こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。

 

エゴ、ローワーセルフ、ハイアーセルフ;3つの声のための瞑想

・仲介者としてのエゴ

 

瞑想が真に効果的である場合には、人格の基本的な三層が積極的に関わっています。

 

1.意識的な知識や意志のすべてを持った意識的なエゴのレベル(ポジティブなエゴ:ローワーセルフ)

 

2.全能であることを無視して、破壊しながらも、それを主張している利己的で無意識的な子どものレベル(ネガティブなエゴ、インナーチャイルド:ローワーセルフ)

 

3.卓越した知恵や力や愛をもちつつ、人生の出来事を包括的に理解している超意識的な宇宙レベルの自己(ハイアーセルフ)

 

効果的な瞑想では、意識的なエゴは、無意識的で破壊的自己と、超意識的で宇宙的自己との両方を仲介して活発にします。

 

その瞑想は2つの方向がセットであります。ひとつは、

意識的なエゴが仲介者として働くために、無意識の利己的な自己が自ら自己開示し、自己表現するのを許さなければなりません。

 

もう一つは、意識的なエゴの限界を超える力を持つ、高次の宇宙的自己に向けられたものでなければなりません。

利己的な子どもが自己開示によって現れたとき、それを完全に認識するには、宇宙的自己の導きが必要になるからです。

 

まず、観察者としてのエゴが相互作用を求め、ネガティブな側面に触れてそれをさらけ出すことにコミットします。

それと同時に、観察者のエゴは、宇宙的自己に助けを依頼します。

 

そして、利己的な子どもの自己開示が始まったら、観察者のエゴは「意識を強化してください」と宇宙的自己に頼みます。

そのワークの目的は、利己的な子どもの根底的な誤解のために払っている大きな代償を見つけることです。

 

これは、単なるリラクゼーションのための瞑想ではなく、意識的でしっかりと目的が決まった瞑想です。

だから、かなりハードルが高いですよね。

 

いきなり、利己的なインナーチャイルドの嘆きや苦情を聞くのも苦痛ですし、宇宙的自己(ハイアーセルフ)を呼び出すことは、至難も技だと思います。

 

こんなときは、太陽星座のイメージを理想的に拡大したものをハイアーセルフのイメージにして、月星座のイメージをインナーチャイルドのイメージにすると、ビジュアライズしやすいと思います。

 

おひつじ座

インナーチャイルド;やんちゃで無鉄砲、無邪気。

ハイアーセルフ;最速で救出を成し遂げる恐いもの無しの金毛羊

 

おうし座

インナーチャイルド;マイペースで贅沢で頑固なお姫様。

ハイアーセルフ;美女で王女で神に愛されて生涯豊かさの中で楽しく暮らすエウロパ

 

ふたご座

インナーチャイルド;気まぐれ、いたずらっ子、落ち着きがない。

ハイアーセルフ;人間の双子と神の血筋のいいとこ取りで、人間ゲームの達人ポルックス

 

かに座

インナーチャイルド;繊細で怒ったり喜んだりが忙しく、人見知りする。

ハイアーセルフ;心の隅々までわかって決死の覚悟で、危機のとき飛び込んで来てくれる大蟹カルキノス。

 

しし座

インナーチャイルド;気位が高くて強そうに見せるけど、ほんとうは臆病。

ハイアーセルフ;気迫で人喰い獅子を素手で倒した勇者ヘラクレス。

 

おとめ座

インナーチャイルド;ルール違反に厳しいけれど、自分まで窮屈にしてしまう優等生。

ハイアーセルフ;大地の女神の母と冥界王の夫の両方から愛されて、都合よく2つの世界に守られるペルセフォネ。

 

てんびん座

インナーチャイルド;どっちの肩も持ってしまい、結論が出せず中立に逃げる。

ハイアーセルフ;神と人間が共存した金の時代の美意識のバランス感覚を知る天秤。

 

さそり座

インナーチャイルド;好き嫌いが激しく、嫌いなものには容赦なくとどめを刺す。

ハイアーセルフ;殺されたオリオンの無実を訴えて、星座に上げてもらって永遠の恋人にしたアルテミスの真実の力。

 

いて座

インナーチャイルド;打たれ弱く、失敗するとへこんでしまう。

ハイアーセルフ;共感力も思考も働き、人間に尊敬され神にも愛され努力知らずの奇跡のヒーラーキローン。

 

やぎ座

インナーチャイルド;損得勘定が強く、支配的。空想が苦手。

ハイアーセルフ;どんな逆境からでも下剋上して、必ず狙ったものを手に入れる具現化力No1のパーン。

 

みずがめ座

インナーチャイルド;理想主義で理屈っぽくて頑固。

ハイアーセルフ;神の国から俯瞰視点で人間界を眺めるガニメデス。

 

うお座

インナーチャイルド;妄想癖。被害者意識。

ハイアーセルフ;危機的状況でも、化けた魚の尻尾をリボンで結んでファンタジックに逃げたアフロディーテとキューピット。

 

次回は「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。