パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
創造的空虚
・宇宙の叡智の受容器としての新しい人物
「新しい人物」とは、生命のすべての粒子に浸透している宇宙の叡智、聖なる意識、キリスト意識などを、常に受け入れることができる「受信器」のような人物です。
新しい人物は、習慣的なものに囚われた知性で行動しません。
人類の進化における重要な踏み石の役割を果たすべく、知性は何世紀にも渡って開発されなければなりませんでした。
新しい人物として「受信器」になるには、内面の意識の高い領域に心を開き、それが展開することを許す必要があります。
そして、内なる体系をバランスのとれた状態にするのも必須です。
知性の力に偏り過ぎず、知性を「大いなる存在」の意識と統合するための道具として使うことが求められます。
わたしたちは内なる本質へ向かう旅のプロセスで、心と身体の意識を統合させるためにバランスのとれた意識状態とそれを理解する知性を身につけることになりす。
人類がこの地球上で食物連鎖のトップに君臨する覇者となり得るのは、わたしたちの優れた大脳のおかげです。
弱肉強食のこの世界で最強の武器は、戦うための牙や爪でもなく、万物を巧みに駆使して有利に生き残る知性だったのです。
ですから、わたしたちの生存本能由来の意識であるエゴは、思考を生き残りの道具に使うことが得意です。
あまりにもよく使うので、おそらくエゴは思考を自分の手足だと思い込んでいるでしょう。
でも、それはエゴの錯覚です。
わたしたちの身体も知性も感情も、安楽に生き残りたいエゴのためにあるのではなく、唯一無二の個性をこの世で表現し自己実現したい魂意識の計画のためにあるのです。
占星術のてんびん座神話に出てくる<金の時代>も旧約聖書のアダムとイブが育った楽園も、神と人間が当たり前に交流し、自然界は常春で労働の必要もなく、豊かな万物を存分に享受できる環境が描かれています。これがユニティ(合一)の時代です。
神と分離するサイクルに入った2万6千年前(レムリア末期→アトランティス)から現在に至るまで、人類の集合意識は「怖れと喜び」、「光と闇」が分離して存在する「分離の時代」を経験してきました。
神から分離して「怖れ」や「闇」を体験する転生のゲームを、わたしたち人類はしてきたのです。
その「分離の時代」は、神の代わりに「知性」がわたしたち人類に豊かさや楽しさや安心を与えてきました。
1万3千年もの周期はあまりに長いので、そこで転生を繰り返すうちに(エゴは身体に宿る意識体なので死によって消滅せず、転生を繰り返して進化します)神の代わりに「知性」を頼って生きる確実さに慣れてしまったのです。
そして、ほんとうは2012年12月21日に分離の時代からユニティ(合一)の時代に移行するサイクルのはずが、まだ、わたしたちの集合意識は「分離のゲーム」に興じているというわけです。
今年2020年末には、まだ「分離のゲーム」で遊んでいたい人々と新しい「ユニティ(合一)のゲーム」を始めたい人々がハッキリと2極化するといわれています。
「分離のゲーム」はエゴが主導で思考に頼るシステムで、新しい「ユニティ(合一)のゲーム」は神と共同創造のシステムなので、「知性」の使い方がまるで違います。古い「分離のゲーム」を手放さずに新しい「ユニティ(合一)のゲーム」で遊ぶことはできないのです。
新しい「ユニティ(合一)のゲーム」では、身体も心も神からの信号を受けとる受容器として使います。
「知性を「大いなる存在」の意識と統合するための道具として使うこと」が必要なので、それに怖れを抱いたり、自身の内なる神(魂意識)の存在を否定する状態では、受容器で受けとったサインを理解することはできません。
いま、この地球に転生している人々は一人残らず、この「分離のゲーム」から新しい「ユニティ(合一)のゲーム」のシフト期を体験したくて生まれています。
ですから「ユニティ(合一)のゲーム」に必要な受容器(内なる神=魂意識)は必ず備えてあります。
それを起動するか、しないかだけは本人の自由選択になっています。
この受容器を起動させるには、損・得とか、善・悪とか、優・劣などを優先して判断するジャッジメントのスイッチをオフにしなければなりません。それは、他人や社会に対してだけでなく自分自身へのジャッジメントもやめることを意味します。
ジャッジメントスイッチをオンにしてしまうと自動的にエゴが知性を働かせてしまうからです。
「それでは物事を判断したり、選択するとき何を基準したら良いのだろうか?」という疑問が湧きますよね?
そんなときは、「愛こそ法なり」という呪文を唱えてから、知性を使い判断・選択しましょう。
この呪文が「『愛』という2極性のないものを判断基準に据えて考えるよ!」という宣言になり、エゴがしゃしゃり出るのを封じてくれるのです。
これを日常生活のすべてに採用していると、自然に『愛』を判断基準に思考が回るような回路ができてきます。
そうするといつでもどこでも、心の中に怖れを紛れ込ませない限りは受容器(魂意識)はスイッチがオンの状態になり、神からのサインを無限に受けとれるようになります。
たとえ心に怖れが突風のように舞い込んできても、心をニュートラルな状態に整えてから『愛』を判断基準に知性を使えば大丈夫です。
魂意識が受けとるそのサインが「ユニティ(合一)のゲーム」で遊ぶためには必須なのです。
次回は「フレディ・マーキュリーのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。
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