こんにちは、リブラです。今回は、ナポレオン・ヒルの「悪魔を出し抜け!」第12章の解説です。
悪魔「知恵は、『流される』ことのない人間のように、常に自分の人生を肯定的な思考習慣で動かしている人間にしかもたらされない」
ヒル「知恵とは何ですか?」
悪魔「知恵とは、自分と大自然の法則とを結びつけ、大自然の力を自分のために使う脳力のことを言う。
また、自分と他人とを結びつけ、彼らから調和的、自発的な協力を得ることで、望み通りの人生を創造する脳力を言う」
ヒル「では、いくら知識を蓄積しても、それだけは知恵ではないということですか?」
悪魔「あたりまえではないか!
もし知識が知恵だというのなら、どうして科学の粋を集めたものが、破壊の手段になったりしたのだ?」
ヒル「知識を知恵に変えるには何が必要でしょう?」
悪魔「時間、そして知恵を求める強い思いだ。
知恵はけして、口を開けて待っていれば誰かが与えてくれる、というものではない。
前向きな思考を持ち、自分から努力を重ねてようやく得ることのできるものなのだ。
それでも手にいれることのできないときもある」
ヒル「人は何歳ぐらいで知恵を得るものなのですか?」
悪魔「だいたい40歳を超えてからだ。
それより若い頃は、知識を集めたり、それを活かして計画を立てることに忙しく、知恵をつけようにもそんな余力はないという人間がほとんどだ」
ヒル「人間が知恵を得るのは、どういうときが多いのでしょう?」
悪魔「逆境と失敗のときだ。
大自然はこの2つの共通語を使って、準備のできた人間に知恵を分け与える」
ヒル「逆境と失敗のときには、誰でも知恵が授かるのですか?」
悪魔「そんなことはない。知恵を受け取る準備ができていて、かつ自分からそれを求めている人間だけだ」
ヒル「準備ができているかどうかは何で判断されるのですか?」
悪魔「時間、それからその人間がどういう思考習慣を持っているかによって判断される」
ヒル「信頼できる知識とは、どんな知識ですか?」
悪魔「大自然の法則に反しないもの、つまり、肯定的な思考をもとにした知識だ」
ヒル「時間によって、知識の価値が修正されたり、変更されたりすることはありますか?」
悪魔「ある。なぜなら、事実や価値は、時間の経過と共に常に再構成されるからだ。
人間関係も時間が経つに連れて変化する。
好転するか悪化するかは、当事者同士の付き合い方によって変わる。
田畑に種まきや収穫に合った時期があるように、思考の世界でも種まきや収穫にふさわしい時期というものがある。
ふさわしくない場合、大自然が収穫の時期をずらしたり、実り自体をなかったことにする」
ー「悪魔を出し抜け!」第12章よりー
わたしはアセンダント(ホロスコープの「本人のハウス」の始点)付近に、試練の星と呼ばれる土星(現実性、観念)があるせいか、逆境や失敗のときの方が一生ものの自信が着き、とんとん拍子に進むときは素通りしてしまったのかと思うくらい経験が残りません。
ですから、今回、悪魔が「知恵を得るのは40歳以降。逆境や失敗のとき」というのは凄く頷けるのです。
もちろん、アセンダトに木星を載せている人やいて座がアセンダントの人は、幸運の流れを見つける先見力があるから、アセンダント土星持ちのように敢えて逆境や失敗に踏み込むことは不要なのかもしれませんが。
わたしが思い通りにならなくて、1番ジタバタしたのは、何を隠そう、今生業としている西洋占星術でした。
10歳のときから取り組んできたのに、ようやく自分のホロスコープがいくらか読めるになったのは30代半ば頃です。
呆れてしまうほどの長い時間、読めない自分のホロスコープと睨めっこしていたのです。
占星術の本を何冊読んでも、プロの占星術師にホロスコープの鑑定を受けても、さっぱり、自分のホロスコープと自分の人生がつながりませんでした。
それはホロスコープを「知識だけ」で「当てもの」として読もうとしていたからでした。
ホロスコープを読めるだけの「知恵が育っていなかった」のです。
その考え方が変わったのは35歳くらいからで、スピリチュアルな叡智やヒプノセラピーやヴィジョン心理学などを学び始めたのがきっかけでした。
スピリチュアルな叡智や心理学や哲学の本を読むようになったら、「自分を知ること、今を生きることが大切」と思うようになりました。
「自分を知ること」ができれば、「今何をすればよいのか?」がわかり、将来が気にならなくなりました。
そして、「自分を知る」ために最適なツールがホロスコープだということに気づきました。
ホロスコープには何が起こるかは記されていませんが、「自分がどんなキャラクターなのか」「何が好きで、何に怒りを感じるのか」「何が得意で、何が苦手なのか」は、しっかり記されています。
「自分を知り、自分をどう取り扱うか」という情報を引き出すことにかけてホロスコープは、最高のツールなのです!
