こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。

 

意識:創造の魅力

・ネガティブな創造からの出口

 

エゴの制限の構造は、破壊的な衝動を抑えて自らを守るためです。

意識が至福と真実のうちに拡大するときのみ、その構造は取り除かれます。

 

成長して進化するにつれて、この構造化(エゴの制限のしくみ)により混沌を排除するようになります。

こうして一時的にせよ、意識は内なる混沌(ネガティブな感情)から守られるのです。

 

このとき、この構造化(エゴの制限のしくみ)を越えて混沌を覗き込めば、ネガティブな創造からの出口を明らかにすることができます。意識のプロセスは、破壊的な創造から本来の意識状態(拡大する至福)の創造へと振り子を戻せます。

 

自分が破壊的な創造を行っているのに気づく(ネガティブな感情に苛まれて痛みや苦痛を感じる)とき、意図して意識の反転(痛みや苦痛ではなく自分自身の幸せを中心にする意志を持つこと)を試みれば、創造力は成長し、聖なる自己が霊性を発揮して道を示してくれます。

 

それが聖なる自己の導きでなのかそうでないのかは、そのときの感覚でわかります。

緊張し固執し締め付けられる感覚ではなく、リラックスして落ち着き自信に満ちた感覚が聖なる自己の導きにはあります。

 

なぜなら、聖なる自己の示す道の可能性は潜在的な現実として存在しており、それを志したときには実現可能となるように用意されているからです。

 

「内面には至福しかない」という状態を保ち、聖なる自己のもたらす感覚に波長を合わせると創造は力となり具現化します。

 

「自分自身の幸せを中心にする意志を持つ」と必ず浮上してくるのは、「どうやってするの?できるはずない!」「そんな環境ではないから」「周りに迷惑かも?」という「制限の思考」です。これはある意味当然の反応なのです。

 

なぜなら、エゴは生存本能由来ですから生きていくために「有利なこと・都合の良いこと」が最重要課題で、生存に「不利なこと・不都合なこと」は極力避けようという「しくみ」を構造化しているのです。

 

「破壊的な創造が起きたら生存の危機だ」とエゴは考えて、創造力のすべてを制限するように働くのです。

その制限も意識が至福と真実のうちに拡大するときのみ取り除かれる」ことになりますから、枠を超えるようなことをしようとする無意識に「制限」が作動するようなしくみを構造化しているわけです。

 

コインを入れてボタンを押せば好みの飲み物が出てくる自販機の「しくみ」と同じくらい、自動的に「制限の思考」が浮上する「しくみ」なのです。

 

この無意識に作動する「しくみ」に気づく瞬間が「自分自身の幸せを中心にする意志を持つ」ときで、必ず「制限の思考」と葛藤します。葛藤は不安・焦り・怒り・悲しみなどのネガティブな感情を発生させますから、こういうときは冷静な判断がしづらく、ついエゴの思惑通りの自動設定の「制限の思考」に誘導されることになります。

 

誰でもこれを俯瞰的に(第3者的に)眺めれば、「制限の思考」に邪魔されて「自分自身の幸せを中心にする意志を持つチャレンジ」を見送っていると、一生「制限の思考」の囚われ身になることは明らかだと思います。

 

エゴが「制限の思考」で「自分自身の幸せを中心にする意志を持つチャレンジ」を阻止するのは、煙が発生すればそれが魚を焼く煙であっても警報を鳴らしてしまう警報機と同じ反応です。それを理解すれば「制限の思考」でネガティブな感情に囚われることはないでしょう。

 

警報機が鳴るからサンマを焼かないなんて言う人はいませんよね?警報が正常作動しているのを確認して切れば済むことです。

生存に「不利なこと・不都合なこと」は極力避けたいエゴが、役割通り危険を知らせていると理解すれば良いのです。

 

エゴを忠実な「生存」担当の下僕と考え、「生存だけが人生の目的ではない」と主人として「自分自身の幸せを中心にする意志を持つチャレンジ」の決定を下せば良いのです。

 

エゴは忠実な「生存」担当の下僕ですから、敵に回してはいけません。味方にするのです。

「生存」の危機を忠実に知らせてくれる仕事ぶりは認めてあげるのです。

 

でも、何を自分の人生に持ち込むかの決定権は、主人としての自分にあることを忘れてはいけません。

エゴの「制限の思考」に揺らがない「自分自身の幸せを中心にする意志を持つチャレンジ」ができれば、「生存に有利・都合いい」だけの人生ではなく、「ほんとうの自分」である「聖なる自己(魂意識)」が主導の人生が展開します。

 

「聖なる自己(魂意識)」は、今生の設計者ですから「幸せな人生」に至るコースを知っています。

だから、「聖なる自己(魂意識)」の導きに従っていると、不思議な自信に満ち、安らぎやリラックスを感じながら、創造力を発揮することができるのです。

 

「自分自身の幸せを中心にする意志を持つ」ときネガティブな感情を発生させる「制限の思考」に気づいたら、エゴの「生存」の危機のお知らせに感謝しましょう。

 

そして、主人としての自覚を持って冷静に「それはほんとうに生存の危機に関わるのものなのか?」を、「いま、ここ、現在」に根を降ろした感覚を持ちながら考えてみましょう。

 

それがほんとうに「生存」の危機に関わり、「いま、ここ、現在」の自分が対処できるものならそれに取り組むことが主人として「幸せの責任」です。いまを生きられなければ、幸せになることはできません。

 

そしてその問いの答えが「直接の生存の危機に関する警告ではない」ならば、エゴの「制限の思考」の誤作動と判断して「自分自身の幸せを中心にする意志を持つ」コース選択するのです。

 

そのコースには、必ず魂意識が設定した最高の人生が用意されています。

 

次回は「フレディ・マーキュリーのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。