫を加害者に仕立てて、パメラは被害者として怒りをぶちまけていたからです。
しかし、パメラの内側の「ほんとうの自分」は被害者ではありません。
「ほんとうの自分」は魂意識で大いなる源(神)の分霊です。
無力な被害者と大いなる源(神)の分霊との間には物凄いギャップがあります。
わたしたちがついやりがちなのは、無力な被害者という「外界向けの自分」を演じるうち「内側のほんとうの自分(神の分霊)」まで無力な被害者と思い込んでしまうことです。
これは何を意味するかというと、無力な被害者を自分として外界の可能性にだけ依存して生きることを意味します。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」と分離して自ら無限の可能性を断つことになります。
無力な被害者だからパメラは失業中の元夫に頼るしかないと絶望的な気分に陥ったのです。
その一方でパメラの「内側のほんとうの自分(神の分霊)」は、「わたしは無力な被害者なんかじゃない」と抵抗し、インターネットビジネスを始め、ディスペンザ博士のワークショップに参加し、瞑想に取り組みネガティブな感情や被害者意識を手放したのです。
「外界向けの自分」が「内側のほんとうの自分(神の分霊)」の存在を否定するとき、破壊的にエネルギーを消費します。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」が自然に受けとることになっていたものを阻止するように働いてしまうのです。
パメラの場合は、無力な被害者が受けとるに相応しい現実が次々訪れ、「内側のほんとうの自分(神の分霊)」が計画していた現実を止めていたのです。
瞑想状態で自身の心を客観的に観察したとき、パメラは「わたしは無力な被害者なんかじゃない」と気づいて自分らしくないもの=被害者意識を手放し、無限の可能性とつながったのです。
被害者意識を手放すことで被害者に相応しいの世界線から、「内側のほんとうの自分(神の分霊)」に相応しい無限の可能性につながる世界線に乗り換えたのです。
ネガティブな思考や感情、加害者を責めたくなる気持ちを手放すことは確かにハードです。
しかし、それにしがみついていたら、ネガティブな思考が回り続けてネガティブな感情を誘い、その化学反応に中毒して被害者のセルフイメージを心に刷り込み、被害者の現実を招き続けるのです。
パメラが瞑想で被害者意識を手放した途端、彼女のビジネスはかつてないほどの収益をあげ、元夫も加害者役を降りて養育費を2年分一括で支払うという劇的な展開が訪れたのです。
それはパメラが瞑想によって「外界向けの自分」を退け、「内側のほんとうの自分(神の分霊)」に主導権を委譲し、「外界向けの自分」と「内側の自分」のギャップが埋まったからです。
生来の自分(内側の自分)像を主たるアイデンティティとすれば、「活躍しているときの自分」も「そうでないときの自分」も空虚になることはなく、自然な自分として「今、この瞬間」の連続の中に存在することができます。
「外界向けの自分」を演じるのがしんどくなったら、5分からでも瞑想状態になってみるとよいでしょう。
この5分間だけは「外界向けの自分」の鎧を外し、何もしていない状態の自分を静かな気持ちで眺めてみましょう。
もし、何もしていない状態の自分を非難する声や思考が浮かんだらを「尻尾を掴んだ!」と喜んでそれを観察してみましょう。
それは「外界向けの自分」が「生来の自分(内側の自分)」を否定する声であり、ギャップをもたらす部分です。
「生来の自分(内側の自分)」を捻じ曲げてコントロールし、「外界向けの自分」が人生を牛耳ろうとしているところです。
「外界向けの自分」の領分は、外界だけです。
「生来の自分(内側の自分)」の領分(心の中)まで領海侵犯させないように注意しましょう。
真のアイデンティティの在り処は「生来の自分(内側の自分)」です。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」の計画では、「内側のほんとうの自分(神の分霊)」を「外界向けの自分」と共同創造でこの世に実現させるために人間の転生をしています。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」の可能性は無限大です。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」の計画は不可視で実体はないけれど、無限の可能性を秘めたブループリントは存在します。
「内側のほんとうの自分(神の分霊)」は、その意図を絶えず「外界向けの自分」に送っています。
「外界向けの自分」はその意図を無意識に受けとるから、「なぜか知らないけど、どうしてもこれがほしい!この能力を身につけたい!こんな環境に身を置きたい!」などの様々な衝動を感じて、それを外界で獲得するべく行動するのです。
そうして様々な物や能力や環境や関係などを手にするうちに、「内側のほんとうの自分(魂)」がどんな価値観でそれらを選択しているのかを「外界向けの自分(エゴ)」は知ることになり、「内側のほんとうの自分(魂)」と「外界向けの自分(エゴ)」が共通する価値観を備えることになります。
「内側のほんとうの自分(魂)」が意図し、「外界向けの自分(エゴ)」がその獲得に動くときは必ず具現化します。
ご自身のホロスコープをお持ちの方は、2室(所有のハウス)のルーラー(境界線の始点)の星座を観ると魂のブループリントは何に価値を置く人生を意図しているのかがわかります。
因みにわたしの2室のルーラーはうお座です。
うお座は不可視の世界に価値を置きます。
物質よりも物質になる前のイメージ、可視化できるイメージよりも抽象的なイメージ、その抽象的なイメージも無限に広がっているものを、それよりもすべてとつながっているワンネスの状態・・・最終的には大いなる源との一体感に価値を置きます。
だから、わたしはホロスコープ(魂のブループリント)でその意図に読み、うお座的なスピリチュアルな価値観で人生を生きることに喜びを感じるのだなと思います。
次回も「あなたという習慣を断つ」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