1ハウスでは自身のエゴキャラ、2ハウスでは所有の選択に必要な価値観、3ハウスでは自己表現、4ハウスでは精神基盤と生活基盤となるもの、5ハウスでは至福となるもの、6ハウスでは貢献、7ハウスでは対人関係、8ハウスでは共感・信頼構築、9ハウスでは探求すること、10ハウスでは社会的活動・天職、11ハウスでは組織やグループとしての活動、12ハウスでは潜在意識~集合意識。
これらのハウスに滞在する天体は、その分野における才能を表します。
わたしたちの魂意識は「この分野でこの才能を自由に使ってね!」とホロスコープに記しても、「この職業に就きなさい!」と強制することはけしてありません。
「道具は与えたから、好きなように使って人生を楽しんで!」というのが、魂意識の意図です。
ですから、天体が集結するハウスの分野は、その人にとって1番興味を持つことになります。
逆に、天体のないハウスの分野は、さほど強い関心は抱かなかったりします。
このように、ホロスコープを眺めながら「わたしの魂は何を思ってこの人生を計画したのかな?」と思考を巡らせると、自分のホロスコープの天体のいろいろな使い道が見えてきます。
わたしのホロスコープは、8ハウス(共感)と2ハウス(所有)がインターセプトハウス(前後の星座に挟まれて、サンドイッチの具のようになって隠れている星座があるハウス)なので、8ハウスのてんびん座太陽・月・水星と、2ハウスのおひつじ座木星が意識しづらく、活用できていない天体でした。
ですから、変革の天王星がトランシットでわたしの2ハウスのおひつじ座に入ったとき、使ってみようと25年間の病院勤務を辞めて占い師業を起業しました。
数秘で星座神話とハウスをつなぎ、天体を副人格としてユングの元型理論を採用し、ドラゴンヘッド&ドラゴンテイルはサビアンシンボルを使ってアカシックレコードに入り、過去生~今生の魂の意図を探る。
ヒプノセラピー、ヴィジョン心理学、アカシックレコードリーディング・・・それまで知識として蓄積していたものが絶妙にホロスコープリーディングとコラボレーションして、独自の鑑定スタイルが確立しました。
このようにしてホロスコープをフルリーディングする知恵に至ったのは、「どうしてもホロスコープに描かれた魂の計画を読み解きたい」という強い思いの成せる技でした。
わたしが10歳のとき蒔いた「ホロスコープ」の種が、46歳にしてようやく実ったのです。
わたしの2ハウスの変革(給与所得者→個人事業主)が、8ハウスの共感(占い師としてのセッション)のチャンスとなり、おひつじ座木星(2ハウス)とてんびん座太陽と月と水星(8ハウス)のハードアスペクトの葛藤を統合させ、共同創造に至らせたのです。
これがわたしにとったら、長年うまく読めなくてトライ&エラーしてきたホロスコープの知識が知恵に変換された瞬間でした。
次回は「悪魔を出し抜け!」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
