占星術で読む2024年（海王星）

こんにちは、リブラです。

今回は「夢・イメージ・直感・スピリチュアリティ（霊性）」の海王星（ネプチューン）さんをゲストにお招きして、2024年のお話をしようと思います。

リブラ「2012年2月からずっとうお座にいらっしゃるネプチューンさん、うお座の支配星だからホームグラウンドでパワフルになっている上に、昨年3月8日からサターン（土星）さんもうお座に同居することになって人類にスピリチュアルな影響を大きく与えていますよね？」

ネプチューン「わたしが本来影響を及ぼすのは、不可視の領域だ。

夢、空想、幻想、イマジネーション、インスピレーション、スピリチュアルな世界などだ。

そして、うお座の役目もこの領域だ。

うお座は「意識を通してワンネスである」世界観を持っているから、

海王星の管轄である『夢、空想、幻想、イマジネーション、インスピレーション、スピリチュアルな世界』を共有して、みんなをひとつにする働きがある」

リブラ「物質的に存在しないものを共有するから、うお座は＜I believe.（わたしは信じる）＞なのですね？」

ネプテューン「まさに。人類は共通の夢や妄想やヴィジョンを信じることで、寄り集まり、協力し合い、進化してきたのだ。

信じることで粉砂糖ですら薬の効能を発揮する（プラシーボ効果）が知られているように、人間の意識が信じるモードになったときの効果は絶大だ。

それが１つの集団となり、一丸となって信じるエネルギーを発したときは、神羅万象・万物に作用して現象化する。

土星という具現化担当の天体がうお座に入った瞬間から、夢、空想、幻想、イマジネーション、インスピレーション、スピリチュアルな世界は、現象化するべく加速して動きだした。

そして、わたしネプチューンも、物質界に現れ実在しやすい形になるように支援することになった」

リブラ「それは描いた夢が現実化しやすくなると捉えてよいのですか？」

ネプチューン「そういうことだ。でも、気をつけなくてはいけない。

人間は自分たちの意識のスクリーンに描くものに関して、あまりにも無頓着だ。

現象化を望まないことまで意識に何度も上らせて、それが起こると嘆いたりショックを受けたりする。

もっと『自分の意識のスクリーンに描くこと』に対して注意深くあってほしいものだ。

土星は厳しく教育的を指導する天体だから、うお座にわたし（海王星）と同居しているときは、夢の具現化プロセスを通して『意識のスクリーンに描く』技術を指南する期間となるだろう」

リブラ「無意識レベルで思うことが勝手に意識のスクリーンに描かれたら、たいへんですね」

ネプチューン「だから、くれぐれも、心のボヤキや嘆きやネガティブな思考や感情に注意するべき期間と覚悟するのだ。

ただし、1回間違っていったくらいで大きく現象化することはないから安心しなさい。

心のボヤキや嘆きやネガティブな思考や感情に気づいたら、自分の望む『夢・イメージ・理想』を意識のスクリーンに描くことに切り替えればよいのだ。

繰り返すフレーズや強い念がこもった思いは、同じ周波数帯の波動と共鳴して集まり、具現化を促進するからとくに気をつけなければいけない。

この共鳴現象（類は友を呼ぶ現象）は、うまく使えば信じる力を強化してプラシーボ効果を集団的に引き出すことが可能だ。

リブラ「うお座のワンネス意識が働いて、信じていない人まで信じるような集団催眠（ヒプノティック・リズムの法則）が作動するからですね」

ネプチューン「悪くすると、望まない流れに巻き込まれて、ほしくもないものをほしいと錯覚して追い求め、変なところに流されることも起こってくる。

それを防ぐためにも、自分の望む『夢・イメージ・理想』を意識のスクリーンに描き、掲げておくことが大切だ。

それから、自分の望む『夢・イメージ・理想』に執着しないことも重要だ。

執着すると流れを止め、集合意識に合流できなくなるのだ。

また、執着の根底には『怖れ』があるから、執着すると『怖れ』たことを引き寄せやすくなる」

リブラ「自分自身の『夢・イメージ・理想』を掲げておけば、それを『信じる』ことで、ネプチューン（海王星）のパワーが神羅万象・万物に命を吹き込み、サターン（土星）さんが具現化に導き、わたしたちの真の『共同創造』が起こるのですね。

それでは、ネプチューンさん、うお座海王星とうお座土星が１～１２のハウスに入ったときの『スピリチュアリティと夢の具現化』のポイントも教えてください」

ネプチューン「現在１ハウスにうお座海王星が入っている人は、自分の望む『夢・イメージ・理想』を意識のスクリーンに描くことが大切だ。でも、けしてその現実化に執着しないこと。