こんにちは、リブラです。
今回は、今、巷をお騒がせしているウイルスについての第3弾です。
新型コロナウイルスの感染拡大も困ったものですが、それにどう対処したらよいのかわかないというのが、多くの人々の恐怖をもたらしているのでしょう。
インフルエンザウイルスだったら迅速な検査ができるので、発熱していて症状がある状態でしたらほぼ間違いなく陽性に出て、タミフル等の抗ウイルス薬で増殖を抑え、自宅で安静にしていれば身体の免疫力で回復します。
新型コロナウイルスの場合は、迅速な検査ができないPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法しかなく、ウイルスの増殖を止めるための効果的な薬がありません。
検査結果出るまでの間は、待つことしかできませんし、この特殊な検査は今のところ指定の医療機関でしか扱っていないので、疑わしい人が全部受けられるようにもなっていません。
「新型コロナウイルス」を特定する方向でやろうとすると、感染拡大する速さに追いつけないでしょう。
「何だかわからないウイルス感染症の重症化を阻止する」目的で検査をしていく方が、安価で迅速な対応できるように思います。
「新型コロナウイルス」は、香港で流行ったSARSや中東で流行ったMERSもですが、重症化するときは肺炎症状が出てきます。
この症状のとき、胸部のレントゲン撮影をすれば、肺炎を起こしているかどうかはわかり、入院が必要か否かは明確になります。
同時にこのとき血液を採取して、CRP(炎症反応)と血球数算定と白血球分画の検査をしていれば、細菌性の炎症なのか、ウイルスの炎症なのかは、判別がつきます。
細菌性の炎症ならば白血球数は当然上がりますが、ウイルス性ならば白血球数は正常もしくは減少します。
レントゲンで肺炎の特徴的な画像が出ていて、CRPが高値にもかかわらず白血球数は正常もしくは減少していたら、それは細菌性の風邪ではなく、ウイルス性の感染症である可能性が非常に高いということがわかります。
さらに、血液像(白血球分画)を見て、リンパ球が減少していたら、新型コロナウイルスやSARSやMERSやエイズウイルスによく現れる結果が出ていることがわかります。
コロナウイルスの感染の仕方はエイズウイルスとよく似ていて、免疫力の要であるリンパ球に目がけて襲い掛かるのです。
免疫システムから潰しにかかる、まるで知能があるかのようなアクションをします。
コロナウイルスはリンパ球の精鋭部隊を叩いておいて増殖するので、肺はウイルスだけでなく細菌感染にも曝されます。
そして、免疫システムが最終兵器で一気にウイルスをやっつけてしまおうと暴走し、サイトカインストーム作戦を決行するに至ると、きわめて重篤な状態になります。
これから新型コロナウイルスの感染が拡がったら、医療機関は発熱した人々が溢れるでしょう。
その場に行くときは、感染リスクの高い現場に入ることだという認識を持たないと危険です。
新型コロナウイルスは、肺炎に陥らないことが大切です。
ですから、悪寒や発熱が出た場合は初期の段階でちゃんと休養し、身体を暖めて白血球が活性化する状態をつくり、水分をしっかり補給しましょう。
家族の中で風邪症状の人がいる場合、空気感染を防ぐためにオゾン発生器(3千円ぐらいで売っています)を部屋置くのもよいと思います。二酸化塩素を発生させる空間除菌の薬剤もありますが、値段が高くなっているようです。
オゾン(O3)は、酸素のフリーラジカルを使って酸化させるので、塩素よりも殺菌(ウイルス不活化)力が強く、安価に空間消毒ができます。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説を、その後「ウイルスってどんな奴か?」の続きを予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。