こんにちは、リブラです。

今月23日から土星(サターン)がみずがめ座入りします。

 

わたし自身の土星がみずがめ座なので、2度目のサターンリターン(土星回帰)の到来です。

久々に土星(サターン)さんをお呼びして、トランシットの土星のみずがめ座入りについて聞いてみようと思います。

 

リブラ「サターンさん、現在やぎ座にいらっしゃいますがもうすぐみずがめ座に移動になりますよね?

どんな感じなのか、お話聞きたいです。

わたしにとっては2度目のサターンリターンの到来であり、12室~1室(本人のハウス)の土星入りですから、いま1番の関心事です

 

サターン「もうすぐとはいっても、いまはまだ、わたしはやぎ座にいるから、やぎ座土星の話をしよう!」

 

リブラ「ええ?やぎ座モードのサターンさんはケチですね」

 

サターン「ケチで言っているのではない!わたしは現実主義だからね。足元で起きていることを無視して未来を語ることはしない。

リブラさんもアセンダントにみずがめ座土星を乗せているのだから、少しはわたしの配慮を理解してほしい」

 

リブラ「ははぁ、なるほど。サターン(土星)さんの支配星座が元々やぎ座で、今度移動するのがみずがめ座ということで、<みずがめ座の土星>というのは、元々やぎ座傾向(現実的・慎重・保守的・ケチ?改め合理的・機能的・忍耐強いなど)のサターンさんが、みずがめ座傾向(進歩的・自由主義・論理的・個人的・友好的・頑固・反骨精神・新しもの好きなど)の装いをするというか、みずがめ座キャラになるという感じですね」

 

サターン「現実的で慎重でも、革新的な言動や行動で古くて役に立たない体制を壊して新しい流れに作り変えるのだ」

 

リブラ「モーツァルトのホロスコープは、太陽と土星と水星がコンジャンクションでみずがめ座に集結しています。もしも、その反対側の位置でしし座海王星とハードアスペクトをとっていなければ、もう少し落ち着きがあって、借金に悩まされることなく、長生きできたのかもしれません。あのように素晴らしい曲をたくさん残してはくれなかったかもしれませんが。」

 

サターン「海王星(夢)と土星(現実)の葛藤は、モーツァルトの魂が好んで設定したアスペクトだからそれはそれでいいのだよ。

みずがめ座に太陽も水星も土星とコンジャンクションだから、いささかみずがめ座寄りではあるが、堅苦しい宮廷音楽の世界に新しいか風を送り込み、今の時代にまで愛されているということは、時間の淘汰に勝ったのだ。

こんなところは、みずがめ座とやぎ座の共同創造の性質だろう」

 

リブラ「みずがめ座土星というのは、古いもののよいところは残しつつも役に立たないものは、新しい風を吹かせることで駆逐する性質があるのですね?」

 

サターン「そのとおり。だからこそ、いま、起きていることをしっかり見て置くやぎ座的視点が不可欠なのだ。

やぎ座の慎重さ保守性が災いして前に進めなくなっていることがあるのか?ないのか?

 

それをちゃんと見極めて置かないと、やぎ座土星の究極的な現実を突きつけられて右往左往しているうちに、みずがめ座土星の革新的な嵐がやってくると思考停止状態になってしまうだろう」

 

リブラ「たしかに、やぎ座に冥王星が2008年に入って以来、ずっと厳しい現実が突きつけられていましたが、ようやく土星がやぎ座からみずがめ座に移行する間際になって、これでもかとコロナ旋風が世をかき乱しているわけですからね。

みずがめ座オンリーの視点だったら<古いものはすべて新しく!>でしょうが、そこに土星が関わってくると<今ある現実とつなげながら>という条件が付くのでしょうか?

 

サターン「そんな感じだな。足元も見ずに天ばかり仰いでいても、みずがめ座土星の働きに混乱するばかりだろう」

 

リブラ「やぎ座とみずがめ座の両方の視点で物事を眺めないと、残すべきものと新しく変えるべきものが見えて来ないということですか?」

 

サターン「本来、人間には現実を直視して未来の方向性を定める機能と、俯瞰的に全体性を眺めてうまくいっている所と滞っている所を見つける機能が備わっているはずだ。

ところが、長き渡るやぎ座の天体の影響で目の前の出来事の対応でいっぱいいっぱいになりがちだ。

その影響にどっぷりハマっている人には、みずがめ座土星は破壊者にも救世主にもなり得るのだ」

 

リブラ「どうやって、今の現実を直視して未来の方向を定め、俯瞰して滞っている所を探したらよいのでしょう?」

 

サターン「それには、やぎ座的な現実の捉え方とそれを活かしてみずがめ座の俯瞰視点の扱い方がわからないといけない。

長い話になるので、それは次回にするとしよう」

 

次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説を、その後「みずがめ座土星のヴォイスダイアローグ」を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。