パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
意識:創造の魅力
・自己を宇宙霊(大いなる存在)として経験するための3つの条件
宇宙霊(大いなる存在)である自己のほんとうのアイデンティティーを認識し経験するには、3つの基本的事柄が欠かせません。
1.宇宙霊(大いなる存在)に同調すること。
マインドを静め耳を傾けようと意図すると、宇宙霊(大いなる存在)は活性化します。
すると、空虚さの中に圧倒的な充実(内なる生命の源が豊かな感情で満たす)を感じる体験ができます。
そして宇宙霊(大いなる存在)が絶えず臨在していることを、その無言の囁きの中に認識し始めます。
宇宙霊(大いなる存在)を遠い現実として体験しようとしている間は、その身近さを体験できません。
2.破壊的な意識のネガティブな部分を十分体験して、理解すること。
それは、無力に感じている状態から、人生をあらゆる点で自らの創造物と見る状態への転換です。
自ら創造したネガティブなものに目を向けてそれを認めるならば、宇宙的自己の存在は活性化します。
3.意識的な思考のプロセスは、宇宙霊(大いなる存在)に触れる最初のきっかけです。
無意識的な思考(観念、思い込み)でも、意志による意識的な思考でも、創造は同じように行われます。
思考能力は、宇宙のマインドの創造的プロセスと実際のところ同じです。
宇宙霊(大いなる存在)を自己として体験するには、まず、無意識な思考がどのようにマインドのプロセスをネガティブに使い、破壊的な創造を行ってきたのかを知る必要があります。
それがわかれば、次に意識的な思考で人生で創り出したいことが明確に表現できます。
創造的に思考を使えば、自己の内の豊かな源泉を利用することができます。
既に(自分が)創造したもの、できなかったものを思考のプロセスで逆に辿っていくと、見えなかった創造の方法を発見することができます。
宇宙霊(大いなる存在)としての自己を経験するなんて大それたことって、思いますか?
でも、スピリチュアルな方法を使って夢を具現化しようと考えているなら、避けては通れない道です。
物理学者のアインシュタイン博士も「わたしたちの生き方には2通りしかない。奇跡など全く起こり得ないかのように生きるか、すべてが奇跡であるかのように生きるかである」と言っています。
すべてに奇跡を起こせるのは宇宙霊(大いなる存在)ですから、自身の人生に奇跡を起こしたいならば、自らの内部につながる宇宙霊(大いなる存在)との絆を認めなくてはなりません。
それが見えず・触れず・聞こえなくても、宇宙霊(大いなる存在)が自己の内部にあること認めることが前提条件です。
それを否定した瞬間から、全く奇跡が起こり得ないかのように生きる道を選択したことになります。
残酷ですけれど、どちらかしかないのです。
いままで、わたしたちはその中間があるかのように誤魔化されてきましたが、どちらかしかないのです。
わたしたちは、年末にクリスマスを祝ったり、新年初詣にお参りに行ったりしますが、目に見えない高次元存在をほんとうに信じてそうしているかと言えば、定かではないですよね。
あの感覚で宇宙霊(大いなる存在)のご利益にあずかろうとしても、無効です。
まず、前提条件として「自分の本質が宇宙霊(大いなる存在)なのだ」と認めないと、始まらないのです。
それを認めると「1.宇宙霊(大いなる存在)に同調すること」は、簡単になります。
自身の本質は非物理的次元に存在すると認めたことになりますから。
心を静かに瞑想している状態=「1.宇宙霊(大いなる存在)に同調すること」ができていることに、疑念を抱かなくなります。
心を静かに瞑想している状態が続くと、いつでも自身の心を安定させる自信がつきます。
この自信はとてもパワフルです。いつでも「1.宇宙霊(大いなる存在)に同調すること」ができるのですから。
宇宙霊(大いなる存在)は、無条件の愛の源泉なので同調していると深く満たされて、欠乏感と決別できます。
そして、物質次元の欠乏感は、ほんとうは宇宙霊(大いなる存在)とのつながりを忘れていたから起きたのだと気づくことでしょう。
瞑想しても深い愛の充実を感じられないときは、「2.破壊的な意識のネガティブな部分を十分体験して、理解すること」が必要です。
焦りや怖れや不安や怒りなどのネガティブな感情を産み出す意識が活動しているときは、宇宙霊(大いなる存在)との同調を阻んでしまいます。
ネガティブな感情を避けずに十分感じた後、同じ感情の体験を遡って観察してみるとよいでしょう。
繰り返し起きているネガティブな感情の記憶からパターンを見つけることができれば、無力に感じている状態から、人生をあらゆる点で自らの創造物と見る状態への転換可能です。
もう、そのネガティブな感情の記憶に怯えることはないのです。
火元がわかれば、消火は簡単だからです。
ネガティブな感情は、かつて起こった嫌な事がまた起きないように警報を鳴らしているだけなのです。
ネガティブな感情に邪魔されずに宇宙霊(大いなる存在)と同調できれば、意識的な思考に基づく共同創造が楽しめます。
わたしたちが意識できる思考はほんの一部です。
そのほんの一部で考える範囲で限界や制限をつくり、「無理だ」「不可能だ」「絶望だと」と考えてしまうのです。
でも、脳の神経細胞のネットワークの可能性は、無限に拡がっています。
意識的な思考の限界を感じたら、潜在意識の方にそのテーマを投げてバトンタッチすればよいのです。
できない方向で考えるのではなく、「こうなったらいいな」という完成形のイメージを潜在意識に送って、そのプロセスは脳全体に自動的に考える指令を出しておくのです。
こうしておくと、ふいに読んでみたくなった本に答えが書いてあったり、出かけたくなった場所にいったら、必要なもの人や物やチャンスに出会えたりということが、シンクロニシティとして起こってきます。
テーマを与えておくと24時間体制で答えを探してくれるという機能を、わたしたちの脳は備えているのです。
いま、ここでで顕在意識がきることはやっておき、できないことは潜在意識に任せる、宇宙霊(大いなる存在)に任せる姿勢をとっていれば、自然に共同創造がなされて奇跡の現実を受けとることができるのです。
「3.意識的な思考のプロセスは、宇宙霊(大いなる存在)に触れる最初のきっかけです」ですから、そのつもりで意識的な明るく気分のよくなる思考をしていきましょう。
考えたくもない思考を自動的にぐるぐる巡らせていたら、宇宙霊(大いなる存在)に触れるきっかけを失ってしまいます。
考えたくもない思考がよぎったら、むしろ意識的な思考で冷静にそれを分析してみましょう。
「いま、ここ、現在」で対象できることはして、過去や未来の手の届かないこと、答えが出ないことは宇宙霊(大いなる存在)に任せましょう。
次回は「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。