パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
エゴと宇宙の力のつながり
・宇宙の生命原理と「忘れやすい」エゴ
「エネルギーと意識」は、宇宙の分かつことのできない力として現れます。
この力は、わたしたち全員のうちにある創造的な生命原理です。
しかし人間は、この創造的で神聖な力の意識的なつながりをしばし失い、内なるハイアーセルフよりも、限定されたエゴを信頼してしまうのです。
宇宙の生命原理は、生命そのもので、それは呼吸し、動き、振動する、あらゆるものの本質です。永遠の運動であり、無上の喜びであるのです。絶えず、自己を創造し、永続させます。
すべての個々の意識は宇宙の意識です。
意識が個別化するプロセスにおいて、その存在が「大いなる源」とのつながりの記憶。の限界点を超えると、分離が起こります。
個別の意識は存在し続け宇宙的な意識を含んでいますが、自己の本性や法則や能力を忘れがちになります。
そして、生命原理とのつながりを忘れてしまった部分は、分離したエゴとなります。
生命原理は「自律的な意識」や「エネルギー」として現れます。それに気き始めると「自分が分離した存在と思ったのは幻想だった」と思い出します。
「自律的な意識」や「エネルギー」は、骨の折れるプロセスに煩わされていたり、束縛されり、目の前のことに没頭した状態にあると現れてくれません。
生命原理の基本的特徴は「自発的である」からです。努力や強制で生み出されるものではなく、体内の未知のもの、自律的なもの、不随意なプロセス(意志によらないプロセス)から、創造性の「エネルギー」として発揮されます。
わたしたちが「生命原理」を忘れずに覚えていたら、エゴがどんなことを囁いても惑われず、「本来の自己」であるハイアーセルフの導きを信頼して幸せな人生を生きるでしょう。
でも、わたしたちの魂(本質)は、全知全能の宇宙の創造主の分霊です。
そんな「人間ゲーム」はすぐ飽きてしまいます。
だから「『本来の自己』を忘れて、思い出す」こと、「物質界の自分」しかない(「大いなる源」と分離している)と思い込むエゴとの共存のシステムを加えて、難易度を上げたのでしょう。
実は、エゴの方も創造主の「自分を忘れて思い出す」ゲームに利用されているだけではないのです。
この地球上の物質にはあらゆる「霊」が宿っていて、それがエゴの始まりです。
初めは鉱物のような無生物に、次は植物に、プランクトンに、魚に、両生類に・・・鳥類・哺乳類・・・人間に飼われる家畜にペットにと次々と宿る身体を変えて転生し、家畜やペットの転生で人間社会を見学して人間の転生を望むと、ヒトの子として誕生するチャンスを得るのです。
このチャンスを得るまでの道のりは物凄く長いので、エゴも人間転生への思い入れが強いのです。
しかし、エゴにとって人間の転生は試練の連続です。
それまでどんな物に宿っても、その存在(身体)の主として君臨できました。
ところが人間転生に限っては、「大いなる源」の分霊の魂と共存しなければならないのです。
いままで1つの身体を自分だけで支配していたエゴとって、全知全能の存在の下僕として同居するのは経験のないことばかりです。
地球上に生きる動物の生存本能としてのキャリアは長くても、物質界に存在しない主人の下で働くときは、それ以上のことを要求されるのです。
それでも、エゴは人間転生を切望します。なぜかといえば、「永遠の命」が欲しいからです。
生存本能が主な仕事のエゴにとって、「永遠の命」ほど魅力的なものはありません。
「永遠の命」の魂意識と共に人生を歩むことで、いずれエゴは「この世は物質界だけでなく、意識界と精神世界もあることを悟る」までに進化するのです。
ただし、エゴの方にも「転生すると自分を忘れる」ルールは適用されるので、進化のために魂意識と共に人間転生を選んだことを忘れます。
だから、目に見えないハイアーセルフの導きもまやかしだと思って信用せず、宇宙の生命原理の「自律的な意識」や「エネルギー」を使って生きる道に抵抗するのです。
そんなエゴも、物質次元での成功体験があれば信じて宇宙の力を採用するようになります。
ですから、宇宙の生命原理の「自律的な意識」や「エネルギー」が現れやすい舞台設定をしてあげると、意識界や精神世界のエネルギーの活用に協力的になります。
「生命原理の基本的特徴は『自発的である』からです。努力や強制で生み出されるものではなく、体内の未知のもの、自律的なもの、不随意なプロセス(意志によらないプロセス)から、創造性の「エネルギー」として発揮されます」
物質界の物や人に振り回されたり、束縛されたり、それに没頭していたら、意識界や精神世界のエネルギーを受けとることは考えられなくなってしまいます。
たとえそんな現象に遭遇しても、「心の自由は、わたしのもの」という気持ちを持ちましょう。
それから、「自発的な行動」(自ら選び進んで行動)することを意識しましょう。
「自発的な行動」のお膳立てには、「自分が選んだ」という意識を持つとよいです。
「しなければならない」を死語にして、「わたしがこれを選んだからやっている」と認識するのです。
「しなければならない」とか「させられている」という意識状態では、宇宙の生命原理の力は発揮されませんが、「わたしがこれを選んだからやっている」という意識で行動すると「自律的な意識」や「エネルギー」が働いて、エゴもひれ伏すパワーが引き出されるのです。
次回は「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。
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