こんにちは、リブラです。
今回は、ジェームズ・ドゥティ著「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」の解説です。
第3章「考えることについて考える」のあらすじ
ジム(ジェームズ・ドゥティ)は、ルースに習った「頭の中の声を止めるマジック」のろうそくの炎を見つめるワークや、マントラを唱えるワークを毎日続けていました。
そこにしばらく帰宅していなかったアルコール依存症の父が帰って来て、お決まりのように母とけんかをしていました。
けんかは、家賃の滞納で立ち退き通知が届いていることが原因でした。
何時間も呼吸法やマントラの詠唱をしていたジムは、そのとき自然に身体が動いて、けんかしている両親のところに行き「ふたりを愛している」といいました。
この瞬間、両親のことを違う目で眺めているとジムは気づきました。
怒りもなく、動転もなく、両親がけんかしている状況を受け入れられたのです。
頭の中も外も何も聞こえなくなって、家の中がしーんと静かになりました。
すると、父はジムに「大丈夫だから」といい、母は「わたしたちもあなたを愛しているわ」と付け加えました。
ジムは本当に大丈夫なのかわからないと思いながらも、これが両親の精いっぱいの愛情表現なのはわかりました。
ジムが望んだ愛され方ではなかったけれど、その瞬間はそれで充分に思えたのでした。
*ルースのマジック2
①目を閉じ、深呼吸をして、身体の力を抜いて、足の方から順番に全身を緩めていきます。
②呼吸に集中します。様々な考えが浮かんできますが、その度に呼吸に意識を戻します。
鼻孔に意識を向けて、そこに空気が出入りしていることを考えるのも集中を戻すコツの1つです。
③自分に合った方法で、意識の集中を持続させます。
マントラを唱えたり、好きなフレーズを繰り返したり、ろうそくの炎を見つめたり、自分に合ったやり方を見つけます。
何が効くかは、人それぞれです。
④心を手なずけられるようになるには、時間と努力が必要です。
1日20分~30分続けられるようにしましょう。
これができれば、否定的な考えや、集中を妨げることに気持ちが向かわなくなり、リラックスによる心の静けさを感じることができます。
「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」より引用。
「親ガチャ」なんていう言葉が、「子どもは親を選べない」という意味で使われています。
悪い親に当たるのは、生まれながらにしてクジ運が悪いみたいな印象の言葉です。
でも、「魂が設計した人生のブループリント(青写真)がホロスコープ」という見地から見ると、毒親は生まれる前の自分がキャスティングしたことになります。
スピリチュアル界隈では、「子どもが両親を選んで生まれてくる」といいます。
わたしも自分のホロスコープや妹たちや弟や両親のホロスコープを眺めると、魂同士が生まれてくる前に申し合わせて家族をつくったのだなと思っています。
(わたしの家族はやたらにおひつじ座天体持ちが多く優勢で、わたしのてんびん座的要素は全否定される家庭環境でした。)
わたしの両親は、この本の著者のジムほどではないにしろ、バッチリ「毒親」カテゴリーに入ります。
父は家庭内暴力を振るい、「親に食わせてもらっている子どもは、殺されたって文句がいえないんだ!」といつも言っていました(父は5才のときに実父を亡くし、実母の内縁の夫に追い出され、9才のときから親戚の家で働き、15才で上京して大工になりました。親に見放されたトラウマから虐待の連鎖が発生していたようです)。
母は父の言いなりで、情緒不安定でキッチンドリンカーでした。
父が「こいつのツラが気に食わない!」といって、まだ4~5歳のわたしが夜裸足で外に放り出されても、母が家に入れてくれたことは1度もありません。
むしろ、子どもがぶたれたり、外に放りだされるように仕向けて、父の暴言や暴力の矛先が子どもたちに向かうことで安堵しているような母でした。
「子どもは血がつながっているから、怒られても追い出される心配はないでしょ?
