こんにちは、リブラです。
土星も木星もみずがめ座入りし、目視でわかるほど大接近しています(ここまで接近するグレートコンジャンクションは400年ぶりだそうです)。
そこで今回は、サターン(土星)さんとジュピター(木星)さんをお招きして「みずがめ座のグレートコンジャンクション」の傾向と対策について語ってもらおうと思います。
リブラ「サターンさん、ジュピターさん、ようこそ、リブラの図書館に。お二人一緒にお招きするのは初めてですね!」
サターン「なんだ、ジュピターも呼んでいたのか。試練の神と呼ばれるわたしと幸運の神と呼ばれるジュピターを一緒に招くなんて・・・。それではわたしの分が悪いではないか」
ジュピター「ワーッハッハッ。おもしろいではないか。わたしはサターンと違って寛大だから同席しても構わないよ」
リブラ「全く性質が異なるお二人がコンビでいらっしゃることで、土星と木星のコンジャンクションのニュアンスが伝わるのでご協力をお願いします。まず、お二人が1番違っているのはどんなところでしょうか?」
サターン「1年滞在して何を置いていったのかわからないうちに去って行くジュピターとは違って、わたしは具現化の神らしく、形や記憶に残る経験を2年半の間にしっかり置いていくよ。人々はあまりそれをありがたがらないけれども。
痛い思いをして転んで這い上がる経験というものは、現実を力強く生きるための自信につながなるのだ」
ジュピター「わかってないなあ。人間という生き物は、苦痛から学ぶばかりでは進化しないんだよ。未来に希望があって楽しみがあると思うからこそ、痛みに耐えられる。だからわたしは、明るい兆しを与え、希望の持つパワーを誰にでも分け隔てなく大盤振る舞いする。サターンは了見が狭くて、努力をしない者には何も与えないけれどね」
サターン「希望のパワーだけで物質界の具現化が叶うと思っているのか?そういう脳天気な性質も堅実なわたしとジュピターの大きな違いだな。努力に注ぐエネルギーと時間が物質界に具現化を起こすのだ。
わたしが試練を与えて成長を促し、人々がそれを乗り越えて具現化を体験して自信にする。
試練を乗り越える努力をしない者は、そもそも試練を受けとるのを拒んでいるのだから、望みの具現化もそれに伴う自信も与えようがないだろう」
リブラ「お二人ともかなり性質が違うということがわかりましたが、コンビで同じ星座で滞在するとどんな効果をもたらすのですか?」
ジュピター「いいこと聞いてくれるじゃないか。わたしの<希望がもたらすパワー>と<具現化力>の合体が起こるんだよ。
残念ながら、わたしがしてあげられるのは<希望がもたらすパワー>で気力を上げてチャンスを呼ぶことぐらいだ。
物質界次元の現象化に強く働くのサターンの力の方だ。
わたしとサターンが一緒にいることで、希望を描き、それに促されて楽しく行動すると望む具現化まで最速で進むのだ。
おそらく、単独の木星のときより具現化力が増し、単独の土星のときより楽しく最短の努力で結果が出るはずだ」
サターン「ジュピターに説明を任せるとメリットばかりでデメリットを言わないのだな。
木星と土星が一緒にいるときは、わたし(土星)の性質の方が強く出るのだ。
だから、木星と土星のコンジャンクションの恩恵を受けとれる者は、試練を受けとりそれを乗り越えるのに努力を惜しまない者、自分が望んだものに具現化の責任を負える者だけだ。
チャンスを受けとってもそのチャンスに伴う責任から逃げるようだと、チャンスも幸運も逃げて具現化に至らず終わるだろう」
リブラ「望むことの具現化への展開は、<希望がもたらすパワー>のおかげで楽しく最短の努力で結果が出るけれども、それが具現化するための努力も、その具現化に伴って生じる責任も負う覚悟もないといけないのですね」
サターン「わたしは具現化に伴う責任を与えることで人々を深い学びに導くのだ。それがわたしの目的だからだ」
リブラ「ジュピターさん単独だったら、望んだ仕事が人の縁でやって来て、すんなり就職できた!なんてことが起きるところが、サターンが一緒だとその仕事を覚えるには努力が必要で、その努力を惜しまなければ精神的にひと回り成長することになる・・・という感じですか?」
サターンとジュピター「そのとおり!」
リブラ「見解の一致を見たところで、今回はお開きにしましょうか。次回はみずがめ座にお二人がコンジャンクションしているということについて語っていただきたいと思います」
次回もこの続き「サターンとジュピターとの対話 みずがめ座編」を予定しています。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。