こんにちは、リブラです。

今回も、2020年の数秘の続きです。

 

今年は「20」がダブルで「2と0」の組み合わせが強調されています。

「0」は創造主(神、ソース、大いなる存在)を表し、「2」は女性性を表します

今年は「女性性で大いなる存在とつながること」が強調されているのです。

 

前回までのお話で、太古のころ「神聖な女性性」が存在したことを思い出していただけたかもしれません。

「大いなる存在・神・創造主・ソースエナジー」の愛を最も純粋に受けとれるのは、「女性性」のエネルギーでつながるからです。

「与える性質」同士よりも、「与える受けとる」の相互の関係でエネルギーを循環させるのが、「大いなる存在」のやり方です。

 

長きにわたる分離時代の風習で「与える(男性性)者」が価値があり、「受けとる(女性性)者」はそれに従わなければならないという観念を誰もが心の中に刻んでしまうようになりました。

 

分離の時代は、「見えるもの・聞こえるもの・触れるもの・感じられるもの」が価値あるもので、「見えず・聞こえず・触れず・感じられないもの」は価値のないものとして扱われてきました。

 

神も愛も神聖さも、「見えず・聞こえず・触れず・感じられないもの」なので、すっかり蔑ろにされ、この世に存在しないものと化してしまったのです。

 

でも、わたしたち人間は完全に神も愛も神聖さも手放すことはできません。

内なる神は、この瞬間も、ずっと愛の源泉になり、神聖な波動を放っているからです。

 

どんなに欲しいものを手にしても、愛する人が傍にいても、しばらくするとなぜか心が空虚になるのは、内なる神(形ある神としてのほんとうの自分)に背を向けているからです。

 

「与えること(男性性)」と「受けとること(女性性)」は、ほんとうは等価です

そしてこの2つは「与える受けとる」の相互の関係でエネルギーを循環しているのが、この世の法則です。

 

「与えること」は「受けとること」の存在があることで成立します。

「与えること」をしたときに、自分自身がパワフルになったような気分になりますよね?

 

給与明細を見たときに、税金が「引かれている!」と思うのと、「この税金で社会の弱者は救われている=わたしは与えている」と思うのでは、自身のセルフイメージの膨らみ方が全然違うと思いませんか?

 

「与えている」と思うとセルフイメージは拡大するのです。

つまり、「受けとること」は「与える者」のセルフイメージ拡大に働くのです。

これも「神聖な女性性の力」です。

 

かぐや姫のお話では、けして「与える者になりえないチャレンジ」を求婚者たちに課していましたね。

かぐや姫はこの世のものではないから、彼女と等価になるためには人智を超えるような過酷なチャレンジによってバージョンアップできないと、求婚することさえ叶わないのです。

 

「与える者」は「受けとる者」の存在でパワフルなセルフイメージが備わります。

たとえ、「受けとる者」が見えなくても、感謝を返してくれなくても、です。

それが「与える受けとる」の自動循環システムです。

 

「受けとる者」が感謝や喜びを表現したら、「与える者」のセルフイメージはさらに拡大します。

こんな見えないエネルギーの循環が働くから、お金もちはチャリテイーをしてセルフイメージを拡大して豊かさの流れにつながり、貧しい人はもらうことを望むからセルフイメージ拡大のチャンスから遠ざかるのです。

 

聖書でも、「富める者は益々富み、貧しき者は持っている物でさえ奪い去られる」という言葉があります。

これはセルフイメージが森羅万象・万物を引き寄せる(受けとる)器になっていることを表します。

 

もしも、「与えること」は苦手じゃないけど、「受けとること」は苦手という方がいましたら、その人は自分自身の「受けとる力」が神聖でないと無意識に思い込んでいる可能性があります。

 

それは「神聖な女性性」が備わってないのではなく、分離の時代に刷り込まれた「間違った男性性」が原因です。

エゴが「男性性優位の社会」で生き残っていくために、「与える側になれば支配でき、受けとる側になると支配される」と思い込みを手放さないので湧いてくる思いです。

 

「神聖な女性性」が備わっていると意識して(人類すべてに備わっています)「受けとる」と、「与えた」側のセルフイメージ拡大のチャンスを「与えた」ことになりますから、「受けとっていても」自らのセルフイメージ拡大することができます。

 

受けとることで、与える側にセルフイメージ拡大のチャンスを与えている」ということに気づけば、「神聖な女性性」がどんなに人を進化成長に導いているのか気がつくはずです。

 

2020年は<2+0+2+0=4>で、数秘4は安定と豊かさの数字のエネルギーを持っています。

この世の人工物は四角形構造が多いし、名刺もパソコンのフレームも本も黄金比率の長方形でできています。

人類が無意識にこの形を好むのは「4」という森羅万象・万物に愛され豊かになる数字だということ知っているからです。

日本人は死という発音から忌み嫌いますが、西洋ではfortune(フォーチュンの「フォー」で、運の良さをイメージさせる数字です。

 

今年は、自らの「神聖な女性性」を意識して「受けとること」を楽しみ感謝して、「与えた側」にセルフイメージ拡大のチャンスを「与え」ましょう。そうすれば、神からも森羅万象・万物からも愛される1年が約束されます。

そして、「4」は基礎・基盤の数字でもあるので、「神聖な女性性」の基盤を今年作れば、今後もその流れに乗れることを表します。

 

次回は、「ベートーヴェンのホロスコープ」のお話を予定しています。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。