お母さんが怒られると、追い出されてしまうのよ!」と言っていました。
子ども時代は、毎日のように母が「子どものせいでお金が足りない!」と言っては父の機嫌を損ね、4人の子どもの誰かがそのとばっちりで、怒鳴られたり、ぶたれたり、外に放りだされたりしていました。
そんなわたしの小学生時代の救世主になってくれたのが、今のわたしが生業にしている占星術です。
電卓とコンパスで凄く大雑把なホロスコープを作り、意味もわからず眺めてましたが、1室(本人のハウス)に試練を表す土星があり、2室(所有のハウス)にチャンスと幸運の木星があるのがわかったのです。
1室に土星があると、人生のスタート(幼少期)から自分で現実に立ち向かえるように試練を課せられます。
そして、2室に木星があるということは、自分の持つ資質でチャンスと幸運を得ることができるのです。
わたしが逆境に生まれることは、既にホロスコープの設定にあったんだ!と、当時11歳だったわたしは納得しました。
「自分の力でチャンスと幸運を掴める!」という考えは、希望の光になりました。
「2室のおひつじ座木星を信じて人生を生きよう!」という気持ちが、ホロスコープを眺める度に湧きました。
土星は現実性を鍛えるための厳しい教師のような星だから、みずがめ座アセンダントやみずがめ座土星を使いこなせるようにこの家庭環境が設定されたのか、となんとなく理解したのです。
だから、みずがめ座のエゴマインド(反骨精神)は大事にしよう!頑固さも不動サインなんだからそれでいい!
中卒の父母から毛嫌いされていた理屈っぽさも、風星座が多いわたしの個性の表れだ!と居直ったのです。
わたしは「心の中だけは自由である」と自分に言い聞かせました。
みずがめ座のアセンダントや土星が切望する「自由」を、自分の心の中のスペースに見つけ出したのです。
家の中で怒鳴り散らし暴れ回る父がいても、家事や子守りや愚痴の聞き役を依存してくる母がいても、わたしが心の中で両親をどう見るかは「自由」なのです。
心の中を自分の王国にするためにも、嫌な気分になる考えや声を締め出すことは重要です。
「この人たちが自分の親なのか」と思うと、ゾォーッとします。
でも、こういう大人にならないようにという見本、反面教師役なのだと思うと、とても便利でありがたい存在に思えます。
かれらの真逆をやるだけで、理想的な大人になれるのです。
かれらのおかげで、ストレスを与える人間と同居していても、心の中まで浸食されない方法も掴みました。
わたしの場合、ホロスコープというマンダラを見つめ、自分の持ち札であるホロスコープの星を使って、「この問題、どう超える?」と考えて攻略してきました。
おひつじ座土星持ちの両親との問題は、わたしのおひつじ座木星とてんびん座月と水星と太陽のハードアスペクトの投影現象でした。
両親の衝動的な行動を占星術的な理解である程度予測できるようになると、衝突する前に未然に防ぎ、流れを変えられるようになりました。
そして、両親に対して寛大になれると、おひつじ座の「衝動や直感は神の声として従い行動すること」がどんな感じなのかがわかり、自分のおひつじ座木星の活かしどころがわかったのです。
占星術を理解すると、「この人のこの言動やこの行動は、この星が原因か」とわかるので、相手に対して腹を立てるよりも、星が起こした出来事として捉える方がおもしろくなります。
かつて、クライアントさんから、「この人、生理的に凄く嫌いなんですが、どうしてでしょうか?」と嫌いな理由を星で見て欲しいと依頼を受けたことがありました。
星のアスペクトからその理由を説明しているうちに、そのクライアントさんは、その嫌いな人の存在の意味がわかると、「仲良くなりたくなったから、その方法を教えてください!」と言ってきました。
きっと、星を理解して考え方・見方が変わり、頭の中で「嫌いな人のレッテル」が剥がされ、「仲良くなりたい人」に変わったのでしょう。
ホロスコープに希望を持って、マンダラのように見つめ、「今、ここ、この瞬間にいる」ことに集中すると、頭の中のネガティブな声を止めることに役立つかもしれません。
お試しあれ!
次回も「人生の扉を開く最強のマジック」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
