あけましておめでとうございます、リブラです。
2022年の幸運とその具現化のポイントを、ジュピター(木星)さんとサターン(土星)さんから聞いてみようと思います。
リブラ「前回サターンさんは、『うお座が<わたしは信じる(I believe)>で真実の愛につながるのは、<われ在り(I am)>の状態で信じるときなのだ。自分がなくなった状態で何かを信じているのだとしたら、それは集団催眠にかかり、集合意識に流されているだけだ。そんなことを現実にやったところで、それは自分の人生を生きているのではなく、集合意識の妄想を具現化して振り回されているに過ぎない』とおっしゃってましたね?
このうお座の集合意識に流されやすい性質への対策にはみずがめ座の<わたしは知る(I know)>の力で、<わたしが信じる前には、わたしを知る>ことが必要と言ってましたが、具体的にはどのようにしたらよいのでしょう?」
サターン「みずがめ座は『新しいもの』と『自身の考え方に適うもの』に共鳴する。これはうお座の『信じるもの』と『ひとつになる』前に必要なステップなのだ。自分と共鳴しないものを信じたり、ひとつになろうとするのは耐え難いであろう。
みずがめ座は11番目の星座で「11」は「1~9」までの数字の枠を最初に超えるマスターナンバーだ。つまり、枠越えの使命を担った星座なのだ。
この星座にわたし(土星)がいる間は、『新しい情報』を『自身の考え方に適う』ようにカスタマイズして枠越えを促す、レッスン期間であるということだ。
誰しも2022年は『新しい情報』に刺激を受けて考え方が変わるような現実に遭遇する。そのとき、わたし(土星)はその情報に飲み込まれないように、『自身の考え方』と不協和音を起こすものとつながると抵抗を感じさせて知らせることにしている。
うお座木星効果で人とつながり愛や絆が結ばれることを幸せに感じるかもしれない。しかし、それは同時に自分と他者の違いや違和感を感じるスタートにもなる。
みずがめ座はその違いを知っても失望しない。無理して合わせようとしない。個を尊重するみずがめ座は、「自分の考え方」と「他者の考え方」が違って当然と考える。それでも共鳴する一致点見つけると無上の喜びを感じる。
みずがめ座がフレンドリーになるのは、コミュニケーションにおいて考え方の共鳴が起こるときだ。なぜ、それが好きなのか?なぜそれが嫌いなのか?なぜ、それを選ぶのか?自分なりの理由がちゃんと出せるのならば、『自身の考え方に適う』判断ができている証拠だ。
その理由が他者と違ってユニークなことを喜べるなら、みずがめ座土星のレッスンは合格だ。おうし座天王星との葛藤を統合に向かわせるところまでできたら、100点満点で卒業できる。
おうし座とみずがめ座の統合は、「独自の考え方」に加えて「自身の体感的な情報や心地よさ」も合わせて判断材料にしていくことで成される。そして、この葛藤(思考優先か、体感覚情報優先かの葛藤)を克服すると、思考が及ばない領域は体感覚情報を通して純粋な衝動や直感が降りて来るようになるだろう。
うお座木星の幸運の波に乗り、人間関係のつながりで心をひとつにする醍醐味を経験しても、独りになれば自分の軸を思い出すことができ、集合意識の感情に飲み込まれてしまう心配はない。
他者と共鳴することもできて自分軸を保てる安心もある状態が追い風になり、年末に到来するおひつじ座木星のチャレンジに向かうことができるのだ」
リブラ「それではジュピターさんはうお座を、サターンさんはみずがめ座を、それぞれホロスコープの1~12のハウスをめぐるとき、どのようにしたらよいのかアドバイスをください」
ジュピター「今(うお座運行中の)、わたし(木星)が1室(本人のハウスにいる場合、自分に対して寛大な心を持つことだ。良い気分になるような夢をイメージすること、想像を膨らませることを自分に許すと、そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「今(みずがめ座運行中の)、わたし(土星)が1室(本人のハウスにいる場合、自分の個性(自分らしい考え方)を追求することに現実的な努力を注ぐすべきだ。新しい情報に触れたとき、自分が何を考え、どんな反応をするのか知り、そこから自分らしい個性をイメージして現実な選択や行動をとってみるのだ。新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが2室(所有のハウス)ならば?」
ジュピター「自分の所有(物・環境・関係・能力・セルフイメージ)に対して寛大な心を持つことだ。所有することに対して夢を描きワクワクすることを許すのだ。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「所有(物・環境・関係・能力・セルフイメージ)を選ぶとき、そこに自分の価値観が現れると意識することだ。自分の個性を尊重し、そのイメージが活き活きと活躍するシーンを思い描き、それを実際の選択に反映させるのだ。もちろん、理想と現実の壁を感じて苦しむだろう。しかし、そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが3室(表現のハウス)ならば?」
ジュピター「自分を表現することに対して寛大な心を持つことだ。言葉、音楽、絵画、写真どんな表現方法でもいい。アナザーワールドにいる自分のイメージを降臨させることを楽しみ、表現することを許すのだ。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「新しい情報、それに対する自分の考えを表現することだ。当然、周囲と違う見解になることもあるだろう。表現したことに対する責任も発生する。しかし、そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが4室(基盤のハウス)ならば?」
ジュピター「精神基盤と生活基盤に対して寛大な心を持つことだ。日常生活のプライベートな時間に、厳しい現実から解放されるような安らぎや癒しや夢を与えることだ。何もしないでボォーとくつろぐことや瞑想するのでもいい。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「精神基盤と生活基盤に対して自分らしさを尊重するように現実的な改善に取り組むことだ。精神基盤が他人軸になっていると軌道修正を迫るような現象を招くだろう。「核となる考え方」や「軸となる信念」が自分に適合した形で精神基盤に備わっているのか、確かめる必要がある。そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが5室(至福と創造性のハウス)ならば?」
