こんにちは、リブラです。

今回はリサ・ロイヤル著「プリズムオブリラ―銀河系宇宙種族の起源を求めて」の解説です。

 

 

 

 

第2章銀河系宇宙一族の創造

 

「大いなるすべて」の一部が、琴座のプリズムを通過したことによって「創造の礎たち」が誕生し、後に人類へと発展することになる集合意識となった。「創造の礎たち」は、「大いなるすべて」の計画を忘却せずに覚えているブループリント的存在で、人類にとっては「親」や「神」のイメージの元型(アーキタイプ)であり、内なる陰陽のバランス意識でもある。

 

「創造の礎たち」は、物質次元に入った個別意識たちが3次元~4次元の肉体的な存在(人間型生命体)になれるように導き、分裂した意識の両極の統合は最初、琴座において試みられた。

 

琴座・ベガ・エイベックス・シリウス・オリオン・プレアデス、アルクトゥルス、ゼータ・レクチルは、銀河系宇宙一族にとって重要な位置を占める文明である。(琴座・ベガ・エイベックス・シリウスについては前回の記事を参照してください)

 

オリオン;シリウス、琴座、ベガ人の子孫で、地球(古代エジプト文明)と直接的になつながりを持つ種族。両極の統合が困難を極めた「戦場」。人民の霊的・物質的支配をもくろんだオリオン帝国とそれに対抗するために発展したブラックリーグ(霊的・哲学的傾向を持つ地下抵抗組織)の戦いは、陰と陽の葛藤のパターンとして、人間の輪廻転生のサイクルを通じて地球で繰り広げられている。

 

プレアデス;琴座人から分岐した種族。支配を嫌い文化的理想を分ち合うことを好み、ポジティブな面から物事を捉える傾向がある種族。ハートからの等価交換で成り立つ社会を実現した。地球人と遺伝的に最も強いつながりを持つ。この本やギャラクテックルーツカードの情報はプレアデス人のジャーメインがリサ・ロイヤルのチャネルを通して伝えたものである。

 

アルクトゥルス;地球が将来到達すべき理想の状態、あるいは元型を表している。アルクトゥルスは個別意識や惑星意識の癒しを助けており、基本的にその波動は「天使界」とみなされてきた6次元にある。「宇宙の助産婦」として物質世界の誕生と死のプロセスを助け、地球人を無条件の愛で支え、変容を支援している。

 

ゼータ・レクチル;思考を重視し感情を徹底的に排したため両極性のバランスを崩し、種の存続の危機に直面した。地球人を誘拐しゼータレクチル人とのハイブリッドのエササニ人(バシャールの種族)を創り出した。グレイと呼ばれる小人のような宇宙人。

 

宇宙人たちは、人類がつくり出した混乱状態の後始末をするために介入することはない。地球は巣立ち前のヒナのように自力で飛翔する時期にさしかかっている。

 

今や被害者意識を捨て、生来の神聖な権利(選択の自由)を行使しつつ、地上天国を創り出すときなのだ。宇宙人がわたしたちに思い起こさせようとしているのは、人類の持つ無限の可能性である。

 

自分の本質が「大いなるすべて」から分離した意識の一部であることも、その分離した意識を再び統合することがゴールであることも忘れてしまった現在の地球の人類は、とても孤立無援な状態だ(切り離されてしまった)という思いを心の中に抱えています。

 

でも、「創造の礎たち」は集合意識で、アルクトゥルスは天使的な存在として、見えない黒子のような立場でわたしたち地球の転生を支えています。

 

7年ほど前、ヤンタラ・ジローさん(シリウスから地球人にウォークインしたシンガポールのシンガーソングライター)のお話会に参加し、ヤンタラさんが14才の男の子の身体に突如入り地球転生を始めたばかりの頃のことを聞きました。

 

自ら望んでシリウス→地球の転生に入ったはずなのに、地球の醜悪さに耐えきれず早くシリウスに還りたくて、死んで転生を終了させることばかり考えていたそうです。そんなとき、ヤンタラさんに声をかけてきたのが3人組のアルクトゥルス人たちでした。

 

アルクトゥルス人たちに地球の人間社会の醜悪さをヤンタラさんが訴えると、アルクトゥルス人たちは「地球人の身体で聴く音楽は素晴らしいよ。試してごらん」とアドバイスをくれました。以降ヤンタラさんは音楽に携わる喜びを感じて、それを仕事にするようになったそうです。

 

「ワクワクすることをしなさい!」と地球の人類に導きを与える「バシャール」は、エササニ星の意識存在だと言っています。エササニ人は自然に発生した種族ではなく、絶滅の危機に瀕したゼータレクチル人が地球人との遺伝子交配で作ったハイブリッド種です。

 

ゼータレクチル人は知能やテクノロジーの進化を追求したあげく、感情を邪魔者扱いして徹底的に排除する方策を取りました。感情に邪魔されない明晰な頭脳を持ったゼータレクチル人を襲った難題が、種の保存の問題でした。

 

感情を捨てたかれらは親子の愛情なしに、機械を生産するように子どもを人工的に誕生させるテクノロジーを得たのですが、その子どもたちはかれらの予測に反し、育たなかったのです。

 

繫殖力の高い地球人とのハイブリッドならば、ゼータレクチル人の遺伝子を残せるだろうと一縷の望みをかけたのですが、やはり結果は同じで人工子宮から誕生後10日ほどで子どもたちは皆死んでしまいました。

 

そこでゼータレクチル人たちは地球人の子どもの育て方に着目します。かれらにとったら不必要と思われる愛情を、赤ちゃんにたっぷり注ぐ地球人の育て方に秘訣があるとやっと気づき、地球の女性を誘拐しては人工子宮で誕生したばかりのハイブリッドの新生児たちを抱っこさせるようにしました。そうして生き延びることができた子どもたちの種がエササニ人となったのです。

 

ロズウェルに墜落したUFOから捕獲されたグレイ(ゼータレクチル人)が唯一コミュニケーションを許したのも女性の看護師で、当時この女性看護師が損傷したグレイの身体について痛みはないのかと尋ねると、「これは代替可能なドールボディだから問題ない。地球人こそ、感情にまみれる身体に閉じ込められて憐れだ」と答えていました(マチルダ・オードネル・マックエルロイが遺したエイリアンエイリアンインタビュー)。

 

ゼータレクチル人は、感情まみれの身体に閉じ込められた劣った種と蔑んでいた地球人を観察して、かれらが捨て去った「感情」こそが種の保存に必須だったことを絶滅の危機に瀕してやっと気づいたのでした。

 

男性性(合理性・機能性・生産性)優位主義に突き進む地球人に対して、バシャール(ゼータレクチル人と地球人のハイブリッドから生まれたエササニ人)が「ワクワクすることをしなさい!」と繰り返すのは、かれらの祖先であるゼータレクチル人の二の舞を踏むなという警告でもあるのです。

 

このようにアルクトゥルス人にしてもエササニ人にしても、見えない次元でわたしたちを取り巻き見守ってくれ、必要なときは助言を与えてくれるのです。

その存在にわたしたちが気づいていないだけで、地球人たちは、今、銀河系宇宙一族から熱い視線を注がれています。

 

なぜかというと、琴座・ベガ・エイベックス・シリウス・オリオン・プレアデス・アルクトゥルス・ゼータレクチルなどの地球創生から深いつながりがあるこれらのヒューマノイドは、みんなすでに3~4次元を卒業し5次元以上にシフトしてしまっているからです。

 

すでに物質界の時間・空間の制限から解放され、意識存在としての進化のプロセスに移行しているこれらの銀河系宇宙一族にとって、地球の人類の分離のゲームは過去の自分たちの軌跡を見るようで応援したくなるのでしょう。

 

5次元シフトは2極性を超越しないと起こらないので、すでに5次元シフトを終えた銀河系宇宙一族の先輩たちはみんな「創造の礎たち」(集合意識)でひとつになっている感覚を持っています。

 

ですから、わたしたちが自力で5次元シフトをする様子を暖かく見守り、けしてあからさまな介入をしないのです。支配する者・支配される者の関係があったら、永遠に2極性の分離は終了しません。

 

不都合な現実をもたらす人や物や環境に被害者意識を発生させて対抗し、エネルギーを消耗している状態では意識の次元上昇(アセンション)は望めないのです。

 

自らできることで自身の感情のバランスをとり、思考も感情も身体の感覚も否定することなく、「ワクワクする(喜びの感情)」をバロメーターに選択していくことが「分離のゲーム」の攻略になると思います。

 

ひとりひとりが自身の「ワクワクする(喜びの感情)」を大切にしたら、わたしたちの集合意識に存在する「創造の礎たち」と喜びの波動で共鳴できるのです。

 

次回と次々回は「あなたの魂はどんな意図を持って~キローン編」、その後「ヒロインの旅」そして「プリズムオブリラ」の続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。