ジュピター「至福と創造性に対して寛大な心を持つことだ。想像力を発揮してイメージの世界で遊んだり、スピリチュアルな世界への好奇心や探求心を持つことに寛大になることだ。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「至福を感じ創造性が出てきたら、そこにどんな自分の個性が現れているのか追求し、形にしていくことだ。そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが6室(貢献のハウス)ならば?」
ジュピター「至福に感じたことをシェアすることも貢献だと思うことだ。想像力を発揮してイメージの世界で遊んだり、スピリチュアルな世界への好奇心や探求心が掴んだものを誰かにシェアしたいと感じるならば、それを実行することを許したらいい。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「至福の追求で発見した個性を才能に変わる(人にシェアできるレベル)まで磨くのだ。そしてその才能を貢献に活かすことにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが7室(対人関係のハウス)ならば?」
ジュピター「様々なタイプの人々とつながることや他者の反応に対して寛大な心を持つことだ。他者に対して抱くイメージは自分が決めていることに気づくのだ。そうすれば、その交流が良いイメージになるのも悪いイメージになるのも自分次第とわかって安心するだろう。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「自分らしさを対人関係に表すことだ。それを喜ぶ人もいて、それを嫌う人もいる。その反応を自然な態度として、相手の自由選択として受け入れるのだ。そうして残る関係こそ、共鳴し個性を尊重し合える交流ができる。そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが8室(共感のハウス)ならば?」
ジュピター「深い感情や共感を通わせることに対して寛大な心を持つことだ。深い感情や共感に言葉超えたサイキックな癒しのエネルギーが流れるのを感じてみるのだ。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「深い感情や共感を通わせることに対して現実的な取り組みをすることだ。自分自身の本音を伝えることも、相手の本音を引き出すことも、コミュニケーション能力を必要とすることに気がつくだろう。そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが9室(探求のハウス)ならば?」
ジュピター「未知の世界を探求することに対して寛大な心を持つことだ。未知世界の情報や知識を探求するプロセスで人とつながり、その心とつながり、ワンネスのイメージを得るだろう。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「未知の世界を探求することに対して独自性を発揮した取り組みをすることだ。未知の世界だからこそ、自由に型破りな探求ができるのだ。そういうときに1番役に立つのが俯瞰視点と枠を超える独自の発想であることに気づくだろう。そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが10室(天職のハウス)ならば?」
ジュピター「社会的な舞台で活動をすることに対して寛大な心を持つことだ。貢献であれ、仕事であれ、社会的舞台で活躍するチャンスがめぐって来たら、その流れに乗って(天と共同創造している安心感で)活動するのを自分に許し、楽しんだらいい。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「社会的な舞台で新しい流れ(情報、考え方)をもたらす活動に取り組むことだ。貢献であれ、仕事であれ、社会的舞台で活躍するチャンスがめぐって来たら、独自の発想やアイディアを発揮してみることだ。もちろん、周囲の反発を受けたり、責任を負うことも覚悟しなければならない。しかし、そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが11室(グループのハウス)ならば?」
ジュピター「組織やグループと交流することに対して寛大な心を持つことだ。仕事であれ、プライベートであれ、組織やグループと交流するチャンスがめぐってきたら、その縁につながること、ともに活動することを自分に許し、楽しんだらいい。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「組織やグループとの交流で新しい流れ(情報、考え方)をもたらす活動に取り組むことだ。組織やグループと交流するチャンスがめぐってきたら、独自の発想やアイディアを発揮してみることだ。もちろん、周囲の反発を受けたり、責任を負うことも覚悟しなければならない。しかし、そこにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
リブラ「それが12室(潜在意識~集合意識のハウス)ならば?」
ジュピター「自分自身の内面の感情に対して寛大な心を持つことだ。感情を感じることはそれがネガティブな感情であっても自然なことなのだと受け入れるのだ。ネガティブな感情は逃げたり、抵抗したりするほど拗らせて、感情を感受する力を下げてしまう。自分を責めずにネガティブな感情を感じきると、それがもたらす大きな学びを受けとり、「大いなる存在」と許しの意識でひとつになる。そこに幸運の種が蒔かれて育つことになるだろう」
サターン「自分自身の内面の感情や固定観念のパターンの理解に取り組むことだ。ネガティブな感情にまつわる記憶を辿り、出来事と繰り返されるネガティブな感情のパターンを暴き出すのだ。心を守ろうとして固定化した幼い頃からの未熟な考え方(習慣)が自分の可能性を封じていたことに気づくだろう。その習慣を手放することにトライすれば、新しい自分を発見し、その自分が現実に根を降ろし始めるだろう」
次回は「神話で読み解く12星座キャラクター;ふたご座編」、その後「ヒロインの旅」そして「プリズムオブリラ」の続きを予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。